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ファンタジーっぽい男女の恋愛小説
昔から、いわゆるジュニア小説(主にファンタジー系のもの)が好きでよく読んでたんですけど、最近は私の好きな感じの小説がないような気がしてます。というのは、別にそれがいけないっていうわけではないんですけど、ボーイズラブ系のものが主流になったのでしょうか、それっぽいものばかりが書店に並んでいるような気がするんです。これについて、どう思われますか?それから、どなたか私に男女の恋愛が描かれていて、かつ、内容も面白い小説を紹介してください。内容はファンタジーじゃなくてもかまいません。
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まずボーイズラブ系のものについての感想を。わたしは昔はけっこう読んでいたのですが、最近はあまりにのーてんきな上「なんでこれ女の子じゃいけないの?」と首をかしげるような話が多くて、読む気がうせてしまいました。中にはいいものもあるというのはわかっていますが、多すぎて(探す根性ないので…)もういいや、という感じになってます。 で、男女の恋愛が描かれているファンタジーですが、荻原規子さんの勾玉三部作はいかがですか?これはジュニア小説というより児童文学になるのかもしれないですけど。日本の古代を舞台にしていておもしろいですよ。くわしくは 神々のまほろば http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/1830/ を御覧になるといろいろ紹介されてます(とても綺麗で、内容もしっかりしたサイトなのでおすすめです) あと、ジュニア小説ではないのですが、わたしが大好きでおすすめなのが、タニス・リーの『銀色の恋人』。とても美しくてせつないラブストーリーで、少女の成長物語としても秀逸です。下のURLでデータ、あらすじが見られます。
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- ohka
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2年ぐらいの間ずっと好きなシリーズがあります。 コバルト文庫から出ている橘香いくの先生の「有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険」シリーズというものなのですが、読みやすいですし、ストーリーも楽しいので、もし読んだことがなければおすすめです。 また、同じ方が書かれた「翠緑の森の騎士」もとてもおもしろいと思いました。 作者のホームページのほうでくわしいあらすじなどを見られますのでURLをのせておきます。 それから、集英社のスーパーファンタジー文庫から出ている柴田明美さんの「蒼天の情人」も良かったと思います。 コバルト文庫・藤本ひとみの「まんが家マリナ」シリーズもおすすめです(昔からジュニア小説を読んでおられるなら多分ご存知かもしれないですが、一応) ボーイズラブについてはそれなりに読んではいるのですが、ほとんどのものがたいして代わりばえのない内容というふうに感じることが多いですね。私の一番好きな作家さんはボーイズラブも書かれているのですが、その方は独特の世界を持っておられますし、できればそういった作品が多くなればいいなぁと思っています。そうでないといろいろと読む意味がないですし・・・
お礼
ohkaさん、回答ありがとうございます。おすすめの作品については、早速本屋さんで探してみたいと思います。「まんが家マリナ」のシリーズ、懐かしいですね。私も一時、とてもハマっていました。コバルトの昔からのファンとしては、氷室冴子の「なんて素敵にジャパネスク」のシリーズと、藤本ひとみの、この「まんが家マリナ」のシリーズはバイブルですね。私の希望としては、できればこういう風な作品がもっと出て欲しいんですよね。
- miu33
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この質問を読んだ時に「同じような本読んでる人がいる~」と思って嬉しくなってしまいました。私もファンタジー系の小説が好きでコバルト読者だったので。でも数年前から読んでないです。というのもsilversnowさんと同じようにやたらボーイズラブものが増えた事と続き物が多すぎて(しかもテーマが重い・・・)ついて行けなくなったからです。 わたしのオススメの小説ですが、コバルトだと樹川さとみさんの初期(?)の作品はどうでしょう?「雪月の花嫁」「太陽の石月の石」「366番目の夜」「時の竜と水の指環」あたりです。個人的には「時の竜~」がすごい好きです。あらすじは下記URLでちょっと見れます。 コバルト以外には、北村薫さんの「覆面作家は二人いる」(角川書店)がオススメです。ミステリーですが、恋愛小説としても楽しめますよ。ほのぼのしてていいですよー読みきりだし読みやすいのでは?
お礼
miu33さんのおっしゃられるとおり、最近のコバルトってボーイズラブ系が増えたのもそうですけど、続きもの(シリーズもの)も多いですよね。私の場合、シリーズものはキライではないんですけど、コバルトのシリーズものって、マンガの連載なんかと違って、新刊が出るのがとにかく不定期ですよね。続きをすごく楽しみにしてるのに、いつまで待っても(1年や2年はざらです)新刊がでないってことがよくあります。読者あっての本なんですから、作家の方も、もう少し責任をもって続きを書いてもらいたいものです。 それから、miu33さんと私は、確かに「同じような本読んでる」みたいです。樹川さとみさんの「雪月の花嫁」「時の竜と水の指環」読みました。北村 薫さんの「覆面作家」シリーズも読みましたよ。 最後になりましたが、私と同じような考えを持っている方に回答をいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
- EIZA
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コバルト文庫から出ている今野緒雪「夢の宮」シリーズは、 本当に奥が深く、とても面白いです。 中国ベースの異世界ファンタシー(本来の意味での、ですが)で、 シリーズといっても、一話完結モノになっています。 毎回の登場人物も統一してはおらず、 ある王国の城の中にある「夢の宮」を舞台としたオハナシなのです。 シリーズ中には、恋愛モノではない!というようなものもありますが、 ほとんどが作中に男女の恋愛が描かれています。 (一冊だけ、男同士のがあった気が……でもそれも必然的なものであり、 決して今流行のボーイズラブ系ではありません) 中でも一番恋愛モノとして面白いのが、「夢の宮~諸刃の宝剣~」でしょうか。 ある敗戦国の王女様と、勝利国の王様とのオハナシです。 コバルト文庫の中では人気作家なので、何処の本屋でも置いてあると思います。 もし機会があれば立ち読みでもしてみてください。 この人は他にもシリーズを出していて、その中でも 「マリア様が見てる」シリーズ以外は全てファンタシーです。 結構面白いので、オススメです。 大学生になってもコバルトを読んでいるEIZA☆彡でした。 ↑だって、今野緒雪だけは面白くて止められないんだもの。
お礼
回答ありがとうございます。実は私も10年来のコバルト愛読者なんですよ。でも、そのコバルトも最近ボーイズラブっぽいものが多くなってきていて、もう1年くらい新刊を買っていません。・・・淋しい。 EIZAさんおすすめの今野緒雪さんは、「夢の宮 ~竜の見た夢~」は読んだことあります。とても気品のある文章を書く作家の方だなという印象を受けました。おすすめ作品の「夢の宮~諸刃の宝剣~」はまだ読んだことないんですけど、早速本屋さんで探してみます。「ある敗戦国の王女様と、勝利国の王様とのオハナシです。」こういうシチュエーション、個人的に好きなんですよ。
宮部みゆきで蒲生邸事件はどうでしょう。 タイムトラベル物で、恋愛はうっすらとです。 ファンタジーの方が強いです。 ボーイズラブ系とは同性愛の事ですか? 読んだ事ないので…
お礼
回答ありがとうございます。宮部作品は「クロスファイア」を読んだことあります。これはかなり面白かったので、reikocatさんのおすすめの「蒲生邸事件」もかなり期待度大ですね。 ボーイズラブの定義は私もよく知らないんですけど、単純に言って、カッコイイ(カワイイ)男のコ同士の恋愛を描いた作品の総称であると言えるんじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。ボーイズラブ系の小説について、私もlinglingさんと似たような感想を前からもっていて、「これって、ひと昔前のマンガでやりつくしたラブコメをそのまま男ー男にしただけの内容なんじゃないのかな」と思っていました。もちろん、それだけじゃない、とても内容の濃いものもあります。でも、正直言って、どうして最近ボーイズラブがこんなにはやっているのか分からないんです。 それから、linglingさんが紹介してくださった小説は、早速、本屋さんで探してみます。URLもとても楽しく見せていただきました。