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二次関数の問題:解の判別式の必要性について
- 二次関数の問題において、既に問題文に「実数解α、β(α≦β)を持つ」と記述されている場合、解の判別式を作る必要はありません。
- 通常、二次関数の問題を解くためには、判別式が正であるかどうか、軸の場合分けができるかどうか、x=1のときのyの値が負であるかどうかの3つの条件を確認する必要があります。
- しかし、問題文に「実数解α、β(α≦β)を持つ」と明示されている場合、既に二つの解が存在することが分かっているため、判別式を作る必要はありません。
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こんばんわ。 まず「はじめは判別式を考えるべき」です。 条件式として考えるようにしましょう。 いまの問題の場合、f(x)= x^2 + 2kx + k^2 - 2とおくと、α≦1≦βとなるための条件は f(1)≦ 0 とかけますね。 実は、この条件に判別式からの条件が含まれています。 というのも、この条件から y= f(x)のグラフが必ず x軸以下に存在する(x軸と共有点をもつ)ようになるからです。 判別式の条件は、グラフが x軸と共有点をもつことと同じです。 ですので、慣れてくれば判別式の条件を省いてもいいかもしれません。
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- OKXavier
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>その方程式f(x)=0が実数解α、β(α≦β)をもつとき、 これがこの問題の仮定ですから、この仮定を使って、 >α、βがα≦1≦βをみたすようにkの値の範囲を定めよ。 を、計算していくことになります。ですから、 条件「方程式f(x)=0が実数解α、β(α≦β)をもつ」 と、「α、βがα≦1≦βをみたす」 から、 (1)判別式D≧0 (2)α≦1≦β つまり、f(1)≦0 の条件を使うことになります。 ただ、この例の、2次式 y=x^2+2kx+k^2-2 は、判別式が正の条件をすでに満たしているので、この場合 には使う意味がないことになります。 さらに言えば、上の条件(2)から条件(1)が導かれるの で、この場合、(2)の条件だけですむことになります。 >しかし、既に問題文に「絶対二つの解をもつ」と書いてある >場合は、判別式は必要ありませんか? 書いてあるからこそ、この仮定を使えるということです。 問題文に仮定されていることしか使えませんから、使うこと が、「絶対必要」なのです。普通は、使わない条件は問題文に、 書かれていないと考えた方が良いです。 (2)の条件から(1)の条件が導かれる例です。 2次式が f(x)=x^2+ax+b の場合。 (2)は、f(1)=a+b+1≦0 このとき、b≦-a-1 よって、-4b≧4a+4 したがって、a^2-4b≧a^2+4a+4=(a+2)^2≧0 ゆえに、D=a^2-4b≧0 (2)から(1)が示せました。
- Anti-Giants
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「α≦1≦β」を満たしていれば、判別式≧0ということです。 つまり、(1)を解く過程で、自然に含まれることです。 例えば、「解x=1,2をもつ二次方程式の判別式の符号を答えよ」という問題があるとします。このとき、判別式を計算しますか? しませんよね。 そういうことです。
- oosaka_ossan
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「実数解を持つとき」というのは問題中の条件ですので、実数解を持つためにはkの範囲はいくらじゃないとダメという制限が入ります。そして、その条件を満たすkの範囲の中で他の条件をも満たすにはどういうことになりますか?というのが問題の聞こうとすることです。ですから、一番最初でいきなり判別式チェックが入りますよ。
お礼
皆様回答ありがとうございました。 意味が理解できました。 まだ他にも理解出来ていないところがありますので 質問させていていただきますが、またよろしくお願いします。