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電子基盤からの部品の取り外し
電子基盤からの部品の取り外し 不要になった電子回路の部品を利用して、新しい工作に利用したいのですが、例えば、トランジスタは熱に弱いですが、半田を溶かしてはずすのに、熱以外の方法はないものでしょうか。基板上の部品の足は短いので極力切らないで取り外したいので。
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熱に弱いといっても、“基板”から取り外すくらいで壊れることはありません。取り外すのに何分も掛かるようなスキルなら話は別ですが、吸い取り器で1ピンずつ抜くか、全てに熱を加えて一気に抜くかしてもそんなに時間が掛かることもないでしょう。基板自体を破壊しても良いなら、ほぼ熱を加えなくても取り外すことも可能です。基板をその部分だけ分離して、更に1ピン毎に切断するだけです。残った半田は吸い取るかして除去すれば使うことが出来るでしょう。 また、熱をチップまで伝え難くするのにヒートストッパー(アルミのクリップで放熱)が市販されているのですが(今もあるかは不明)、そんなのを使うまでもないと思います。
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厳密にいえば、すべての電子部品で、加熱温度と加熱時間、加熱回数の規定が決められています。 メーカーなどで製造する時には、その規定を守らないと、トラブルが起こった時、部品メーカーが対処しませんので、結構大変な事になります。 素人が趣味でやる程度なら、動かなかったら、あ~あ、死んじゃってたか。で済みますので、そのへんはそれで良いかと思います。 でも、半田に関しては残念ですが熱以外で溶かす方法はありません。 一番部品にやさしい外し方は、ディスクリート部品の場合は、半田壺を使用する方法です。 溶けた半田の壷で、全ピン一気に過熱しますので、部品自体も1度の過熱になる為ダメージが少なく外せます。 吸い取り機だと、バキュームタイプの電動半田吸取り機であればかなり綺麗に取れますが、網線や手動吸い取りだと、複数回やらないと取れないときがあり、それらは部品に負担を掛けてしまいます。 まぁ、素人の物ですので、付けてダメなら、壊れちゃった。別のを使おう。で良いのではないでしょうか?
お礼
早速のご回答ありがとうございます。半田壺 なるもの初めて知りました。参考になりました。素人の工作なので一つ一つ半田吸取り線で処理したほうがよさそうです。
- tpg0
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通信機会社勤務です。 職業人(プロ)は電動ハンダ吸い取り器を使用して不良部品や付け間違えた部品を外してます。 簡単に言えばハンダコテがストローのようになっていて溶かしたハンダを電動ポンプで吸い取ってしまうのです。 トランジスターなら足3本ですから5秒足らずで外せます。 但し、吸い取り器の価格は5万円~10万円くらいはします。 素人さんが趣味で買うには高いかも知れませんから、手動ハンダポンプとハンダ吸い取り網を併用すると良いでしょう。 手動ハンダ吸い取り器は注射器にバネが付いてる感じです。 ハンダコテで溶かしたハンダに吸い取りポンプの先端でバネが戻る時の吸引力で溶かしたハンダを吸い取ります。 電動ポンプのように全てのハンダを吸い取れないので残ったハンダは吸い取り網を当ててハンダコテで網を熱すると溶けたハンダが吸い取り網に染み込んでしまうので楽に部品が外せます。 手動ポンプは3千円くらいで吸い取り網は1~1.5mで500円くらいなので手軽に買えます。 また、吸い取り網は同軸ケーブルやシールド線の網線にフラックス(松ヤニ等)を染み込ませれば自作する事も出来ます。 電子部品はトランジスターに限らず熱には弱いのです。 しかし、短時間なら殆んどの部品は熱破壊される事はありません。 熱破壊は数10秒のように長時間熱を加えるから起きるのです。 それと、MOS・ICのように静電気に弱い部品は人間の静電気やハンダコテのリーク電圧で破壊されてしまいますから、ハンダコテのボディーや外す人間の腕もアースをする必要がありますので注意してください。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。素人の工作なので一つ一つ半田吸取り線で処理したほうがよさそうです。中古の電動ポンプと半田ごてで 電動ハンダ吸い取り器 を作れないかなどど大それたことも考えてます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。素人の工作なので一つ一つ半田吸取り線で処理したほうがよさそうです。