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白血病の治療は段階を踏んで治療しますがなぜ一気に根絶はできないのでしょ
白血病の治療は段階を踏んで治療しますがなぜ一気に根絶はできないのでしょうか? また高齢者の造血幹細胞移植の時に少し残すのはなぜですか?
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>白血病の治療は段階を踏んで治療しますがなぜ一気に根絶はできないのでしょうか? 一気に根絶すると、(死亡する)リスクが大きいからです。大変強い薬ですので、副作用もそれなりに強烈です。心臓、肝臓、腎臓など臓器に負担をかけます。白血病で死ぬ前に、心不全、肝不全で治療中に死ぬリスクが高いです。また、一気に免疫力を低下させます。肺炎などの感染症に罹患するリスクも高いです。本田美奈子さん、夏目雅子さんも治療途中で肺炎を併発してなくなっています。 >高齢者の造血幹細胞移植の時に少し残すのはなぜですか? 幹細胞を残したくはないが、上記の理由で、高齢者には多量の薬を投与できないためです。糖尿病患者や心臓・肝臓などに障害のある人の治療法はごく限られたものになるか、全くないか、となります。比較的健康な高齢者にミニ移植を実施します。
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- nora-pop
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<段階を踏んで治療します…> これは 寛解導入・維持・強化療法という意味でしょうか? 白血病細胞を可能な限りゼロに近づけた状態を「寛解かんかい」 と言います その「寛解」を維持し強化することで再発を防いでいきます 白血病細胞をゼロにすることは今の医療ではできません 可能な限りゼロに近づけて、さらに他人の白血球が残った 白血病細胞を攻撃し消滅させることを期待するのが骨髄移植や 幹細胞移植です 移植前に、抗がん剤投与や放射線を照射することで白血病細胞を 攻撃するのですが 精神的にも肉体的にもかなりの負担です 特に高齢者の場合 体力的にもたない場合もあります つまり 「白血病は治ったが体力がもたず亡くなった」 となる可能性もあるのです 不吉な言い方をして申し訳ありません 幹細胞移植をされた ということは「一気に根絶を目指した」 のではないでしょうか? <また高齢者の造血幹細胞移植の時に少し残す…> バッグの中に残っていましたか… なぜ残したのかはわかりません 不明なことは主治医に尋ねるのが一番です また白血病の治療に関する本も出版されていますので 本を読み、理解された上で尋ねれば、主治医のお話も解りやすい と思われます 一日も早いご回復をお祈りします