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日活/にっかつの「ロマンポルノ」で印象に残る作品をあげてください!

日活/にっかつの「ロマンポルノ」で印象に残る作品をあげてください! 私は1977年の田中登監督「女教師」が社会的なテーマを取り上げていて今でも印象深いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • chandos
  • ベストアンサー率36% (267/732)
回答No.2

ランダムに挙げてみます。 「嗚呼!おんなたち・猥歌」(1981年) 監督:神代辰巳 出演:内田裕也、角ゆり子、中村れい子 自堕落な日々を送る落ち目の中年ロックンローラーの暴力と純情。捨て身の“男のロマン”が観る者に強く迫る。 「ピンクのカーテン」(1982年) 監督 :上垣保朗 出演:美保純、阿部雅彦 ジョージ秋山によるマンガの映画化。奔放で魅力的な妹と、彼女に不謹慎な欲望を抱いて悶々とする兄。起伏のあるストーリーと堅実な演出で見せる、青春物の秀作だ。美保純の存在感が圧倒的。 「生録 盗聴ビデオ」(1982年) 監督:菅野隆 主演:風間舞子、江崎和代 モーテルでの浮気の場をビデオで録画されてしまった人妻が、男を求めて歩く淫乱な女に変貌。アイデア満点のショック場面の連続で、ラストまで息つく暇もない。風間舞子の(ドラマ的な)重量感はかなりのもの。 「悪魔の部屋」(1982年) 監督:曽根中生 主演:中村れい子、ジョニー大倉 笹沢左保の同名小説の映画化。富豪の娘と、彼女を誘拐した男が織りなす密室劇。プロットの積み上げ方が巧みで、曽根の演出も張りつめた展開を力強く支える。キャラクター描写も万全な、高水準のサスペンス編。 「セーラー服 百合族2」(1983年) 監督:那須博之 出演:山本奈津子、小田かおる、青木琴美 夏休みを軽井沢で過ごした二人のレズ高校生と級友たちの姿を描くシリーズ第二作。希望と挫折に揺れ動く若者群像を丁寧に描き取る、青春映画の佳篇。なお、続編の「OL百合族 19歳」もなかなかの佳作。 「ピンクカット 太く愛して長く愛して」(1983年) 監督:森田芳光 出演:寺島まゆみ、伊藤克信 可愛い女性理髪師に惚れてしまった落ちこぼれ大学生の奮闘。伊藤扮する主人公の、人を食ったようなキャラクター設定が最高。セリフの面白さも、さすが才人・森田監督。 「ダブルベッド」(1983年) 監督:藤田敏八 主演:大谷直子、石田えり 中山千夏の同名の小説を映画化。中年を迎えつつある夫婦と、夫の友人とその若い愛人たちのセックス三昧の日々を描く。懲りない登場人物達には、人生を投げたような爽快感がある。 「団地妻 ニュータウン禁猟区」(1984年) 監督:西村昭五郎 出演:仁科まり子、北見敏之 団地に引っ越してきた若妻をめぐる、住人達のドス黒い生態を追う問題作。殺伐とした容赦ない描写は、都会の暗部を活写して圧巻。成人映画なのに、公開当時は全国紙に批評文が載ったほど。 「宇能鴻一郎の濡れて打つ」(1984年) 監督:金子修介 出演:山本奈津子、林亜里沙 「デスノート」などの金子監督のデビュー作。マンガ「エースをねらえ!」のパロディ版で、徹底したおちゃらけで笑わせた後、学園ドラマらしい爽やかな印象さえ残す。ラストも秀逸。 「ラブホテル」(1985年) 監督:相米慎二 主演:速水典子、寺田農 石井隆原作による“村木と名美”の物語。ホテトル嬢とタクシーの運転手との切ない愛を描く。相米監督得意のワンシーン・ワンカット技法が冴え、登場人物達の孤独な心情を浮き彫りにする。 「魔性の香り」(1985年) 監督:池田敏春、主演:天地真理、ジョニー大倉 結城昌治の同名小説の映画化。夫の暴力に耐えかねて川に身を投げた女と、彼女を助けた中年男との、悲しい“道行き”を描く池田監督の代表作。 「母娘監禁 牝(めす)」(1987年) 監督:斉藤水丸 脚本:荒井晴彦 出演:前川麻子、加藤善博 ならず者たちに拉致された母娘を通し、殺伐とした世相を鋭く抉った秀作。舞台となる地方都市(水戸市)の、沈んだような雰囲気も効果的。 「天使のはらわた 赤い眩暈(めまい)」(1988年) 監督:石井隆 主演:桂木麻也子、竹中直人 挫折したサラリーマンと不幸まみれの若い女との純愛。石井監督のデビュー作で、もちろん主人公達の名前は“村木と名美”。切れ味鋭い内面描写、詩情あふれる幕切れ。泣けてくる。 。。。以上、すべてリアルタイムで観ました。なお、70年代の作品群には接したことがありません。あしからず。

aokikouji
質問者

お礼

いや~、よく見ていますね。でも面白そうな作品もありそうですから、注意して見てみます。

aokikouji
質問者

補足

因みに1973年の神代辰巳監督の「四畳半襖の裏張り」と1978年ごろの「桃尻娘シリーズ」は見られましたか?僕の好きな作品ですが、感想聞かせてくだされば。

その他の回答 (1)

noname#118935
noname#118935
回答No.1

神代辰巳監督「一条さゆり 濡れた欲情」1972年。 日活ロマンポルノの金字塔と思っています。 河内音頭をとり込んだセンスは、 叙情的な映像表現にも発揮されたのでした。

aokikouji
質問者

お礼

この作品は知ってはいますが見たことは無いんです。今度見てみます。

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