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先進医療の新薬や医療技術は欧米各国で採用されているものでも我国では政府
先進医療の新薬や医療技術は欧米各国で採用されているものでも我国では政府の承認に時間が掛かり、新薬、医療技術の承認の遅れから診療を待っている患者がどんどん亡くなっていく事があるようですが、薬害問題等があるので日本は承認に手間取るからとの理由を挙げる人(役人)がいますが、薬害が起きたならそれは日本に限らず欧米各国でもおきる事です。そういった点を考慮して、医療に限らず日本では欧米に比べ新しいものの採用が何故遅いのでしょうか。これは日本人は旧帝国軍隊が武器等で新しいものを省みなかったといった伝統が今だに有るからなのでしょうか。
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伊沢元彦さんが「逆説の日本史」シリーズの中で、この件について、「医学の各分野には権威がいて、そのご威光を犯すようなことは政治的に潰される。新しい技術や薬がなかなか認可されないのも、認可されれば従来その分野の権威だった人が権威というポジションを失うから止められている。だからその権威が死ぬまで認可されない」という趣旨のことを、丸山ワクチンを例にとって書いておられます。 日本の医学界は陸軍軍医総監森林太郎(森鴎外)以来、極めて封建的かつ閉鎖的なので、その性で認可が遅れるのが真実だと思われます。
お礼
厚労省に限らず役人は退職後の天下り先を考慮するのが第一ですので、外国製新薬が日本の製薬会社の利益に影響を及ぼす懸念がある限り簡単に認可はしません。これは如何でしょうか。