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薬学を勉強しているのですが、フロセミドはpH8.6∼9.6にする(pH
薬学を勉強しているのですが、フロセミドはpH8.6∼9.6にする(pHが6.45以下になると白濁する)、カンレノ酸カリウムはpH9-10にする、塩酸ブロムヘキシンはpH3.0∼5.0にする、メシル酸ナファモスタットはpH3-4にするなど構造を見てもなぜそうするのか理由が分かりません。まず、なぜ酸性にしたりアルカリ性にするのかすら分かりません。 あと、他の医薬品でも言えることかも知れませんがカンレノ酸カリウムはどうしてカリウムが加わっているのですか?カンレノ酸ではだめなのですか? また、どうしてブロムヘキシンは塩酸が加わっているのですか? 説明が下手な上、初歩的な質問で申し訳ないのですが教えていただけませんか?
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- elpkc
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>なぜ酸性にしたりアルカリ性にするのかすら分かりません 製剤、原薬の安定性を保つために必要であるということです。 この物質は何故酸性側が安定なのかということ等については、物質ごとにより異なるので、 一般的な回答は困難です。 液剤の場合は、pHにより沈殿が発生したりしますからね。 >カンレノ酸カリウムはどうしてカリウムが加わっているのですか?カンレノ酸ではだめなのですか? また、どうしてブロムヘキシンは塩酸が加わっているのですか? 合成や単離した際にその酸塩やアルカリ塩として得られるか、 水への溶解性によるものです。 そのも物質自体の安定性による場合もあります。 ブロムヘキシンの場合、プロムヘキシンに塩酸を作用させて塩酸塩を得ます。
「化学」カテより「生物」カテの方が適切だと思います。 なお、 >カンレノ酸カリウムはどうしてカリウムが加わっているのですか? これは前段に、 >カンレノ酸カリウムはpH9-10にする と書いてありますから、遊離の酸では達成出来ないでしょうし、水溶性も保てないでしょう。 一般に、水溶性の目的で液性を決定することも多いです。 輸液に混ぜると遊離の酸や塩基でも溶けてしまうので、容器内で濃度の高い場合に液性を調節する必要があるのでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 次にこのような質問をする場合は「生物」のカテゴリーで質問します。
補足
>遊離の酸では達成出来ないでしょうし、水溶性も保てないでしょう。 とはどういう意味なのでしょうか?もう少し詳しく説明していただけると嬉しいです。 >輸液に混ぜると遊離の酸や塩基でも溶けてしまうので、容器内で濃度の高い場合に液性を調節する必要があるのでしょう。 輸液に混ぜると遊離の酸や塩基でも溶けてしまうと回答していただいていますが、どうして遊離の酸や塩基で溶けていてはいけないのですか?ここもよく意味が分からないので教えていただけませんか?
補足
>液剤の場合は、pHにより沈殿が発生したりしますからね。 沈殿が発生したらどうなるのですか?沈殿が発生したらpHが変わるということですか?そもそもなぜ沈殿ができるのですか? >ブロムヘキシンの場合、プロムヘキシンに塩酸を作用させて塩酸塩を得ます。 塩酸塩を得ると回答していただいていますが、塩酸塩を得ると水に溶けやすくなるのですか? そもそもブロムヘキシンを水に溶かすとどうなるのですか?沈殿ができるのですか? そのあたりのメカニズムすらよく分かっていないので、高校生でも分かるくらいになるべく分かりやすく教えていただけると嬉しいです。