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私の妹は蕁麻疹が毎日出ます。その蕁麻疹は皮膚に刺激を与えるとかゆくなっ
私の妹は蕁麻疹が毎日出ます。その蕁麻疹は皮膚に刺激を与えるとかゆくなってかくと赤くなり、腫れます。 かれこれ10年ぐらい薬を飲んでいます。 今では薬を飲まないとかゆくてやってられないようです。皮膚がどこかに接触してるだけでかゆみが出てくるようです。 女の子なのでいずれは妊娠、出産もしなければならないので薬をやめたいのですがこういうアレルギーみたいなのは治らないのでしょうか? 兵庫県に住んでいるのですが近辺でいい先生、病院はないでしょうか?
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- albert8
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薬を使い過ぎるとますます蕁麻疹の体質は改善できなくなります。その結果が今の状況でしょう。10年薬を飲んでも蕁麻疹が治らないのですから、どこかで疑問を感じてもよかったのですが。 蕁麻疹は体が嫌がるものを排泄する反応です。 嫌がるものとは、例えば食べ物であったり、冷たい刺激、反対に温感刺激、精神的なストレス、あるいは妹さんのようにチクチクしたり、擦れる皮膚への刺激などもそうです。痒みが強くまことに辛いのですが、そういう反応を起こさないと嫌なものが排泄されない仕組みになっています。痒みをおこして治していきますが、これは蚊にさされあとの痒みや発赤が治まっていくのと同じ仕組みです。 確かに抗ヒスタミン剤を飲むとその排泄を止めようとしますので薬が効いてる間は楽になります。薬を飲みながらでも徐々に嫌な刺激が体から一掃されていきますので蕁麻疹は治まります。しかし、蕁麻疹が出る原因を治療してるわけではありません。その蕁麻疹が治まったところで、次のなんらかの新たな刺激で蕁麻疹が再発、これを繰り返すことになります。 蕁麻疹はリンパ球の反応なのですが、この白血球の仲間が増えて過剰になるほどできやすくなります。原因はリンパ球過剰なのです。 同じ刺激でも妹さんのように敏感に反応する人と質問者さんのようにそうでない人がいますが、その違いはリンパ球が過剰かそうでないかの違いになります。 リンパ球過剰体質の方の特徴は一般的に高感度人間でいつもニコニコ、性格はおっとり、色白でぽっちゃり、ふくよか、皮膚は乾燥よりもみずみずしいタイプです。この体質の背景には、過保護、過食気味、甘いものが多い、肥満、紫外線に当たることも少なく運動不足などがあります。 ストレスが少ないことは健康にはよいのですが、少な過ぎると問題になることがあるのです。ストレスが少ないほど心や体がリラックスしますが、行き過ぎるとリラックスの神経である副交感神経がますます優位になってリンパ球が増えてしまいます。リンパ球が副交感神経の支配にあるからです。 もし、妹さんに思い当たるようなことがあれば参考になさってください。お分かりのように、甘いものは 極力減らす、小食にして運動(たまに日光浴)。リンパ球過剰な体質を改善するにはこのように心や体を鍛えることしかありません。 また、入浴法として温冷交代浴があります。自律神経を鍛えて副交感神経への偏りを減らす効果がありますし、皮膚を鍛えることにもなりますのでおすすめします。また寒くなってきたら、乾布摩擦も良いのではないでしょうか。もちろんやわらかい布を使って皮膚の状態を見極めながらですが。 体質を変えることは時間がかかり、根気がいることですが、心身を鍛えることは蕁麻疹に限らず後々役に立つことだと思います。いずれにせよ、自分でやるしかありませんし、自分の体は自分でしか治せません。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございました。妹はリンパ球過剰体質にはあまりあてはまってはいませんが入浴法など教えてあげようと思います。