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HD DVDが消滅しなかった場合、BDとHD DVDのマルチドライブが主流になっていた可能性はあるのか?
- 2008年2月の東芝撤退によりHD DVDは消滅しましたが、もしもHD DVD終息がもう少し遅かった場合、PCのドライブはBDとHD DVDのマルチドライブが主流になっていた可能性があります。
- PC業界ではBD勝利が確定してもHD DVDが消滅しないと見ていたため、東芝のHD DVD撤退は意外な決断でした。
- 2008年後半からは両規格対応ドライブの本格採用が予定されていましたが、HD DVDが消滅したため実現しなかったという結末となりました。
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>ではHD DVDはパソコン用途のみで残る可能性もなかったのでしょうか? ドライブ提供し続けるメーカーが存在していたら、たとえ一部のマニア向けでもPC用途で残る可能性が皆無ではなかったかも知れません。 ただし、DVDの場合はアナログ放送録画を筆頭とした映像媒体としての用途でレコーダーとPCの自由な連携を担う媒体として存在し、複数のDVD種別もそれぞれ特徴・利点をもって有効活用されているのに対し(例:レコーダー系では一般にDVD-系が強いが、プレーヤーでの再生互換性はDVD+系が強い 等)、HD DVDではデジタル放送録画の映像媒体としては、徹底した著作権管理のためのコピー制限のもと、レコーダーとPCの連携といった用途は最初から排除されており、PC用の次世代媒体としてはあえて複数の種類が存在する必要性もなく、PCのみでHD DVDのサポートを続けてもメーカーが苦境に陥るのは明らかだったといえます。
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- OKWavex
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>BDのほうはレコーダーとPCの連携といった用途は少なくともHD DVDよりは考慮されていましたか? BDでもレコーダーとPCの連携がコピー制限で排除されているのは同様です。 しかし、レコーダー用途でBDが主流となったことで、メーカーとしてはPCでも共通のドライブを提供することで採算が取れるだけの台数を販売できるのであって、PC単独で少量のHD DVDを販売し続けても採算はとれずメリットは無かったということです。
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ありがとうございました。 多数派重視のようですね。BDに限りませんが。
- OKWavex
- ベストアンサー率22% (1222/5383)
たとえHD DVD終息がおくれても、HD DVD終息時点でドライブメーカーは手を引きますから、マルチドライブが主流になることはほとんどなかったでしょう。 マルチドライブが主流になり得たのは、HD DVDが終息せずにBDと拮抗し続けた場合のみです。 DVDで全部入りのスーパーマルチが主流なのは、勢力の差はあってもまだどのDVD種別も終息していないからです。
お礼
回答ありがとうございました。 ではHD DVDはパソコン用途のみで残る可能性もなかったのでしょうか? DVD+RやDVD+RWは録画できるレコーダーはほとんど見かけないにもかかわらず、手を引くドライブメーカーはなく、PC記録メディアとしては細々ながらありますが…
- adbarg
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まぁ、実際にLGから、BDとHD DVD(読み込みのみですけど)の マルチドライブが発売されてましたので、そうなった可能性はあったかもしれません。 ただ、東芝もスピンドルメディアにさっさと見切りをつけて、 シリコンメディアに投資をシフトしたのは 先を見た経営判断があったのかもしれません。 ですので、HD DVD終息が迅速だったのは、混乱と被害を最小限に収めたという事なんでしょう。 下手に広がると、のちのち足を引っ張られることになりますし…
お礼
ありがとうございました。 HD DVDの読み取りに対応したBDドライブは、実際に販売されているのを見ましたが、HD-DVD撤退のせいであまり数が出なかったんですよね。 最も、VAIOが両対応ドライブを載せる可能性は低かったでしょうね。ソニーはBD陣営であり、まして対立規格が有利になっても参入が遅れることが多い体質ですので、自社規格が有利な状況での他社規格参入は可能性が極めて低かったでしょう。
お礼
再びありがとうございました。 なのにまた質問で申し訳ありませんが、BDのほうはレコーダーとPCの連携といった用途は少なくともHD DVDよりは考慮されていましたか? BDもデジタル放送録画の映像媒体としては、徹底した著作権管理のためのコピー制限が存在しますが…