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和瓦の種類・品質・価格について!
和瓦の種類・品質・価格について! 和風建築の屋根が30年経ち吹き替えしたいのですが、留意する点等お教え下さい。
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”和瓦 ”との事ですので ”焼成瓦 ”で説明します。 1)伝統的な ”燻し瓦 ”(銀色に焼き上がった瓦) 2)量産の効果がある トンネル窯 で表面をガラス質で 色づけした ”陶器瓦 ” に大別出来ます。 別途 形状では JIS53A が一番多く生産されています。何も言わないとこの規格の寸法の瓦が採用されます。 他には 大判の 49形 横幅と縦の寸法が多少異なる53B 小並びと呼ばれる 60形 伝統的な茶室用の 80枚版(JIS規格外)等々が有ります。 産地別では 有名な ”三州瓦 ”(一番標準的で大産地) 瓦肌の綺麗な ”淡路瓦 ” 冷害に強い ”石州瓦 ” 社寺仏閣の特殊瓦は ”岐阜瓦 ” そして 瓦の古里 ”京瓦 ”と ”奈良瓦 ”は 伝統的な特殊飾り役物瓦で有名です。 古来(今のように運搬が容易で無かった為・・・)各地にその地域に準じた強さを持つ 瓦製造業者があったので その名残で 今でも各地で 瓦は製造されてます。関西では 寒さに強い ”江州瓦(滋賀県)”や 肌が非常に美しい ”阿波瓦(香川県)”は今でも需要があるので 製造されてますが 初めに揚げた 三大産地よりも 高く付きます。 阪神大震災以後、なじみ土を使う工法から 屋根の重量を下げるためと 落下防止を兼ねた ”乾式工法 ”が主流になってきてます。詳しくは 全瓦連の ”ガイドライン工法 ”を 読んで下さい。 http://www.yane.or.jp/gl/gl1.shtml 価格については 各地で 微妙に違います。運賃や排出廃棄物の処理費 職人手間 等が全国で同一では無いからです。 お近くの瓦屋さんで お尋ね下さい。 ・・・先のURLのHPで メンバー店紹介ページが有りますので お近くの業者を探すのも 良いですよ・・・・お勧めします。
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- qwe2010
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和瓦は寿命が長いものと短い物では、3倍くらいの開きがあります。 30年では寿命がきているところもあれば、まだまだ取り替えなくても良いところも多くあります。 平瓦は雨漏りが多いので、下地にひく防水シートはよい物を選ばなければいけません。
お礼
参考になりました。 有難う御座いました。
お礼
大変詳しくご説明戴き参考にさせて戴きます。 本当に有難う御座いました。