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私は今、大学で建築を学んでいるものです。
私は今、大学で建築を学んでいるものです。 最近、建築に関する法律の授業で国立のマンション問題など様々なマンション問題が多発していることを知りました。近年、多くの人が集合型住宅に住む世の中でこのような問題は他人事ではないと思い、様々なマンション問題について調べています。 その中で私は、このような問題が起こる主な原因はマンションの高さによる日照問題、騒音問題ではないかと考えているのですが、他にも何か原因はあるのでしょうか? また、それらの原因で問題が起きてしまった際の解決策や未然に防ぐ方法などは具体的にどのようなことをするべきなのでしょうか?
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- eroero1919
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マンションの耐震強度の問題などを受けて、一部のデベロッパーでは建設中の現場を見る見学会を開いたり現場の人たちが説明してくれたりということをしているそうですが、あくまで個人的意見ですがああいうのは無意味だと思います。 なぜなら、まずなにより現場に行ったところで建築に関する一切の知識がない素人が分かるものは何もありません。「ここをこうしています」といわれれば「はあそうですか」としかいえません。柱を見せて「どうですか、ウチはこれだけしっかりと鉄筋を入れています」と実証しているそうですが、そんなもん数ある柱の一本だけ見学用にそうしときゃいい話です。都合の悪いところは「現場は危険なのでコース以外は決して入らないでください」とすればバレる心配もありません。 マンションに関する最大の問題は「住民の意思統一をどのようにとるか」にあるのではないかと思います。阪神大震災のときも姉歯事件のときもそうでしたが、問題を受けて「建て替えか、補強か」となるとよほどリーダーシップに優れた住民がいない限りはまとまらないのです。一方で「例えお金がいくらかかっても建て替えを望む」という人もいれば「そんなお金は払えないから補強で」という人もいます。老人夫婦なら「あと何年ここにいるか分からないし・・・」ということにもなります。 解決策や防止策については、住民の自治管理にかかっているといっても過言ではないと思います。でもそれが一番難しいところですね。建設会社や不動産会社でどうなる問題でもないし、管理会社にまかせっきりにしているとその管理会社が倒産して、慌てて積立金がどうなっているか調べてみたら全部使い込まれたらしく行方不明になったなんてことも実際に起きています。 単純に「マンションの高さを制限し、防音性を向上させれば問題が解決」するなら、今頃どこの建設会社もそうしていると思います。勉強、頑張ってください。
- ave49952
- ベストアンサー率18% (62/329)
鉄筋のマンション、アパートなどには色々な問題があります。 地震だったと思いますが、建物が倒れたことがありました。コンクリートが劣化して、鉄筋がむき出しになった事例、木製のサッシが腐食してしまった事例、耐震基準を満たさなくなった事例などがありました。日本の鉄筋コンクリートがなぜ弱いのか、不思議に思っています。海砂をよく洗わないで使ったなどというのは論外です。コンクリートを中和しなくて、酸性雨で劣化することもあります。地震でコンクリートにひびが入ったということもあります。地震でなくてもコンクリートにひびが入ることはよくあることです。 この他、上の階の音が響くということもあります。間取りが狭くて住み替えということもあります。ビジネスホテルなどでは、隣の音が響くということもありました。オフィスビルなどでは、設備や広さなどが時代に合わないという事例もありました。古い町並みに合わないマンションもありました。 是非、丈夫で長持ちで住み良く、環境にもマッチした建物を造ってください。