- ベストアンサー
[すてきな」という形容詞の使い方について教えて下さい。 視覚(すてきな
[すてきな」という形容詞の使い方について教えて下さい。 視覚(すてきな服)聴覚(すてきな音楽)感覚(すてきな思い出)などには使いますが、味覚(すてきな味)には使われませんね。視覚でも「すてきな肉」や「すてきな犬、猫」なども使いません。使い方の約束事がありましたら教えて下さい。宜しくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
ちょっと突き放したような言い方になりますが、言葉(の用法)というものは過去の用例がすべてであって、文法というものもその時々の大勢にしたがってまとめられた便法的なとりきめにすぎないということだと思います。確定的なものはないということです。 その時点で社会的に影響力のあるコピーライターなどが言葉についての新しい組み合わせを発表し、それが受け入れられれば、それは正しい用例になり、正しい文法になるといったことすらあるのが言葉の世界です。 それを前提にして「すてきな」という言葉の現在の変だとは思われない用法の約束事は?ということですが、ある程度質問者様が把握しておられることにおおむね私も合意できます。ただ「貴方の愛犬、すてきなプードルですね!」というような言い方はありうるとおもいます。貴方の感覚である程度自由に使われていいのではないでしょうか。 私見では「すてきな」という言葉は、美しい、他人に見せて無条件でほめてもらえるような価値のある(愛玩的で嗜好的な、恋人などを含めて)事物につく、そのような状況下でのほめ言葉だと考えます。「彼とすてきな時間を過ごした」というような使い方も出来ると思いますが、これもやはり他人に自慢したいというような意識が多少あるようで、厳密に自分の内面的な感想ではないような気がします。 ご参考になれば。
その他の回答 (3)
すてきの語源は「すばらしい」+「的」の流行語で、HENTAIをHと呼ぶことと同じ文化に属します。つまり、おかたい人がすばらしいと感じるものについてはすてきの語は使いません。今日で言えば、小さいひらがなを多用する字を書く人たちがすばらしいと感じるものがステキなものです。
お礼
ありがとうございました。参考になりました。
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
すてき(形容動詞):心をひきつけられるさま。すばらしいさま。 すてきな味、すてきな犬、 という言い方もします。 ステーキな肉 ともたまに言います。 やや女性が好んで使う言葉かもしれませんが、約束ごとというほど制限があるとは思えません。
お礼
ありがとうございます。 やや女性が好んで使う言葉かもしれませんが、 そうですね。同感です。
- shubal
- ベストアンサー率20% (402/1958)
本来組み合わせることのない言葉と言葉をくっつけると新鮮な表現になります。意味や常識どおりに使うと、時として定型的で無味乾燥になり、「すてきな音楽」と言われても、いったいどのようにすてきなのか相手には伝わらない場合があります。日常会話ではほとんど問題がないにしても、文学などの世界ではまず「すてきな音楽」と書くことはありません。どのような比喩や形容詞を使うかで、その文章の魅力的になったり、陳腐になったりします。そもそも言葉は、そのような奇妙な組み合わせを繰り返していまにいたるので、よく年配の人に伝わらなかったりしますね。そうした言葉の組み合わせ次第で、あなたが個性的に見えたりもします。ですから約束事というのは、言葉の進歩を止めることでもあるのです。だから例えば「すてきな服」の場合、友人などが試着したとして「あなたにしか似合わない服」「彼氏が欲情するよ」(例えになってないかもしれませんが)などという方が、相手は具体的にイメージすることができます。そもそも「すてき」という言葉は曖昧ですから、私はできるだけ使わないようにしています。たいがいの場合、「どうすてきなのか?」説明しなければならないのが面倒だからです。しかし「すてきなお墓」とか「すてきなホームレス」のような使い方なら、あなたの魅力的な個性が伝わると思うのですが…。
お礼
ありがとうございます。 本当に「すてきな」という言葉は曖昧ですね。 日本語を教える際に「いい」と「すてきな」という形容詞が同時に出てきて、指導の際に疑問を感じました。
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。 私は外国人に日本語を教えているのですが、「すてきな」と「いい」の使い方の違いについて説明する際に、疑問を感じたので(たとえば、「いい肉」という使い方はするが、「すてきな肉」とは言わない)質問させて頂きました。