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進学塾と学習塾、どちらを選ぶ?
- 進学塾と学習塾、どちらを選びますか?小学3年生の女の子を持つ母親が、来年4年生になる頃に塾に通わせるか悩んでいます。進学塾に通う人が多い背景や夜遅くまでの勉強に対する疑問、子供の意思や親の意向など、さまざまな要素を考えながら、どちらがいいのか悩んでいます。
- 子供の進学を考える際、進学塾と学習塾の選択は重要なポイントです。進学塾に通うことで私立中学進学や一貫教育ができる可能性がある一方、夜遅くまでの勉強や親の意向とのバランスが難しいという課題もあります。どちらを選ぶかは、子供の意思や学習環境、親の考え方などによって変わるので、慎重に検討する必要があります。
- 進学塾と学習塾、どちらがいいのか悩む母親の声が挙がっています。進学塾に通うことで将来の進学や就職にプラスになる可能性はあるものの、夜遅くまでの勉強や子供の意思とのバランスが難しいというデメリットもあります。一方、学習塾は少人数制や自主学習のサポートなど、より個別に学習をサポートしてくれるというメリットがあります。どちらを選ぶかは、子供の性格や目標、学習スタイルに合わせて検討する必要があります。
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学習塾の講師をしております。 私が在籍している塾は個別指導で、進学(中学受験)希望の生徒も単に学校の成績を上げたい生徒も、両方とも見て参りました。 その経験から、私の意見を書かせて頂きます。 お子さんの進路ですが、恐らく中学受験をお考えかと思います。 まず考えて頂きたいのは、それは親御さんのご希望ですか?それともお子さんが切に願っている事でしょうか。 お子さんが自分から通いたいというはずが無い…とお考えという事は前者だと仮定させて頂くのですが、もしその状態でしたら、進学塾か学習塾かという選択はお子さんに委ねるべきと思います。 親がその気にさせるというのは確かに良い事です。 ただ、それが本当にお子さんのためになるかをまず考える必要があります。 中学から私立に行って、そのままエスカレーター式に大学まで…結果としてこれがプラスになるお子さんも多くいらっしゃいますが、中学までは普通に公立へ通った方が幸せだというお子さんもいらっしゃいます。 難しいのはその「見分け方」ですが… まずは「本人がどう思っているのか」というのが最大のポイントです。 もう10年近くお子さんと付き合っているお母様ですからおわかりかとは思うのですが、小学生とは言えもうお子さんの自我は大人とさほど変わりません。自分のやりたい事が、明確ではなくても心では分別できています。 中学受験というのは、よほど実力のある子でない限りは寝る時間はもちろん、友達と遊ぶための時間もほとんど持たずに本気で取り組まなければ合格できません。昨今では倍率も上がっていますのでなおさらです。 その覚悟を持って、それでも自分は私立に行きたいんだ!と残りの3年間ずっとモチベーションを持ち続けていられれば良いのですが、もし惰性で、親がそう言うから…のような理由で始めてしまうと、せっかくはじめの1~2年は頑張れたのに最後の最後になってくじけてしまい、それまでの勉強が無駄になってしまうというケースも多く見られます。 もちろん、頑張った事は無駄になりません。しかし、そもそも受験をしない小学生であれば勉強はするにしてもそれなりに友達と伸び伸び遊ぶという経験もできたはずですし、多くの場合それは小学生の時にしか経験できないものです。 それを投げ打ってまで勉強に専念するという事は、お子さんのこれからにも少なからず関わってくることと思いますし、それを大人の一方的な押しつけでやらせてはいけない事だと、色々な生徒を見て常々思ってきました。 長くなってしまいましたが、結局のところ中学受験は必須ではありませんし、親御さんが思っているほど甘いものではありません。(何故かというと、学校の勉強とはかなり違う勉強の仕方をするので、たとえ学校のテストで100点を取れる子でも中学受験生の中に入ればそれが当たり前になるので、学校での栄光は必ずしも役に立ちません。ただ、高校受験になると学校での成績順がそのまま受験偏差値と同じくらいになります。これが”中学受験は特殊だ”と言われる所以でもあります) それでも中学受験をさせてみたい…と思われるのであれば、お子さんの同意のもと、まずはお試しで受験用の勉強をさせてみて、続けられそうであればやってみる…という流れが良いと思います。もしかしたらそこで天才的な一面が見られるかもしれませんし。そうであれば受験をする価値はあります。 (念のため…もし天才的じゃなかったとしても、悲観することは全くありません。天才的でも割と普通でも苦労はそれぞれにありますし、幸せもある。それぞれの人生・個性があります。) 私立・公立でお子さんの将来が決まる!などとは申しませんが、少なくとも貴重な「小学生時代」の思い出を左右することになりますので、是非よく考え、よく話し合って下さい。 お子さんにとって一番良い選択になるように祈っております。
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- asanoshinpei
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小学校6年生から、難関校受験専門の塾に通っていた者です。 お子様は、今後、高校や大学の受験を控えているのでしょうか?それとも、すでに大学までエスカレーター方式でいけるのでしょか? もし、前者なのであれば、進学塾の方がいいと思います。 一方で、進学塾であれば、学校のテスト対策及び将来の受験対策の両方を行うことができますよね。他方で、学習塾は学校のテスト対策が主ですよね。それを比べたら、私は、進学塾の方が合理的な気がします。学校の勉強ができたからといって、中学高校入試はできません。学校の勉強と受験勉強は質が違うというか、学校の勉強は単に受験勉強の一部分を構成するにとどまります。言いかえれば、受験勉強に学校の勉強が包含されています。すなわち、受験勉強をすれば学校の勉強が自ずとできるようになるのです。実際に、私は、難関校受験のための塾で学習し、公立小学校や中学校のテストなんて、100点バンバンとれました。 また、夜遅くなるといっても、大抵の小学中学生は夜まで友達と遊ぶ予定があるわけではないでしょうし、テレビや漫画でも読んで時間潰してることが多いんじゃないですか?だとすれば、その時間を塾での勉強に当てた方が、子供本人にとっても有意義な時間の使い方になると思います。 私は小学校6年からの進学塾での勉強で、慶應志木という難関校に行って慶應大法律学科に進学しました。今思うと、進学塾あってこそ、今のような高学歴になれたと思っています。すなわち、進学塾なしには良い進学はできないと思っているのです。高学歴なことは、子供にとって誇りですし、自尊心へ繋がります。また、将来の職業選択の自由度も高いです。そして、私は、私をちゃんとした進学塾に入れてくれたことについて、両親に心から感謝しています。 子供の可能性の芽をつまないためにも、しっかりした教育をさせるべく、進学塾へいかせるべきでしょう。そして、進学塾といっても、その質はピンキリで、入る塾のレベルによって子供の学識レベルが決まってしまうところがあります。多く存在する低レベルな進学塾に通っても、子供本来の能力を引き出せず、学問的に馬鹿なままです。よって、有名難関校合格を多く出している進学塾を選んで、行かせてあげてください。 もっとも、中学受験を考えているわけではないのであれば、小6~中1くらいの時期に入塾すればいいと思います。 ただ、女の子の場合、高校入試で入れる良い学校は首都圏なら「慶應女子」「お茶の水付属」「学芸大付属」「筑波大付属」「早稲田本庄」「早稲田実業」くらいなもんです。ハイレベルな学校は、かなり限られてきます(というか無いです)。 中学受験であれば、「桜蔭」やら「女子学院」「双葉」「フェリス」など、高校受験で入れる高校にはないハイレベルな学校が選べます。そのためには、今すぐにでも進学塾に入れてあげてください。 もし私が4年生の女の子の親でしたら、子供に、すぐにでも進学塾に入塾することを勧め、中学受験を勧めて、桜蔭受験を勧めます。
学校でぶっちぎりの科目がありますか? 無ければ、最初から意味が無いと思います。 娘さんは可哀想。
お礼
ぶっちぎりは特にないです。 ありがとうございます。
お礼
とても詳しく説明下さりありがとうございます。 ハイレベルなお話で、子どももですが、私がそこまで頑張れるのか正直自信はないのですが、進学塾に通っておられた事を良かったと思われているのは、すばらしいことですよね。 こどもの性格(親の方も?)などもやはりあるのでしょうか? 貴重なご意見を本当に有難うございました。