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世界(人類)の終わりを描いた本
世界(人類)の終わりを描いた本で面白いものがあればご紹介ください。 私はあまり本を読むほうではないのですが、ネビルシュートの「渚にて」が好きで何度も読んではしみじみとした終末気分に浸っています(^^) あと新井素子の「ひとめあなたに」も好きです。 ですので同じテーマを扱った小説等がありましたら読んでみたいと思います。 よろしくいお願いします。
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光瀬龍さんの「百億の昼と千億の夜」なんかどうでしょう。 SFですが、壮大なスケールと何とも言えない荒涼感がいいです。 その中で「阿修羅」がとても魅力的に描かれています。 それを元にして萩尾望都さんが同名の漫画を描いておられますが それも素晴らしい作品に仕上がっています。
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- nayuta
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星新一「ぼっこちゃん」の中の「ある研究」、「ショートショートの広場」の中の「海」(9巻くらい出てるのですが…何巻目かは忘れました。すみません) どちらもショートショートですが、ラストが印象的(映像が見えるよう)な凄く味わい深い作品です。 cosmaさん、ごめんなさい。 「ぼっこちゃん」の中の「ある研究」と答えましたが 調べたところ、間違いであることがわかりました。 正しくは「妖精配給会社」の中の「ある装置」です。 「渚にて」に通じる雰囲気があって印象的なラストはこちらです。 うろ覚えな記憶で答えてしまってすみませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。星新一は一時期はまって随分読みました。「ある研究」も読んだはずなんですがどんな内容かはタイトルだけではピンとこなくて(^^;)。読み直してみたいと思います。 それから「海」は海がじわじわと浸食してくる話ですよね。回答をみて思い出したのですが、しみじみとしておっしゃるように味わい深い話でした。 ショートショートもこのテーマの穴場ですね。再発見させていただきました。ありがとうございます。
補足
紹介していただいた作品がそれなりの数になりましたので締め切りたいと思います。短期間でたくさんの回答をいただけてとてもうれしく思います。14日の時点で教えて頂いた作品は今日本屋で見たのですが一つも置いてなかったです(T-T)。新しい作家やジャンルを読む絶好のきっかけだと思いますのでネットでまとめて買うことにします。今月来月と終末読書月間(^^)になりそうです。皆様回答ありがとうございました。
世界の終わりという内容とはちょっと距離がありますけど 西村寿行さんの「蒼茫の大地、滅ぶ」はどうでしょうか。 スケールはともかく、テーマとしては終末ものと同様かと思います。 日本の東北地方がイナゴの大軍に襲われて壊滅する、という話です。 おおまかなストーリーは、東北地方の壊滅に至るまでの事象を描いているのですが そこに出てくる様々な人達の人生観や使命感を見事に描いています。 昨今の政治家に読ませたい作品です。 SFと言うより社会派と言ったほうが適切な作品ですが もちろん、グイグイ読んでいける展開で読む人を飽きさせません。 この作家さんの作品は、女性が読むには少し露骨すぎる描写もあるのですが 発表された時期によって作品の質がずいぶん異なりますので 「濫觴の宴」など、この時期のものはどれもお勧めです。
お礼
回答ありがとうございます。 社会派と聞くとちょっととっつきにくく感じますが、おっしゃるようにグイグイ読ませるものならきっと面白いのでしょうね。この作家はまったくの初耳ですし、チャレンジしてみようと思います。ありがとうございます。
>人類の終わり --というよりは「新たな始まり」と言ったほうがよいのかも知れませんが。 「幼年期の終り」(アーサー・C・クラーク)ハヤカワSF文庫
お礼
回答ありがとうございます。この作品と作者は有名ですよね。でもこれもまだ読んでなかったのです(^^;)。この機会に読んでみたいと思います。ありがとうございます。
- dawasa
- ベストアンサー率35% (19/54)
>しみじみとした終末気分に は決してひたれないと思いますが グレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』早川文庫 人類が究極の終わり方をしてますね。 これを読んだ後にマンガですが 諸星大二郎「生物都市」(『彼方より』集英社に収録ですがこの本だとやや高いかな。他にも収録本はありますがいまちょっとタイトル不明) を読むとますますおもしろいと思う。 どちらもSFのスタンダードでもあるので読んで損はなし。
お礼
回答ありがとうございます。 >人類が究極の終わり方をしてますね。 うーん、どんなのか気になります。"しみじみ"ではなく壮絶な感じなのでしょうか。グレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』試して見たいと思います。 諸星大二郎の漫画は数は多くないですが読んだことがあります。独特の雰囲気があって面白いですよね。これも探して読んでみたいと思います。ありがとうございます。
- huyou_77
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少し変わった視点になってしまいますが、菊地秀行さんの「風の名はアムネジア」はいかがですか?崩壊していく話ではないですが、人間の知能が消失するとこんな風になるのかもしれないと言うリアリティのある作品です。 また、以前に少し違う視点ですが、似た質問がされていますので、そちらの回答の方も参考にされてはいかがですか?(私は、No.6で回答しています。) 以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。
お礼
回答ありがとうございます。「風の名はアムネジア」はアニメで見たことがあります。詳細は忘れましたが、面白かったという記憶があるので原作はさらに面白いんでしょうね(たいてい原作のほうが面白いものだと思っています)。読んでみたいと思います。 また、以前にも同じ質問があったのですね(--;)。検索したつもりだったのですが。こちらも参考にしたいと思います。ありがとうございました。
- michiko1960
- ベストアンサー率60% (3/5)
こんばんは。「渚にて」私も大好きな作品です。長い間読んでいないので、もう一度読みたくなってきました。冷戦による核戦争勃発後のアメリカで、生き残った人々のその後を描いたロバート・マキャモンの「スワン・ソング」などはイかがでしょうか。まさに血脇き肉踊るといった感じで、私は最後まで夢中になって読みました。
お礼
回答ありがとうございます。 >「渚にて」私も大好きな作品です。 うれしいですね(^^)。有名な作品だと思うのですが、"好きだ"という人にあったことがなくて…(読んだという人にもあったことがないです.映画はあるんですが)。 ロバート・マキャモンは「少年時代」を書いた作家ですよね。これは期待できそうです。読んでみます。ありがとうございます。
- kissa
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筒井康隆 虚構船団 をお勧めします。というより、筒井さんの作品は全般的にお勧めです。ある意味で終末思想が全編漂っています。久しく日本のSFは低迷していると言われる中、彼の作品を読むと、とてもとてもそんなことは言えなくなります。
お礼
回答ありがとうございます。筒井康隆…こちらも本屋ではお馴染みの名前ですが読んだことのない作家です。「虚航船団」ですね。文庫があるのがうれしいです。ぜひ試してみたいと思います。 >筒井さんの作品は全般的にお勧めです。 とのこと。本は好きで本屋にはよく通っているのですが、どうしても好きな作家、というか読みなれた作家の作品にかたよってしまうんで新しい作家が開拓できそうで、ありがとうございます。
- xjd
- ベストアンサー率63% (1021/1612)
当然読んでいると思いますが。 「復活の日」小松左京 数十年前の作品ですが、今の世界情勢と遺伝子工学の発達で最近ますます 現実味を帯びてきましたね。 いつまでも読んで楽しめるSFであってほしいものです。
お礼
回答ありがとうございます。 >当然読んでいると思いますが。 恥ずかしながら読んでません。小松左京…名前だけは知ってるんですが読んだことないんですよ。読書家ではないもので(^^;)。"当然"とおっしゃるほどですからきっと面白いんでしょうね。こちらも文庫なのでぜひ試してみます。ありがとうございます
- norimasa_m
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池澤夏樹の「楽しい終末」をお勧めします。 われわれの生活を哲学的に考察しながら、それでいて難解ではなくすっと読ませてくれます。その上、読んだ後、いろいろ考えさせてくれます。
お礼
回答ありがとうございます。池澤夏樹…本屋で見かける名前ですがまだ読んだことありません。新しい作家が開拓できるかも(^o^)ありがとうございます。文庫が出ているのようなので早速買ってみようと思います
お礼
回答ありがとうございます。「百億の昼と千億の夜」は萩尾望都の漫画で読んだことがあります(内容うろ覚えですが…)。原作があったんですね。 >壮大なスケールと何とも言えない荒涼感 いいですねー(^^)。こちらも文庫で出ているようなので早速試してみたいと思います。ありがとうございます。