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苦土石灰と消石灰について
苦土石灰と消石灰について どういう使用用途によって使い分けしてますか? また、粒状の物と砂状の物との違いについて教えてください。
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>苦土石灰と消石灰について どういう使用用途によって使い分けしてますか? また、粒状の物と砂状の物との違い ↓ 火山が多く、雨の多い日本の国土は、土が酸性になっています。 一方で、野菜が好む土壌は、弱酸性か中性であり、稀に弱アルカリ性もあります。 そこで、野菜の栽培と育成に合うように、石灰(アルカリ)を土に混ぜ込みPH度調整をします。 石灰の有効期間は約6ヶ月ですが、使用量が多すぎると土壌をアルカリ性にしてしまうので注意します。 その石灰には大きく分けて、苦土石灰と消石灰があります。 <一般的には、使い易く、薬害のリスクが少ない苦土石灰が多く用いられる> ◇苦土石灰 アルカリ分が53%以上 苦土(マグネシウム)を含む 1m3あたり一握り(約100g)使用が基本<土壌のPH度&野菜によって変える> 種蒔きや苗の植え付けの4~5日前でも使用可です。 ◇消石灰 アルカリ分が80%以上 カルシウムを含む 使用する量は苦土石灰の半分程度 一度に多量に使用すると土が固まり、野菜の根が成長出来ないので注意する。 薬害が出やすいので、種蒔き・苗の植え付けの2週間以上前までに使用する。 ※代表的な野菜の土壌 酸性に強い :じゃがいも・カボチャ・サツマイモ・スイカ 酸性にやや弱い:ダイコン・カブ・ごぼう・トマト・ピーマン・きゅうり・オクラ・小松菜・ハクサイ 酸性に特に弱い:ニンジン・インゲン・枝豆・えんどう・ほうれん草・ワケギ・たまねぎ・やまいも
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- lions-123
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NO-2ですが、土壌の件で追加質問がありましたのでお答えします。 ナスは水・肥料を好み、土壌への耐性(PH6~6.5が適性:7が中性、数値が低いほど酸性)は有りますので、余り気にしませんが、やや酸性程度を好むようです。 補足しますと、土壌のPH以上に連作障害に弱いので、実際の生育や収量には前作に「なす」は勿論ですが「トマト・ジャガイモ」等の同種科系の野菜を栽培した畑・土壌は避けます。 (どうしても連作をする場合は、天地返しと土壌を良く耕して日光消毒し、早めに苦土石灰を鋤き込み、土壌に堆肥・腐葉土を加えて連作障害の抑止を行い、苗も接木苗を使うと良いでしょう。) http://www2.odn.ne.jp/afn-sensyu/AEC/wakuwaku/saien/yasai/nasu/nasu.html
- tpg0
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苦土石灰と消石灰は、どちらも酸性土壌の中和を目的とします。 違いは、苦土(マグネシウム)を含むかの違いです。 マグネシウムはリン酸の吸収を助ける効果が期待出来るので、肥料の一種と考えられます。 また、粒状である事で土壌を硬くしにくいです。 対して、消石灰は粉状ですから土壌の表面からまんべんなく酸性土壌を中和させるのに向きますが、石灰は土壌を硬くさせる性質があるので多用する際は他の土壌改良剤も使い土壌を硬化させない注意が必要です。 消石灰は「乾燥剤」にも良く利用されてますが、水分を吸収すると発熱する性質があるので注意してください。 食料品の湿気防止に使われてる乾燥剤も消石灰の表示があるならガーデニングに利用出来ます。 マグネシウム補給の必要がないなら消石灰で酸性土壌の中和剤に使い、マグネシウム補給と酸性土壌中和目的なら苦土石灰を使用する使い分けが良いです。
お礼
回答ありがとうございます。
- ipponnhiba
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消石灰は速攻で効きますので植え付けの直前だと根が当てられて腐ってしまいます くど石灰はマグネシュウム(窒素リン酸カリの次に必要な肥料分)が入った石灰でゆっくり効きます 砂状って言うものはどんなのですか 粉状ですか? 取り合えず粒だと撒くとき埃が立たないですねアルカリ性なのでのどに来ますしね ただ、細かい方がよく混ざりますね
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
ちなみに、ナスは酸性に強いんでしょうか?