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コリオリの法則に関係が有るのでしょうか。
コリオリの法則に関係が有るのでしょうか。 お花見には最適な桜と云えば、「染井吉野」ですが、どの木を見ても、左に捻じれている事に気付きました。 他の桜には、捻じれは見当たりません。これは一体どのような現象なのでしょうか。 どなたか御存じの方、解説をお願い致します。
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コリオリ力において、北半球で反時計回りになるのは、低気圧に 吸い込まれて行く空気が、向かって右にブレるからです。 樹木の場合、枝の伸張にしても幹の肥厚にしても、中心から周辺 への運動なので時計回りになるはずです。 この「時計回り」は、上から見たものですので、ソメイヨシノに 観察される「下から見上げて時計回り」とは逆になります。 ちなみに、建築設計において、強度を出すために鉄筋を入れますが、 曲げの力に抵抗するためには縦に鉄筋を入れるべきですが、 実際には、力が加わると縦の鉄筋は、竹のように裂けようとする 力が働くので、その周辺には帯状の鉄筋(リング状であったり “スパイラル”状であったりします)を入れます。 つまり(植物の幹には縦方向に管が走っている以上)、物理的に ねじれた方が強いのです。
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- rimurokku
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憶測ですが。 コリオリの法則はさすがに疑問有りです。 成長過程で南側の枝葉は大きく広がり、その南側の枝葉は少しでも早く朝日を求めて太陽の方に向こうとする。 太陽が上がって全体に日が当たるようになればその活動は停止。 翌日も、少しでも早く太陽の日が当たるように南側の広がった枝葉は東の方に向く事を繰り返えす。 これを毎日繰り返せば、北半球の所では徐々に左側にねじれそうです。 ただし、この理屈で有れば北半球の枝葉を広げる木はすべて左ねじれで、南半球ではその逆になる事に成ります。 ましてや「染井吉野」限定と言うことは、コリオリの法則を否定するのと同じ事で理由には成りませんが。 他に、ご質問者様が発見した桜限定と言う事になれば、南側に広がる枝葉がその地域の風や他の樹木の影響の受け方、あるいは土地や木の傾きなどで日光に向こうとする植物性質上の影響が有るのかも。 もっと簡単に「染井吉野」その物の性質。
お礼
詳しい解説有難うございました。
補足
詳しい解説有難うございます。もっと簡単に「染井吉野」その物の性質。と書かれていますが、確かに他の桜に比べて「染井吉野」は、交配種の桜で短命ですね。仰るように木の性質が、そうさせているのでしょうかね。 地域性から云えば、当地は中国地方ですが、関西地方でも同じ現象を見ました。これは北半球全域に云える事でしょうかね。例えばアメリカ、ワシントンのポトマック河畔には、染井吉野が、沢山植わっているそうですが、あそこでは捻じれがどうだろうかと、興味がわいてきました。
- ok-kaneto
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http://www.ibc.co.jp/announcer/kamiyama/index.php?itemid=10747 http://members.jcom.home.ne.jp/0943946601/check/answer26.html http://zatsunen-karada.seesaa.net/article/10067543.html コリオリの力は極々微小なので、他に影響を与えるほどではありません。 傾斜や風向き、日当たりなどでしょう。
お礼
参考文献の添付有難うございました。読ませて頂きましたが、桜の捻じれの方向の右、左が、今一つ頭の回転が鈍い私には、理解できないのです。植物の捻じれは、上から見て右とか左と、定義付けられているようですが、通常私達は樹木の下から見上げるので、染井吉野の捻じれは、下から見ると、左捻じれ、反時計方向に見えるのですが。だんだんと分からなくなってきました。
お礼
明快な理論の展開、有難うございました。いろいろな方の御意見を拝読する内に、ますます分からなくなっていました。染井吉野の捻じれの見解も、時計方向、反時計方向についての定義、上から見た場合と、下から見上げた場合は逆であるとの、明快なご判断に納得出来ました。 因みのもう一つお伺いしたいのは、樹木では無くて人間の場合、例えばスケートリンク、または陸上競技のトラックは、通常反時計方向に滑ったり、走ったりします。私もスケートをしますが、時計方向へ滑るのは苦手です。 これはやはり、コリオリの法則に関係が有るのでしょうか。