• ベストアンサー

日本の財政赤字、ちゃらにするとどんな影響が出るでしょうか?

日本の財政赤字、ちゃらにするとどんな影響が出るでしょうか? 財政赤字補填のために皆、苦労してるようですが、聞くところによると日本の財政赤字は日本の中でうちうちに借金しているものだと言われています。 それなら、ちゃらにすればいいのではないでしょうか?でも、それにより、どんな人たちに、どんな影響があると予想されるでしょうか? いろんな角度から教えていただけると幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.10

No.4&No.9です。 まだ投稿が可能だったみたいなので、もうひとつだけ、投稿させて下さい。 実は私、「国」側の視点で回答していたので、ご質問者さまの、「銀行」側の視点は、出合ったことのない もので、新しいことに気づかされたような気になりました。 >でも、>本来責めを負うべきは、借り入れを起こさない民間の非金融機関<という意見には抵抗があります >(笑) 確かに^^; 私も投稿した後で、表現を誤ったな、と思いました。 「善悪は別として」という表現でカバーしたつもりだったのですが、前々フォローできてなかったですね。 「消費」が改善しないので、民間企業に借り入れを行うだけの体力が生まれないことを例えたつもりだった のです。 >銀行側の融資基準もあると思うのですが、銀行マンの企業を育てる能力が劣ってきてるのではないかとも言 >われてます。 という表現には、なるほど、そういう見方もあったのか、と思わされました。 ただ、私が少し違和感を覚えたのは、>どうして?と尋ねたら、銀行が融資をしてくれない!ということ です。という部分。 私が持っている情報では、すでに貸し渋りの時代は終わり、銀行は金余りになっていて、貸したくてたま らないんだ、という情報が届いていたからです。 で、改めてそういったことに詳しい人と話していて、意外な理由に出合いました。 それは、銀行は金余りなのですが、国債を長期国債として保持しているので、必然的に流動性が低くな り、民間にお金を回すことができないというジレンマを抱えているということです。 これは、表現を変えると、長期国債の期限が到来すれば、お金を民需へスライドさせ、景気回復への道筋 を作るきっかけとなるのかな、と感じました。 そういえば、先月ころでしたか、日銀が多銘柄にわたる、大規模な国債の買いオペを行った、という ニュースが流れましたが、そう考えると合点がいきますね。 民需を活性化しようとしてもできない理由を、日銀が買い受けることで解消する、という・・・。 何せ、早いとこ景気が回復するための明確な政策を打ち出してほしいです。

a0832669
質問者

お礼

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。 なるほど、日銀が少し、動き出したということですね。 景気って、電気で例えると電流みたいなもんで、今は電流値が少ない状況でさらに電流値が下がってきている状態なんだと思います。下がってきている原因の一つにあちこちに電荷(金)を貯めるコンデンサがたくさんあったり、巨大なコンデンサが出来てるのだろうと思います。 このコンデンサから電流を流してもらえば景気は上がってくるんだろうと思います。 消費税なんかの税率を上げるより、”貯蓄税”という形のものを作って、お金をたくさん貯めてる所から税金を取っていくのがよさそうですね。 何度も、ありがとうございました。

その他の回答 (9)

  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.9

No.4です。 >市中銀行が如何に”国”頼りなのかわかりますね。銀行は本来、企業に投資してその利子で益を確保して、 >また、その資金は預金として確保するのが正しい姿だと思いますが、認識違いますかね? 確かにそのとおりだと思います。 ただ、「市中銀行が『国』だより」という表現にはすこし抵抗を覚えますが^^; 銀行はあくまで民間企業であり、本来日本の景気を下支えしなければならないような社会的責任がある わけではありませんからね。 善悪は別問題として、本来責めを負うべきは、借り入れを起こさない民間の非金融機関にあると思います から。 銀行だって、本来であれば民間企業にお金を貸したほうが、利息も大きいですし、当然収益も上がるはず なので。ですが、それにしても民間企業が借り入れを起こさない。だから代わりに国がお金を借りてい る。それが現在の日本の状態をたとえる一番正確な言い回しだと思います。 国が借り入れを起こすには建前がいる。 それが今まではダムや道路建設に代表される公共投資であっただけのことです。 ですが、いつまでも国主導の借り入れで日本の景気を下支えするにも限界がある。だからその借り入れを 従来度どおりの公共事業ではなく、現在の成長産業。これからの増収が見込まれる産業へ行ったり、ある いは意図的にそういった産業を生み出していくような分野へ投じていくことが大切。(エコ分野はその 代表ですよね) または教育であったり、介護・福祉であったり、あるいは耐用年数の過ぎた建築物であったり、そういっ たものへシフトさせていくこと。金利の安い今だからこそ安値で行うことが可能な、将来へ向けての投資 を行っていくこと。 これが重要になるのだと思います。

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 回答者様がどんな経済学者より一番よくわかってらっしゃるのではないかと私は思います。 でも、>本来責めを負うべきは、借り入れを起こさない民間の非金融機関<という意見には抵抗があります(笑)。大手企業ならいざ知らず、中小企業の経営者たちは”金策”に46時中走っているというのが現状です。どうして?と尋ねたら、銀行が融資をしてくれない!ということです。 銀行側の融資基準もあると思うのですが、銀行マンの企業を育てる能力が劣ってきてるのではないかとも言われてます。 銀行が”会社”と言われない理由。それは物を扱うのではなく、取引の用いられる”金”を取り扱っているから”銀行”と言われているのだと思います。 おっしゃらっれてる通り、銀行の方々には何が成長産業なのか、この企業を育てるのはどうすればいいのかということを、単なる金の扱う機関ではなく、「俺たちが企業を育てる!」という意気込みで産業を育てていただきたいですね。 時間をとらせてしまいまして、申し訳ありませんでした。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.8

>『返済不履行宣言』は国内の金融機関に発するもので、海外にはほとんど影響を与えないと考えます。 違います。  この場合国の赤字は国債でまかなってます。無論これが国内限定なら構いませんが。  最近の金融不安により海外が日本の国債を大量に買っているのですよ これは最近のの記事です http://blog.livedoor.jp/stellaford/archives/51864467.html

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 おっしゃる通り、金融不安という化け物のために日本国債を買って非難してる海外資本が多いらしいですね。 ここで見えてくるのが、いっぺんにチャラにすることなく、手を変え品を変え、財政を戻していくことが重要なことが良くわかりました。

noname#252164
noname#252164
回答No.7

チャラにするということは国債が紙くずになるということですが、そうなるとほとんどの銀行は大幅な損金を計上することになります。(資金を国債で持っているところが多いから)特に郵貯銀行は即死します。 現在銀行は預金保険と日本政府の保証を受けていますが、多くの銀行が一気に潰れたら保証もなにもありませんから、ペイオフで保護されているはずの1000万円までも保護はされないでしょう。 年金運用資金もかなり高い比率で日本国債持っていますから、これも残高が一気に減ります。 ひょっとすると生命保険なんかも継続不能になるかも知れません。 で、銀行が大損を抱えると、銀行の自己資本が下がりますから、生き残っていても海外での営業ができなくなります。 国債のデフォルトというのは、国家の倒産ですから、日本の企業と取引をする企業はドル建てでの取引を強要することになり、円の価値は一気に下がります。 日本は多くの資源を輸入してますから、円が一気に安くなると一気にインフレになります。

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 一度、今の金融機関はつぶれた方がいいのかもしれませんね(極端な意見ですが)。 極端なインフレは好みませんが、インフレはデフレよりもいいという人もかなりいるようです。いっぺんにチャラにしなくとも段階的なチャラはどうやらよさそうですね。 円の価値も徐々に下がっていくのは輸出企業にとっては好ましいのかもしれませんし、価値が下がれば、国内第一次産業も復活してくるかもしれません。 チャラにするのも手加減が必要なことがよくわかりました。

回答No.6

No.3です。 >預貯金をしている人たちは国債を買っていいとは許可していないはずです。 とのことですが、銀行は金を預かりっぱなしにするわけにはいかず、預かった金を元手に儲けを出すことによってはじめて預金者に利息を払ったり従業員に給料を払ったりすることができるわけです。 この儲けを出すために銀行は企業や個人に金を貸して利息分を儲けるわけですが、その際銀行は誰に貸すか、どこに貸すか、というのをいちいち預金者に断ったりしません。銀行がどのようにして儲けるかは銀行の自己責任です。 そして、銀行が国債を買うのは金の貸付先が企業や個人のかわりに国になったというだけのことであって、特に預金者にお伺いを立てる必要はありません。銀行が信用できなければ預金しなければいいだけの話です。 現行の法律では金融機関が破綻しても預金1000万円までは保護されることになってますが、それを超える分については預金者側も自己責任ということになります。 それでも銀行が国債を買いつづけるのは、今のところ銀行が日本国債を信用しているからです。 ちなみに、もし日本政府が債務不履行を宣言したとしても国内でほぼ完結するので為替に影響しないのではないかという意見もでていますが、この場合はいずれにせよ日本経済の先行きは不透明になり日本の経済政策に対する国際的な信用が低下しますので日本円を売る動きが必ず出るはずです。日本円が暴落しないとは考えられません。

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 回答者様の答えで如何に現在の銀行、金融社会が信じられていないことが良くわかります。国際社会は違った意味での金融社会を構築する必要がありそうですね。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.5

 それを専門用語で『返済不履行宣言』といいます。 国が借金を返さないよという宣言をするものです。  そうなると『円』という通貨が国際的な通貨として信用がなくなります。  過去アルゼンチンがそのような宣言をしました その結果起きた事から予想すると・・・  ・日本経済崩壊   各種銀行及び企業の大部分が倒産  ・海外資産の凍結  ・輸出及び輸入の停止 日本は食糧輸入国家ですので  まずは食料輸入のSTOPが一番の大問題ですね 完全にチャラという宣言をしたなら(本気でこんなことする国家はありませんが)日本の社会は完全に崩壊します。分かりやすくいえば日本の人口は半分以上は死にますねw  資源もない、食料生産も低い加工産業中心の国家でそんなことしたら、大変です

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 海外諸国にほとんど借金のない日本財政がなぜ信用を失うのか意味がわかりません。『返済不履行宣言』は国内の金融機関に発するもので、海外にはほとんど影響を与えないと考えます。日本国内の”身内”で清算するだけです。 認識違ってますか?

  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.4

もし仮に、日本銀行が市場に出回っている国債をすべて買い取れば、日本国政府の最大の債権者は日本銀行 になります。 ですが、日本銀行の最大の株主は日本国政府です。 つまり、日本銀行を日本国政府のグループ会社としてみれば、同じグループの中で債務と債券をお互いに 保有し合っていることになりますよね。 普通であれば、「連結決算」で相殺されるレベルの話です。「チャラにする」って、つまりそういうこと ですよね。 この手段をとると、日本経済が深刻な影響を受けるかのように感じている人もいるようですが、日本銀行 が国債を買い取っているということは、当然日本国銀行券と引き換えに国債を引き取るわけですから、 ここに誰も損をする人は生まれないはずです。 また、日本国債を保有しているのはその94%が日本人(もしくは法人)であり、100%円建てなのですから、 この方法をとっても、為替相場に影響を与えることはあり得ません。また、仮にこのことで日本国債の格 付けが引き下げられたとしても、国外に日本国債を保有している人はいないわけですから、国債の格付け 評価が原因で日本国債の利息が跳ね上がるようなこともあり得ません。=日本円が破綻するわけがありま せん。 ですが、実はこの方法をとった時、本当に問題となるのは、国債を引き上げられた金融機関側にあるの です。というのも、国内の金融機関が国債を大量に保有している最大の理由は、国債がもっとも預貯金 の運用先としてリスクが少ないからです。 国債を引き上げられて現金を手渡されるということは、=市中銀行に大量の赤字を生み出すという愚行 にほかなりません。なぜなら、銀行は預貯金者に対して金利を渡さなければならないからです。 国債の金利をその支払いに充てていたわけですから、国債を当然利息の付かない現金に換えられてしま うと、儲けがなくなるだけでなく、預貯金者に対して支払っていた金利分赤字を生んでしまうのです。 ですから、もし政権が愚かではないのなら、このような愚策をとる政府はないと思います。

a0832669
質問者

お礼

なるほど。ありがとうございます。 よくわかりました。 しかし、この説明を聞きますと、市中銀行が如何に”国”頼りなのかわかりますね。銀行は本来、企業に投資してその利子で益を確保して、また、その資金は預金として確保するのが正しい姿だと思いますが、認識違いますかね?

回答No.3

日本の国債発行を支えているのは残高総額1000兆円以上にものぼる日本国民の預貯金です。 日本の中でうちうちに借金しているというのがこの国債発行のことであれば、それをチャラにするというのは日本国民の預貯金の大半をなかったことにするということになってしまい、国民生活は大混乱に陥ります。 預貯金をなかったことにしないで済む手もあるのですが、いずれにせよ日本円は信用を失い価値が暴落するでしょう。いわゆるインフレという現象が急速に進むことになり、日本経済も大混乱に陥ります。 どんな人たちに影響があるかといわれれば、日本国民は当然ながら全員影響を受けますし、米国のサブプライムローン問題が全世界の景気に悪影響を及ぼしたようにその影響は全世界に波及することになるでしょう。

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 「日本国民の預貯金の大半をなかったことにするということになってしまい」ということですが、預貯金をしている人たちは国債を買っていいとは許可していないはずです。日本の金融機関の”勇み足”だと考えますが、間違っていますか?

回答No.2

質問者さんの考えを実行する事は自殺行為ですね。恐慌に成ります。 支払うと約束していたお金を支払わないという事を国が行う事は、信用がなくなります。 お金というのはただの紙ですが、そのただの紙でいろいろな物が手に入るのはその紙幣が信用されているからです。 国債も同じで信用されているから買われているという事です。 質問者さんの考えを実行する事はジンバブエ経済政策ですね。

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 一部、個人でこの国債を買われている方もいるでしょうが、信用して買っているのは日本の金融機関だと思いますが、彼らに対する信用がなくなるということでしょうか? また、回答者様はジンバブエ経済政策とおっしゃられていますが、ジンバブエの場合は流通貨幣量を著しく増やしたこと、また、黒人社会に対してあまりにも手厚くしようとしたがために起こった混乱だと認識していますが。 認識が違いますか?

noname#146091
noname#146091
回答No.1

御質問の答えには成りませんが、参考までにどうぞ。 日本も国の借金が過去最高の882兆円…GDP比219% 日本は財政破綻の危機に直面しているわけではない。財政悪化を示す数値はギリシャよりも悪いが、国債発行額の大部分を日本国内で消化しているからだ。日本国債の外国人保有比率は現在5%をやや超える水準だ。 日本の財政悪化は、最悪の場合はお金(円)を刷って解決できる‘国内問題’だ。日本が外国に借金を返せない可能性はないということだ。この点が現在世界経済を揺るがしている南欧の財政危機とは根本的に違う。日本はむしろ莫大な海外投資で対外純資産が着実に増えている。 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=128980&servcode=A00§code=A00 対外純資産、過去最大266兆円 日本19年連続世界一 一方、対外負債は同1.7%減の288兆6030億円と、2年連続で減った。 http://www.asahi.com/business/update/0525/TKY201005250094.html

a0832669
質問者

お礼

ありがとうございます。 大変参考になります。