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新紙幣印刷の意味
今朝の新聞に、新1万円札印刷のニュースが載っています。新紙幣を印刷する真意はなんなのでしょうか? 塩川大臣はテレビで「気分的に明るくなる。景気にもいい影響を与える」と言っていました。そうかもしれませんが、釈然としません。偽造防止も分かりますが、それだけではないような気がします。 マスコミには「印刷開始」という表面的な事柄だけでなく、どういう意味があるのかまで報道してほしいのですが、新聞・テレビを見ても心にもやがかかったままです。
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いちばんの理由は偽造防止策だろうと思います。 平成14年の偽造券発見枚数は,前年に比べ約2.7倍に,平成10年と比べると約25倍にも上ります。新札では相当に偽造防止技術の精度があがっているようです。 #1,2の回答も表向きでは無い理由としてはよくあがりますが,財産税の導入は別として,一定の期待値はあろうと思います。加えて2000円札導入時に自販機やATM等の変更・更新がほとんどなされず,全くといって良いほど流通していない現状からすれば,2000円札以外の札も総変更すれば否応なく器機の更新や2000円札の流通が図られるという期待値もあろうかと思います。 以前には紙幣の記号と番号の組み合わせを使い果たすため(色を変えるという対応もあったが),切り替えたということがあったように記憶しています。
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- masakatyan
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印刷原版作成技官の技術確保のためというのも有りだと思いますよ。
お礼
なるほど! そういう考え方もあるのかと、思わず笑ってしまいました。回答してくださって、本当にありがとうございました。感謝いたします!
- poor_Quark
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あくまでも根拠のない噂ですが、「財産税」なる新税の創設が当局の念頭にあってのこととかのトピックがテレビで紹介されていました。 新札を発行したら、法律により一定の期限をもって旧紙幣を無効化する、その上で銀行に持ち込まれた金額により、各人の資産を確定しそれに課税するもくろみがあるというお話でした。タンス預金や貸金庫の中のお金までが補足できる理屈になります。もっとも海外資産や金や貴金属までは追跡できませんし、そもそも個人の資産の中身は現金だけではなく、負債の把握が正確にできるのかという問題もあり、課税の法的な正当性に対する論議は抜きにしても、この話には無理があると思います。 実際のところは、新札の発行により紙幣の流通が促される効果が期待されてのこと考えます。目新しいお札は、一時的にせよ人々の関心を呼び、使ってみたいという気持ちを引き起こすと思われているのではないでしょうか。現実に数千億円の経済効果をもたらすとの試算もあり、多少は景気にも良い影響があると思います。なにしろお金の流通速度は景気の良さに比例するといえなくもありませんので。ただし、新札発行によって、結果として国民全体にもたらされる負担増とのバランスを念頭におくと、現状では効果の判定の予測は微妙だと言わざるを得ないと思います。 また、直接にお札を扱う自動販売機も強制的にリプレース需要を喚起でき、関連産業は売上を伸ばすことができます。それが有効需要にむすびつくのかどうかまでは判りませんが、一時的な内需拡大のトリガーくらいには期待されているのでしょう。 全面的な紙幣の切替となると二千円札発行のときのようなことはないかとは思いますが、それほど期待していいのかどうかということに関して個人的には?です。
お礼
ご丁寧な回答、心から感謝いたします。景気回復の期待度、私も「?」です(笑) 「財産税」のお話も、興味深く拝見しました。噂かもしれないとはいえ、ありそうな話ですね。お時間とって下さって、本当にありがとうございました。
- yoyoyonoyo
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新しいお札が出ると言うことは、自動販売機やATMなどお札を扱う機械を開発しないといけません。こういった方面で仕事が増えるということではないかな?
お礼
なるほど! それには気がつきませんでした。ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答、参考になりました。ありがとうございます。 「偽造券発見枚数は、前年に比べ約2.7倍に、平成10年と比べると約25倍」というお話、新紙幣発行の理由として説得力がありますね。新聞等でも報じてほしかったです。私が気づかなかっただけかもしれませんが…。