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教員免許更新制の導入の経緯と、その真相についてお聞きしたいと思います。

教員免許更新制の導入の経緯と、その真相についてお聞きしたいと思います。 教師をしている友人から以前、(1)「あの制度は教育統制の為のものであり、最終目的は徴兵制の導入にある」と聞かされました。更に友人は、(2)「本当に更新制が必要なのは、技術が日進月歩で進んでいく医療界のはずなのに、そこは政権与党(導入当時)と利権で繋がっているから改革のメスが入らない」とも言っていました。 どなたか事情に詳しい方、(1)と(2)の真偽についてお教え頂けないでしょうか?

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  • windwald
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回答No.3

(1)について 飛躍しすぎた話で、意見になっていない。 教員免許更新制の問題点は、その導入により ・外からの風が吹き込まなくなること ・教員に無用な業務上・経済上の負担を増やすこと ・教員のレベルの高い地域や組合がそこまで赤くない地域にしてみればとばっちり以外の何者でもないこと です。 一番目の問題は社会に出ていた方が転職で教員を志望したときなど、採用年齢はクリアしていても教員免許状が執行してしまっていることも起こりえるでしょうし、とりあえず感覚で教員免許を取っておくような人も減るでしょう。人材を減らすでしょうし、よそを経験した人の流入を阻んでしまいます。 二番目の問題は、免許更新にかかる費用がすべて個人負担だと言うことです。 私の住む県では、生活根拠地にも寄りますが、講習のある大学周辺での「宿泊費・滞在費」がバカになりません。近くの人は良いのですが、交通機関の発達しておらず拠点大学の少ない地域では深刻です。東京などの大都市にしか目がいっていないのでは、と勘ぐってしまいます。 それに、採用枠まで考えたときに、教員採用浪人して採用されても免許更新で確実な大きな出費・同じ大学の同期に比べて安い給料、という待遇だとすれば、有能な学生が教員をあきらめる・選択肢からはずすということもいえるでしょう。 第三の問題は、まあ、これは内部抗争みたいなもんですからどうでもいいのですが、生徒そっちのけで赤い運動をするなど、私の県では一切考えられない行動です。 そもそも教員は免許更新制がなくとも教育委員会や法律の定めるところに寄る研修がすでに存在しており、更新制を新規に導入する必要性を感じません。この二つを統合するのであればよりよいモノになった可能性もありますが…… 法律が定める教職10年経験者の研修と、35歳・新免許取得後10年での免許更新講習がほぼ同時期にやってくる教員は多いようです。 (2)他の業界にもいろいろな問題があるでしょうから、その道に詳しい人のほうがいい ご意見をくださるでしょう。 しかし、安倍晋三が行ったことは、とにもかくにも「日教組憎し」という政治的意図でしかありません。教育制度を改革したいのではなく、政争の具にしただけです。

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。御意見はとても参考になりました。制度の趣旨は間違っていなかったと思うのですが、運用面と実効性に問題がありすぎた、といっところでしょうか…。一筋縄では行かない問題だと痛感しております。御意見ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.6

1については、明らかに飛躍しすぎです。 あくまでも、目的としては、不適格教師の排除、です。 ただし、ただでさえ、部活動の顧問などをやると、週末なども手弁当でボランティア活動をさせられる、とか、学力試験や相次ぐ指導要領の変更、総合授業という妙な授業の導入など、教師に負担を強いる中で、そのような形を導入すると、ますます、教師が授業準備などをする時間が削られてしまうなど、問題の多い制度であることは間違いないですが。 2についても、100%嘘とは言えないものの、こちらも、医師不足などが叫ばれる中、更新制度を入れることにより、医師の負担を増加させてしまう、というのはより一層の医師不足を招きかねません。そういう意味で、更新制度が出来ないからダメ、なんていうことはないでしょう。

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。「更新制の理念は間違っていないが、教師に余計な負担を強いるなど、運用面に欠陥が多すぎる」という声が圧倒的に多いようですね…。現場からの御意見は参考になります。ありがとうございました。

回答No.5

はじめまして (1)については、本当だと考えたい人にとっては本当かもしれませんが、 ほとんどの人にとっては嘘だと思います。 例えるなら、2012年に文明が滅びるだとか、ノストラダムスのなんとかだとか そういう類のものに近いでしょう。 昨年、免許更新のために大学に通う教員がおりましたが、 なにをするのかといえば、講義をきいて課題を書けばそれで終わりだそうです。 車の免許の更新みたいな感じだそうです。まず落とされる人はいません。 ついでに、当然教員の自己負担で、得るものがあるかといえば、「・・・・・・」だそうです。 (2)については、まーそうなのかもしれませんが、 お医者さんは忙しいですから、更新制なんて出たらブーイングものでしょうね。 「もし更新できなかったらどうするんだ」といったレベルの話ではなく、 「患者をほっぽっといて講習なんていけません」といった具合です。 当時の政府の理念は分からなくもないですが、 政府側の思惑と、反対する側の(教員サイド)の思惑が、双方に押し合って 結果としてはなんとも中途半端な制度になってしまったような印象です。

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。現場の貴重な御意見を頂けて参考になりました。やはり、理念が先行し過ぎて、制度運用面にほころびが生じている点は否定できないと私も思います。 何か上手な改善策があるといいのですが…。御意見ありがとうございました。

noname#114161
noname#114161
回答No.4

あほらしい、権益保守の飛躍論。

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。確かに私も「あほらしい飛躍論」だと思ったのですが、そんな飛躍論にも一分の理があるかどうか確かめる為に、事情に詳しい方に御意見を求めた次第です。

  • tomichan
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回答No.2

 俺 1年間生徒に教科書を1ページも開かせない先生知ってるよ。 それも、もうすぐ定年という年齢。 高校生相手に大学時代の地学のまた狭い範囲のノートのコピー?を配って説明だけ。 テスト:高校の教科書に出てこない事ばかり。 生徒の教科書代返却しろよ。 英語や数学でやられたら完全にアウトだよ。  犯罪行為がなく辞めさせれないので、県内の公立高校グールグル。 1.上のような不適格な先生を排除。  (教科書は次々更新されているのに教える事は同じ) 2.医療界も確かに必要。  医療界は一部地方では選べないが、評判の悪い医者は避ける事が出来る。 不適格教員を避ける事は生徒には出来ないよ。 学校としてもババ抜きのババを掴まされたと気分。 私立では不適格の教員は辞めさせれる事は出来るが、公立では公務員をやめさせれないよ。 1.のような意見。 日教組の下っ端か? 

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。「(1)のような意見 日教組の下っ端か?」とのことですが、さすが、察しが早い(笑) ただ私は、友人とは政治思想などは抜きにして友達付き合いを続けてきました。しかし、何の根拠もない事を私に吹き込もうとするなら友達関係も考え直さなければならないと思っています。御意見ありがとうございました。

  • lions-123
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回答No.1

>教員免許更新制の導入の経緯と、その真相についてお聞きしたいと思います。 教師をしている友人から以前、(1)「あの制度は教育統制の為のものであり、最終目的は徴兵制の導入にある」と聞かされました。更に友人は、(2)「本当に更新制が必要なのは、技術が日進月歩で進んでいく医療界のはずなのに、そこは政権与党(導入当時)と利権で繋がっているから改革のメスが入らない」とも言っていました。 どなたか事情に詳しい方、(1)と(2)の真偽についてお教え頂けないでしょうか?               ↓ 以前に類似質問をしました所、教員関係者の方も含め多くの意見や情報を頂きましたので、参考に添付します。 尚、個人的には・・・ (1)全く為にする反対理由であり、既得権を守る為の理由にならない恫喝意見です。 取得時と経年変化によるメンテナンス、社会環境や技術の発達による知識や指導方法の陳腐化や適合性をチェックするのはどんな職業・資格にも必要であり、仕事への負担等の問題は別個の懸案だと思います。 徴兵制云々は、まさに為にする反対意見であり旧社会党や反戦活動家&日教組の戦争反対のスローガンで世界が平和を維持しテロを撲滅できるかの幻想・思考停止と同じだと思います。 (2)医療も教育も、そこに例外や聖域は無いと思います。 ただし、分野や職種において、更新年度や試験の方法・内容が専門性やシステムに違いがあるのは当たり前で、その運営運用に妥当性&公平性と目的(知識ノウハウのレベルアップやメンテナンス)への有効な実施内容を望みます。 政権与党云々は具体的な事実や問題点をチェックし改める点は改めれば良い、また政治との係わり合いは政権交代・支持政党の変化も行われていますので、歪んだ政局・政争に巻き込まれない範囲で、より良い制度にして行くのは至極当然だと私も思います。 http://qa.mapion.co.jp/qa5368289.html

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。非常に熱意の伝わる御意見で参考になりました。回答者様の質問サイトも拝見させて頂きました。回答者様の御意見には私も賛同します。ただ、教育現場からはどうも「屋上屋を架すような制度」だという批判が多いように見受けられますね。この辺が難しい問題だと思います…。御意見ありがとうございました。