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犬種をヒトに例えると・・・。

犬種をヒトに例えると・・・。 犬で言う「チワワ」とか「ブルドッグ」って、 ヒトで言う所の「白人」と「黒人」くらいの差なんでしょうか? それとも「ホモ・サピエンス」と「ゴリラ」くらいに違うのでしょうか? 漠然とした質問ですが、答えていただけるとありがたいデス

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回答No.1

チワワもブルドッグも学名は「カニス・ファミリアリス」。 もとは同じ犬です。 遺伝子的な「動物種」は変わりません。 理論上はどんな犬種同士でも交雑は可能です。(あくまで理論上は。現実的には小型犬と大型犬のようにあまりにも大きさが違うと交尾も妊娠出産も難しい。受精は可能だし小型犬と大型犬の受精卵を中型犬に代理出産させるなど特殊なことをすれば可能だというかんじですね。) 人為的に育種された犬種と、自然に生まれた人種を一緒にするのは例えとしてどうかなとは思いますが、 まあ差としてはそんなものです。 インドライオンとアフリカライオンなども亜種同士ですので普通に交雑が可能です。 亜種というのは環境の違いによって少し習性や姿かたちを変えた、同一種ですので。 インド人とアフリカ人のハーフってかんじですね。 当然ハーフ同士で子供も出来ますしね。 ただ犬種というのは、人間で言うなら、小さい人同士を代々かけていって小人族を作った、とか耳が大きくて鼻が垂れ下がった人同士を代々かけて象人間を作った、とかそういう話になってきますので、自然に生まれた人種や動物の亜種というのとはちょっと違いますね。 人間とゴリラだったらもう子供はできないですね。 一応半分こになった染色体同士の数が合わないとムリなことになってます。 なぜこんな回りくどい言い方をするかといえば、別種同士でも比較的近縁の種では人工的に作り出すことができることもあるからです。 例えばヒョウとライオンをかけたレオポン。 馬とロバをかけたラバ。 ギンギツネとホッキョクギツネのハーフなど。 ただ別種間に生まれた子供はみんな「一代雑種」と言って、一代雑種同士では子孫が残せません。 やっぱり壊れたというかあまりにも不自然な遺伝子なんですね。 特に野生動物同士のハーフだとどこかに重大な欠陥を持って生まれてくることが多いです。 人間とゴリラでは人工的にもできないことになってるそうです。 現在人間と最も遺伝子的に近いといわれているボノボ(ピグミーチンパンジー)ならできるんじゃないかと言われています。 遺伝子の差は3パーセント未満だそうですので。 倫理上の問題があるので実験されることはないと思いますが、これもできたとしても一代雑種ですね。 ただ人種=亜種とするのはいろいろ難しくて、亜種以下の差であるとか亜種とみなすこともできるとか、そもそも種や亜種自体の定義が曖昧ですし、人種差別だとか、人種の定義とは何なのかとか、人種という考え自体差別なんじゃないかとか、いろいろややっこしい問題が出てきますから・・・ Q「犬種をヒトに例えると・・・。 」 A「あまりヒトに例えないほうがいいです」というのを、最終的な私の答えにさせてもらいます。(^^; ハーフという言葉も今は差別なんですかね。他に適切な言葉を知らないので使わせていただきましたが、差別的な意図はありません。 犬種というのも、犬種は品種であって亜種以下の差であるとか亜種とみなすこともできるとか・・・実は曖昧です(^^; 以上、漠然とした回答ですが(^^;

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回答No.3

個人的な見解です。 チワワとセントバーナードの大きさの差はたったひとつの遺伝子の違いから生まれるそうです。オオカミとイエイヌの遺伝子間の距離もそれほど離れたものではないと言われていますし、オオカミとイエイヌの交雑も可能であるようです。 個人的感覚ですが、犬種の違いは日本人であれば日本人の中での個体差程度、オオカミとイエイヌの差が人種の違いにあたるくらいかもしれません。 ご参考まで。

参考URL:
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1003/1003-08.pdf
回答No.2

ダーウィンによると 犬は人類による最大の生物学的実験 だそうです 野生種からの植物の品種改良の世界が近いかもしれません ここ百年ちょっとはそれまでの性能的な栽培作物の品種改良というより 観賞用植物の作出のようなムリが出てる側面も感じますね   個人的には原種性を保存した「犬らしい犬」が大好きなので、うちでは 歴代そのタイプです(笑)

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