- ベストアンサー
投資信託の基準価格算出時に構成株式の配当金はどのように考慮されるのでし
- 投資信託の基準価格算出時に構成株式の配当金はどのように考慮されるのでしょうか?
- 現物株式を保有している場合、決算日数日前の権利落ち日に受取配当金相当分、株価が下落します。しかし後日、配当金を受け取ることで補完されるため、整合性はあると思います。
- 投資信託の保有者にとって、株式配当金を受け取ることができるのは、いつの時点で投信を保有していた人なのでしょうか。権利落ち日に基準価格が下落し、配当金受取日に基準価格が上昇するのか、未収配当金を計上することにより基準価格には影響を与えないのか、投信の運用において重要なポイントです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No1です。 不安になってきたので(笑)、検索してみたら以下の説明がありました。 全文引用します。ご参考まで。 さわかみ投信株式会社:配当落ち日には、さわかみファンドの基準価額も配当落ち分だけ下がるのですか? http://www.sawakami.co.jp/faq/faq05/faq_d004.html 理論的には、ファンドの基準価額に影響はありません。 さわかみファンドに組入れられている株式について配当金が支払われる場合、当該配当金 の配当落ち日に、予想配当金額の全額をファンドの未収配当金※1として計上します。 したがって、配当落ち日※2には、配当金分の株価が下がりますが、その分が未収配当金 として計上されていますので、基準価額への影響はありません。 ※1:未収配当金 組入れ株式の配当金としてファンドへの入金が予定されているものです。 ※2:配当落ち日 株式の配当を得る権利が確定する日の翌日で、理論的には、前日の 株価に比べ、配当金分だけ下落します。
その他の回答 (2)
- qazwsx21
- ベストアンサー率32% (1286/3939)
配当金を受け取ったらそれは分配金の原資になるので、その後の決算日に投信を保有している人に分配されます。 おっしゃるように、権利落ちはあくまで理論値で前期の配当実績で考えますが、実際に配当が決定するのは株主総会です。乖離の理由が権利落ちというのは、下手な言い訳に聞こえます。 ETFだと、分配金狙いの買いが入ることがあります。7月8日決算のETFだと6月末くらいから始まったりします。
お礼
大変ありがとうございました。 やはり未収配当金は計上されているようです。 権利落ちが理由でベンチマークより下方乖離したというのは下手な言い訳のようですね。 今ここで、当時の運用報告書が示せないのが残念です。 見間違えだったのかなあ?
補足
ご回答ありがとうございます。 そうするとやはり「投信が組み入れている株式の権利落ち日に(たとえ見込みであっても)『未収配当金』を計上しているのか否か」が争点ですね。 poppydayさんは計上しているとのご回答です。 >ETFだと、分配金狙いの買いが入ることがあります。 と言うことは、qazwsx21さんは、未収配当金を計上していないと言うことでしょうか。 計上しているならば(予想とブレがないかぎり)分配金をもらってもその分、未収配当金が消去されて基準価格も下がりますでしょうから理論上ニュートラルのはずです。 計上していないならば当初の質問にも書いたとおり、投信を購入すると得な期間が生じますよね。 >乖離の理由が権利落ちというのは、下手な言い訳に聞こえます。 未収配当金を計上しているならば、下手な言い訳だと思います。 しかし、計上していないならば、合理的な理由だと思います と言うことはqazwsx21さんも投資信託は基準価格算出にあたり未収配当金を計上しているというご意見でしょうか? 実際はどうなんでしょうか?
- poppyday
- ベストアンサー率56% (164/290)
『未収配当金を計上することにより基準価格には影響を与えない』が正解です。 投資信託の全資産には未収受配当金(売り掛け金のような扱いですね)も含まれます。 論理的には配当落ちの株式評価額と未収受配当金の差し引きになります。 投資信託を買った時点でそれ以前確定している未収受配当金が含まれていますから、いつ買っても売っても同じかと思います。
補足
ご回答ありがとうございます。 そもそも、このような質問をした理由は、投信の運用報告書を見ていたら、月ごとにベンチマークとの乖離理由が記載されていて「○○(業種)のウエイトを引き下げていたため」とか「保有していた○○(個別株)の株価上昇のため」等の記載に混じり3,9月には「配当権利落ちのため(下落)」との記載があったからなのです。 本来はpoppydayさんの記載の通りにするべきとは思いますが、完全実施にはまだわからない点があります。 それは配当落ちの日、現在では正確な配当金額がわからないのではないかと言うことです。 配当金額は、昔は株主総会の決議事項だったので、株主総会が集結しないと確定しなかったはずです。 この時代はどうしていたのでしょうか? 今だと、すべての会社の配当金額が配当落ち日に確定しているのでしょうか? それとも予想で計上しているのでしょうか。
お礼
大変明確な根拠を示していただきありがとうございました。 昔見た運用報告書が「何だったのだろう?」と思いますが、残念ながら、もう、手許にありません。 それだけが心残りですが、本件に関しては大変よく理解できました。 ありがとうございました。
補足
ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。m(__)m これこそが知りたかったことです。 たとえ見込みであっても、未収配当金を計上する。 妥当なルールだと思います。 そうすると、3月決算の企業が多いと仮定して、4月以降に購入し、株式配当金が入金になるまで保有すると超過収益が獲得できるというアノマリーはあり得ないのですね。(あくまで株式配当金に関するもののみ) 私の見た、投信の運用報告書に記載されていた理由は、「下手な言い訳」と言うことになりますね。 それとも会社により違うのかな。