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確率基礎教えてください!(5)

確率基礎教えてください!(5) 確率変数X、Yが互いに独立で、共に標準正規分布に従うとき、X/Yのp.d.f.を計算過程を明示して求めよ。

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  • Ae610
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回答No.1

互いに独立な確率変数X、Yが標準正規分布に従うことから f(x)=(1/√(2π))・exp(-x^2/2)および g(y)=(1/√(2π))・exp(-y^2/2) X,Yの同時確率密度関数h(x,y)=f(x)g(y)で与えられる。 U=X/Y , V=Yとして確率変数X,Yを確率変数U,Vに変換する。 X=UY=UV , Y=V よって確率変数U,Vの同時確率密度関数h0(u,v)は h0(u,v)=h(x,y)|∂(x,y)/∂(u,v)|=f(uv)g(v)|v| ∴h0(u,v)=(1/√(2π))^2・|v|exp(-(uv)^2/2)・exp(-v^2/2) =(1/√(2π))^2・|v|exp(-{(uv)^2+(v)^2}/2) =(1/√(2π))^2・|v|exp{-(1+u^2)v^2/2} 確率変数Uの周辺確率密度関数p(u)を求めると p(u)=∫(-∞,∞)h0(u,v)dv =(1/√(2π))^2∫(-∞,∞)|v|・exp{-(1+u^2)v^2}dv =(1/√(2π))^2{∫(-∞,0)(-v)・exp{-(1+u^2)v^2}dv+∫(0,∞)v・exp{-(1+u^2)v^2}dv} =(1/2π)・2/(1+u^2) =1/π(1+u^2) 従って、確率変数X/Yの確率密度関数はコーシー分布に従う。

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