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支払利息の延滞について
皆さんこんにちは。 私の父は小さな町工場を営んでいるのですが、昨今に不況で受注が落ち込み、2~3年程前から資金繰りが悪化しました。銀行に対しては元金返済を一時減らしてもらうことをお願いして何とかしのいできました。しかし最近になって、銀行に対する支払利息の返済までもきつくなってきました。ここに来ていよいよ支払利息の延滞を申し込まざる得なくなってきたのですが、知り合いからは支払利息の延滞をすると銀行から自己破産を促されると言われてしまいました。支払利息の延滞を申し込むということは、かなりの覚悟が必要というか「賭け」なのでしょうか。私の父はまだまだ事業意欲は旺盛で何とか事業を続けたいと望んでいますし、後継者も決まり日々事業改善も取り組んでいます。 支払利息の延滞を申し込んだ場合、予想される銀行の対応について、どんなご意見でも結構ですのでご教授頂けないでしょうか。宜しくお願い申し上げます。
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経営に苦しんでいる中小企業の経営者の方は多いと思います。銀行によっても、いろいろなタイプがあります。下記のベストセラーになった加冶将一先生の「借りたカネは返すな」(企業向け)が、特に役立つと思いますので、一読をお奨めします。
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- ng001
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ご存知のように銀行のお金は預金者から預かった大切なお金です。銀行はそれを運用して、その利益を元金と一緒に返還する役目を負っています。 銀行は金融当局からは不良債権を一掃するように指示されながら、もう一方ではこの不景気に貸ししぶりをしないように言われています。この二つを両立させるのはとても困難なことです。もちろん景気がよければいくらでも貸し出すさきはありますが、儲かっていない企業にお金を貸すのは難しいのです。 とはいうものの、銀行もお金を貸さないことには自分たちが食べていけませんから、見込みのあるお客は大切にします。お尋ねのケースでは詳細がよく分かりませんが、利息を払えなくなるというのはかなり追い込まれた状況だと推察します。 これを銀行がどのような目で見るかは、今後の展望次第だと思います。常識的にはとても容認されるものではないと思いますが、今後の事業展開や後継者、あるいは具体的な資金繰り改善の見込など明解に説明できますか? 一生懸命頑張るとか、信じて欲しいなど、具体性にかける説明ではだめです。 今が悪くても将来の展望が明らかであれば、銀行も人の子ですから助け舟を出してくれると思います。しかし展望が大雑把であったり、銀行を説得できるような内容でないと、銀行としても資金を回収せざるを得ないのではないでしょうか。 このあたりは、自分が金貸しになって、貸した人が返済を待ってくれと言った時にその言葉が信じられるかどうかを想定されるとわかりやすいかと思います。 視点をかえれば、銀行に言われる前に自ら廃業したほうが傷が小さくて済む場合もあります。いずれにしても利息が払えないのは事実なのですから、将来の展望をはっきりさせた上でご決断されるしかありません。
お礼
ng001様 御礼が遅れまして大変申し訳ありませんでした。 その後父は銀行に何度か足を運んだのですが、銀行からまさにng001様と同じことを言われたそうです。 確かに銀行も人の子ですし、企業を倒産させることは銀行にとっても損失のはずだと思います。 ここは真摯な態度で事業改善の見込みをしっかりとした再建計画に盛り込み銀行にお願いにあがらないといけないと思っています。 ng001様、的確なアドバイスを頂きほんとうにありがとうございました。
お礼
kenk789様 御礼が遅れまして大変申し訳ありませんでした。 kenk789様にご紹介いただきました「借りたカネは返すな」という本を読んでみました。 知りたいことがほとんど書いてありまして、大変勉強になりました。その中には支払利息を延滞するときに気をつけるべき点が詳細に書いてありました。 大変素晴らしい本をご紹介いただきまして感謝しております。さらに勉強をして何とか苦境を乗り越えたいと思います。 kenk789様、どうもありがとうございました。