眼科医でも生物学者でもありませんがご容赦を。
全盲は明暗の弁別も出来ない状態、あるいはようやく明暗を区別できる程度の状態をいい、生まれつきの先天盲と失明があります。全盲とは全く明暗を区別できない状態を言います。確かに網膜の異常が多いのですが、勿論、眼球自体の問題や視神経などの原因のこともあります。
人間の目は末端のカメラに過ぎず、見た物の形や色は脳で見ています。画像をそうみせているのが脳の視覚野と呼ばれる物です。そこが見た景色を脳に画像として見せているのです。一般論ですが我々は見えた物を記憶しているのではなく、丸い物を丸いという事が脳が記憶という体験で認識できるのです。トリックアートは脳を騙しているのです。先天性白内障の人などは2歳までに失明してしまうと視覚経験がほとんどなく、網膜は正常であっても、視覚野が未発達で見えないそうです。(視覚発達障害)
網膜に直接映像を遅れたら、目が見えない全盲の人も映像が見れるのでしょうか?
に関しては理論上はイエスとなります。しかし視覚発達障害であれば、明暗は分かるかも知れませんが、物を認識するという意味での見えるということではないということ。
先天性でない全盲を失明といいます。緑内障は網膜の異常ですが、白内障やトラコーマなどの感染症、外傷、脳障害などで起こります。
ただ多くは程度が悪くなると網膜にも異常がでてきます。
ただし、視覚発達が十分で、眼球回りに機械を取り付けその機械から取り込んだ画像を直接脳の視覚野にクロッシングさせる技術はあるが現段階ではぼやけた白世界だそうです。視神経、脳視覚野、網膜が正常なら、眼球と同じようにピントがあう機械が開発されれば普通に見える事が出来ると思います。
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