- ベストアンサー
眼科系の質問です。
眼科系の質問です。 増殖網膜症による、硝子体手術について、 術時間は短時間らしいのですが、術後何日くらいで目を開けられる状態になりますか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>術時間は短時間らしいのですが 病態によってケースバイケースです。 膜を剥がすだけなら30分~40分で済む時もあるでしょうが、剥離をおこしていたり、新生血管がうじゃうじゃ生えているような状況ならその処置もしなきゃいけないので3時間ぐらいかかることもあります。 恐らく白内障の同時手術もやることになるでしょうし、そんなに早くは終わらないと思います。 >術後何日くらいで目を開けられる状態になりますか これもケースバイケースです。目を開けること自体は、手術翌日の診察から開けますが、知りたいのは普通に開けられる状態の事だと思います。これは通常退院の直前です。 硝子体手術ですから硝子体をすべて取り去る訳でして、その後に何を充填するかによって退院までの大体の日数が決まります。硝子体手術の後で眼に入れるモノには大きく分けて4種類あります。 一つ目は水(眼内の水と同じ成分)で、この場合は術後1週以内で退院できると思いますが、網膜の状態が悪い網膜症の患者にはあまり適用にはならないと思います。 二つ目は空気です。100%満タンに入れる場合もあれば、半分空気で半分は水など状況によって変わります。気体を入れる理由は、気体の力で網膜を内部から膨らませて押さえることで出血を止めたり、剥がれた網膜が元の位置に貼り付けられるようにするためです。空気が徐々に抜けていきますが、水が眼内の9割ぐらいに達すれば退院のお達しがでることが多いです。空気100%の場合で1週間ちょっとかかります。 三つ目はガスです。六フッ化硫黄(SF6)などのガスを眼内に注入します。空気よりも抜けにくく、安定して網膜を押さえつけたい時に使われます(私もこれでした)。六フッ化硫黄の場合で約2週間、それ以外のガスだともうちょっと長くなります。 四つ目はシリコンオイルです。網膜に大穴があいていたり、中々直りにくい状態などの重傷例に使われます。これは、注入した後病状が落ち着いて入れは2週間から3週間で退院できますが、数ヶ月後にまた入院して取り除く手術が必要です。 1の場合は傷がふさがり次第、4の場合は病状が落ち着き次第ですので脇に置いておいて、ご質問の場合は2か3のどちらかでしょう。いずれも眼内の水が90%(患者には水面の端が見えなくなるぐらい)になれば、目を開けて退院というのが一般的ですが、時期には個人差があります。また、満水になっても網膜の腫れや出血、剥離の後遺症や飛蚊症など様々な要因で視力が安定しない状況がしばらく続くこともあります。 詳しくは主治医の先制に訪ねればすべて教えてくれるはずです。
お礼
最低一週間程度はかかるもんなんですね~ 本人4日後に仕事する気でよくわかってないようなので(笑) ありがとう~