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電子納入されたソフトのバックアップディスクは誰の権利でしょうか?
- 博物館で働く私は、展示物説明のタッチパネルディスプレイに接続していたパソコンが故障し、修理費が高額で困っています。修理業者が特別に作ったソフトのバックアップディスクがなく、他の業者に修理を頼むことができません。
- 契約では納入したソフトの著作権は博物館側にありますが、バックアップについての記述はありません。保障期間も明記されていません。
- ソフトは特別製であり、代替ソフトが存在しません。このソフトは単に動画のチャプターを選んで再生するだけのものです。
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>電子納入されたソフトのバックアップディスクは誰の権利でしょうか? とりあえず、ハード(メディア)は購入者のもので、コンテンツ(ソフトの著作権・使用権等)は契約によります。 >高い修理費を請求されて 言われる根拠や具体的金額が提示されていないので、貴方の思い込みである可能性もあります。 納入業者が既に開発したソフトを持っていない場合には、新たな開発が必要ですから、最大当初開発とほぼ同額の費用がかかります。 運よく素材が保存されている場合には、技術者による復元の費用がかかります。例えば1人月=80万円とすると、1人1日で4万円です。これをベースに作業時間から費用が見積されているようであれば、妥当な価格でしょう。 >足元をみられる結果に ある意味、足元は見られます。これは突発的作業で、解る特定の技術者しかできない、緊急を要する等の要素が重なれば重なるほど、必然ではないでしょうか。1人1日で4万円のものが6万円というのも有りでしょう。 データサルベージ(故障したディスクの内容を復元するサービス)で、大急ぎでお願いすると10割増しなんてのもあります。 >要求しても断られてしまいました バックアップディスクを要求して断られたということですね。業者が持っていれば断ることも無く、無いから前述の”高い修理費”が請求されたのですよね。これなら当然でしょう。(もし持っていたとしたら、妥当な価格は判断できません。私ならお客様ということで無償ですが) >(1)契約では納入したソフトの著作権は博物館側にあることになっています。しかしバックアップには言及されていません。 契約でバックアップに言及していないケースは間々あると思います。納入時点で受け入れ検査し承諾したと判断せざるを得ないと思います。 >(2)4年前に納入され、契約には保障期間などの記述がありません。 ソフトに関しては一般的には瑕疵(納入後に製造者の責によるソフトの障害が発見された場合には、一定期間内は製造者の責任で無償で修復する)の記述しかしません。 >(3)そのソフトはそのパソコンのための特別製で他にありません。(と言っても単に動画のチャプターを選んで再生するだけのたんじゅんなものです)何か代替できるソフトがあれば・・・ これは、いくら請求されているのか分かりませんが、代替ソフトを見つけるまでにその程度の費用がかかることも稀ではありません。ソフトは視覚感覚で概ね同じと言って代替できるものではありません。 同じ製品でもバージョンが違うと使い物にならないなんてこと、良くあります。(以前のデータが使えない、操作性が異なり使えない、このOS上では動かない等々) >(4)ソフトは設置時点でパソコンにインストールされて納入されました。ちなみにそのパソコンにもともと付属していたOSなどのリカバリーCDも前任者がもらっておらず、業者に要求しても拒否されました。 これも4年前のこととなれば、今更で業者も困っていることでしょう。 >なんとか解決策はありませんでしょうか。よろしくお願いします。 現時点になれば、納入業者を含めて両社被害者ですよね。ハードディスクメーカに責任転嫁するわけにもいきません。納入業者を含めて、冷静に最適な対処方法を探究するより無いと思います。既に4年経過ですから、ハードは交換時期、ソフトも陳腐化している・償却が近い等で、可能なら新たにリニューアルもありと思います。 (システムエンジニアからでした)
お礼
お礼が遅れてすいませんでした。 細かいところまで丁寧に解説していただきありがとうございました。 ソフトのコピーはHDDの修理の後もらえることになりました。 値段は十数万ですが、相場からいって特別高いというわけでもないんですね。 単純なHDDの修理費の感覚で捉えるとだめですね。