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ビワの移植について
ビワの移植について 直径30センチ位の鉢に植えてあるビワの移植を検討しています。 高さは3メートルぐらいです。 鉢の下から地面に根を伸ばしている状態です。 鉢の下の根を切って、別の場所に移植することは可能でしょうか。
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移植は可能ですが今からは開花時期に入りますから、今は移植をしない 方が無難です。確かに鉢底から根が出ていると言う事は、既に鉢内では 根が一杯になっている証拠腕、出来るだけ早い時期に移植をするように したいのですが、先ほども書いたように時期としては悪いので、このま ま越冬をさせて3月か6月に植付けをされた方が確実と思います。 植付け時期は書いた通りですが、問題は御自分で移植が出来るかと言う 事です。現在使用されている鉢のサイズは、ビワの高さから考えると適 しているサイズとは言えません。理想としては最低でも直径1m程度の 鉢が必要で、そのサイズでも3年に1度は植替えが必要です。今回移植 を考えられている事は正解だと思えます。 現在の高さでは一人では無理ですから、家族総動員で作業する必要があ ります。家族総動員で出来るかどうかを考えるため、下記に手順を書き ますから、家族総動員で行うか造園屋に依頼するかを決めて下さい。 ビワが生育するために必要な条件は、日当たりと水はけが良い場所で、 少し粘質の土壌が適しています。また植付け後に乾燥気味で管理が出来 る場所を好むので、そのような場所を移植前に探します。 場所が決まったら穴を掘りますが、現在の大きさから考えると最低でも 直径が1mで深さも1mの穴を掘る必要があります。 鉢からビワを外したら、根鉢の土を全体の1/3ほど崩し、傷んだ根や 不要な根を剪定鋏で切って整理をします。 掘り上げた土の半分に腐葉土を混ぜ、残りの土には何も混ぜないように します。穴の半分に腐葉土を混ぜた土を入れ、足で軽く踏み固めます。 次に何も混ぜていない土を残らず穴に入れて下さい。すると土が盛り上 がるはずです。ビワの場合は高植え(地面より高くなるように植える) にするので、盛り上がった状態で構いません。 穴の中心に根鉢が入る穴を掘り、その穴に根の整理が終わった根鉢を入 れます。根鉢の上が少し土が覆う感じにします。 周囲に土手を作りますが、これは水遣りをした時に水が逃げないように するための物です。 次に倒れないように支柱を立てます。本来は3本の杉丸太で固定します が、改定では二脚鳥居か1本支柱で構わないと思います。 支柱が立て終わったら、先ほどの土手に水を十分に入れます。浸みこん だら再び水を入れ、十分に水が浸透するように何度も入れます。 根が張り出して安定するまでは最低でも1ヶ月必要で、天気の悪い日を 除いた日は水切れを防ぐため朝か夕方に水遣りをします。 1m程度なら一人でも出来る作業ですが、3mとなると移動も難しくな るので、可能なら造園屋さんに全てを依頼された方が確実と思います。
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- ipponnhiba
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今の時期でも出来ますが一番いいのは3月ごろですよ 鉢から出た根っこを切る事になるのでそれに見合った量の枝も切り落としてあげると上手く付くと思いますよ。 移植を嫌うので移植先はしっかり考えて植えましょう。
お礼
参考になりました。非常に丁寧なご回答をありがとうございます。ただ、都合により3月までは待てないので、枝を切って小さくして運ぶつもりです。