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なんでユーロ高?
最近、ユーロが米ドルや円に対して上昇し続けています。米国経済指標も、また日本の株も強い数字を出し続けているのですから、もう少し反発、または、あげあしが鈍ってもよさそうなものだと思うのですが。捜そうと思っても、ユーロ上昇の理由があまり見つかりません。一時的なものでしょうか?それとも、米の双子の赤字が根底にあるからでしょうか?ご指示、お願い致します。
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『FRBの理事が「FRBはかなりの期間にわたり金利を低く抑え、必要ならば(政策金利を)ゼロ%まで引き下げる」と発言、また、ダラス連銀の総裁は、「ユーロに対して顕著なドル安は輸出産業を活性化する」と発言した。FRB理事の発言は、対ユーロのみならず対高金利通貨である豪ドルやカナダドルに対してもドル安に反応する結果となった。』 ということらしいです。
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- jakyy
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ユーロ高の流れを説明いたします。 【ユーロ高】 今年2月、フランスとドイツというユーロを支えている2大国が米国のイラク侵攻への反対を強めました。 アメリカのイラク侵攻に正面から反対して以来、ユーロの国際通貨としての地位が一挙に高まりました。 【イラク侵攻】 アメリカがイラク侵攻する事態になって、ドルは一時値を上げました。 しかしフセイン政権の崩壊後は再びドル安ユーロ高の流れとなり、そのまま今日に至っています。 【金利格差】 また世界の産油国が石油を売る際の決済代金をドルからユーロに代えていることがあります。 米国との金利格差がの拡大が原因と見られますね。 米国の1.25%に対してユーロ圏は2.5%という格差でした。 【イラク侵攻以後】 アメリカは「強いドル」政策を掲げ、ドル安には抵抗する構えを見せていました。 しかし5月19日、アメリカのスノー財務長官は「ドル安はアメリカの輸出産業を振興させるので米経済にとってプラスだ」と述べ、 ついにドル安を容認する姿勢を見せました。 【アメリカ経済の悪化】 来年は大統領選挙があり、ドル安で輸出を振興し、景気回復につなげたいいう戦略ですね。 【今後】 金利高とユーロ高はヨーロッパの輸出産業に打撃を与え、欧州の景気を後退させるのではないかとの見方も出ています。 このため6月5日より金利を現行の年2.5%から0.5%引き下げて2%とすることを決定しました。 【ドル暴落】 またアメリカの景気がさらに落ち込み万一ドルが暴落するようなことになれば、 米国の国債や株が投げ売りされ、ユーロ圏の長期金利が暴騰して経済が大混乱になる危険も否定できません。
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詳細なご回答、ありがとうございました。 非常に参考になりました。 前述のように、アメリカは、為替まで自分達の都合のいいようにコントロールしているみたいで、どうも気に食わないです。
お礼
早々のご回答、ありがとうございました。今後、ドル安がトレンドとなりそうですね。それにしても、やりたい放題の米は、為替まで都合のいいようにコントロールしている気がして、どうもおもしろくないです。