- ベストアンサー
部活をやめさせてもいいのか・・・?
中1の娘のことです。どちらかというと運動は得意で、部活選択の時も「疲れるから文化系にしたら?」という私の言葉には耳も貸さず、「どんなにつらくても続ける」と言ってバスケに入りました。ところが、入部まもなく「思ったよりもつらい」「足が痙攣する」と、泣きごとを言うようになりました。 公立ですが、かなり受験に厳しい学校で、入学当初より、「部活に入らないと内申書に響くが、入って途中退部するのが最も不利」と釘をさされており、本人もそれがひとつの歯止めにはなっていたようです。 しかし、6月に入ってからは「痙攣が痛くて耐えられないからやめたい」と言い出したので、整形外科へ連れて行ったのですが、「部活を続けるにはなんの支障もない」と言われ、漢方と湿布だけを渡されました。 すると今度は、「部活があるから学校へ行きたくない」「部活を続けるくらいなら、ひきこもりになる」と、泣いて訴えるのです。 私自身、学生時代、つらい部活をやりとおして良かったと思っているので、それを話したうえで「乗り越えられない試練はない」「つらい分、やり通せば自信がつくよ」と励ましていますが、その一方、本人の逃げ場がなくなり、追い詰められはしまいか、という心配もあり、「そうか、そうか。つらかったね。やめたかったら、やめればいいよ。」と抱きしめてやった方が良いのではないかとの迷いがあります。 逃げて欲しくない、と思う反面、ほんとうに引きこもりになったり、自殺を考えたりするようになりはしまいか、という不安があるのです。 どういう態度をとってやるのが、今の本人の為なのか、の判断がつかないのです。 ちなみに、うちは母子家庭で、私の意見が、親としてのすべてとなります。 長々と申し訳ございません。 アドバイスがありましたら、よろしくお願いします!
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。 現在高校生で、部活に入っていたものの、部活を途中で引退したものです。そういった経歴から、部活というものが如何に重い存在であるかよく認識しております。 さて、お子様は確かにお母様のご意見を曲げて自らバスケ部を選んだわけですね。そのときお子様はきっとご自分がやりとおせると思われたのでしょうが、実際は厳しかったのでしょう。部活に勧誘するときより、実際に入部してからの方がつらいことはしばしばあることです。 特にそのつらさが体力的なものであれば、その限界というのはより具体的になってきます。限界は本人が一番よく知っています。私は医療分野に明るくはありませんが、お医者様の言うことがどうであれ、本人が無理ということは無理なのです。 ではその限界に屈することが果たして甘え・逃げなのかと考えたとき、私はその答えは「NO」だと思います。限界まで達することなく屈したわけではないのですから。 初志を固め、自分のやれる範囲で頑張ったということが何も残さなかったこととイコールではないのです。 そこで考え、行い、得たものは必ずしも何かあるはずです。確かにやり通す大切さもありますが、そこに至らなくてもそこまでのプロセスの中で大切にすべき事は認められると思います。 それから、どんなことでもやはり健康というのは重要です。これは馬鹿にならないことです。私事ですが私は中学二年のころ、首の骨が炎症を起こして何ヶ月も入院してしまいました。当然その間は勉強ができなかったのです。限界を超えて頑張っても、それが元となって本来大切な健康を失ってしまうのは無意味です。 その上で、アドバイズさせていただくと、最終的にはお子様のご意思を採用されるのがベストだと思います。 私も母子家庭という環境で育ってきたものなのでよく分かるのですが、お母様の決定がすべてを意味してしまいます。もしそこでお母様が保守的な態度を取られてしまうと、子供は逃げ場がなくなってしまいます。それがトリガーとなってお母様の案じるとおり引き篭もってしまったり、自殺を考えてしまうことはありえると思います。経験的にそう思います。 対等とはいかなくても、独断と偏見で決めるのではなく、お子様の考えも広く適用すべきだと思います。 受験に不利ではないか?という問いですが、確かに高校受験で調査書には部活の項目がありますし、それが読まれることは確かです。しかしながら、それが決定要素となり不合格となる可能性はかなり低いでしょう。特に一般入試・私立高校は調査書を重視しない学校が多く、本番勝負になります。私の在籍している私立高校の例をとると、調査書は内申点*2を得点に加えるというものでした。このような選抜方法では、部活などがあまり関係してこないことがお分かりかと思います。調査書を重視する学校でも、その多くは出欠や内申点を見る学校が多いのでしょうか? バスケ推薦を狙われているなどならば別ですが。 というわけで部活をやめることが死活問題になる可能性はかなり低いと思われます。とにかく取り返そうとすればいくらでも取り返せます。不安なお気持ちはよく分かりますが、やはりお子様のお体の方をとるべきだと思います。 長々と書いてしまいましたが、このあたりで失礼します。 頑張ってください。
その他の回答 (11)
私も中学時代に厳しい運動部にいて経験して良かったとは思っていますが、辞めたいと思いつつ続けたわけではないので状況にもよると思うし、継続したからといって必ずしも良い結果になるとは限らないと思います。 痙攣なんですが、体の要因か、心理的要因か、分かりませんし、成長課程での予測できない体の変調はあると思います。私は膝が痛くなって休むように医者に言われたのにチョットしか休みませんでしたが、それはやりたかったからです。 娘さんの性格上、逃げてるとか怠けているとか考えられないようなら、あまり無理してもイケナイと思うんです。 子供は目先の内申や高校受験にばかり目が行って悩んでいるかもしれませんが、親はもっと長い目で人生を見て、ここで無理することがそんなに人生において大切なのか考えてくれたら良いと思います。 内申のことなどは担任の先生と話し合ってお子さんを安心させてあげた方が良いと思います。体調が不調なのに無理して続けて担任に一生の責任は取れないでしょうから学校の方針がおかしい事まで掘り下げて娘さんを守ってあげて欲しいです。
お礼
痙攣に心理的要因があるかもしれない、などとは考えてもいませんでした。 親の立場で考えすぎ、まだまだ本人の身になっていなかったと反省しています。 ありがとうございました。
- 1
- 2
お礼
貴重な体験の数々、身に沁みました。 たしかに、‘限界’は人それぞれ違うのかもしれませんね。 私自身も中学・高校時代に思い悩んだのに、すっかり親の立場からものを言っていたな、と思います。 健康の大切さや、内申のことなど、とても納得致しました。 ありがとうございました。