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介護保険とは?工事のトラブルや問題点について
- 介護保険とは、高齢者や障がい者の介護や生活支援を行うための制度です。しかし、介護保険を利用する際にはトラブルや問題点も存在します。
- 一つの問題点は、介護保険を利用することで行われる工事のトラブルです。特にケアマネージャーから紹介された業者が、本来必要のない工事を提案してきたり、高額な工事を勧めてくることがあります。
- また、介護老人ホームにおいても問題があります。業者への給料が高く、施設の拡張も進んでいますが、それに比べて職員の給料は低いため、人材確保にも困難が生じています。その結果、利用者へのサービスの質が低下し、一部では利用者が職員に暴行を受けるという報告もあります。
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一般内科医です。 介護保険による住宅改修については、国の基準により次の5種類の工事やその付帯工事で最高20万円までの工事費用が介護保険の対象となり、その9割が申請により払い戻されます。 (1)手すりのとりつけ (2)床段差をなくすスロープの設置 (3)すべりを防ぐ床や通路面の材質変更 (4)開き戸から引き戸への扉の取り替え (5)和式便器から洋式便器への取り替え (6) 上記(1)~(5)の改修に必要な付帯工事 さらに、自治体によって100万円までの補助金を受けられる場合もあります(自治体によって金額上限は異なるようです) ですから、お話の場合も、自己負担額はかなり少なくて済むはず(一度は全額を自己負担しなければなりませんが、払い戻しされます)です。 具体的な事が分からないので、正確にコメント出来ませんが、ケアマネージャーが指示した改修内容で工事を見積もったところ、金額的には値が張ったのか、業者が商売気をだして、高い見積りを出したといったところではないでしょうか? ケアマネージャーもプロならば、文句を言われてもきちんと説明するなり、丁寧な対応をすべきだと思いますが、安い手当で結構大変な仕事をさせられている(実際、ケアマネを辞めたいという人は多くいます)のですから、嫌な顔が出たのかも知れません。 まあ、今回のケアマネを弁護するつもりはありませんが、お金がらみ(業者がケアマネにお金を渡しているなど)といったことは、無いと思います。 介護保険で最大の利益?を得ているのは、そもそも社会保障や福祉に責任を持つべき国が、その責任を放棄して国の税金を福祉関係に使わなくて済むようにしたという点で、「国」です。 今の「自民党」政府は、国民の事はそっちのけで、企業と銀行の支援ばかり考えていますから、介護保険の保険料を払っている国民も、介護を受けるときに100歳になって収入が年金だけであっても1割の利用料を取られている要介護の老人もどちらも被害者です。 福祉・介護の施設の質にばらつきがあるのは、否めませんし、老人の虐待などは論外ですが、財源がないなどと言いつついらないところに税金を注ぎ込んでいる政治の在り方がネックになっているところはあると思います。 介護・福祉関係で、本当に頭が下がるぐらい熱心にまじめな仕事をしている人は大勢いますので、関係者を悪者扱いするのはおかど違いですね。 介護・福祉を切りつめていった政治家に責任があると思います。
お礼
最近続けて見聞きした状況から、私が勝手に想像して書いたことです。実際に介護施設で働いている友人がおりますが、安い賃金で大変な仕事をしています。本当に頭が下がる思いがします。利用者が十分なサービスを受けられ、そこで働く職員やケアマネージャーの方々に相応な報酬が支払われるような介護保険であってほしいと思います。業界の方から真相を教えていただければと思っておりましたが、本当に詳しい回答ありがとうございました。やはり悪いのは国の政策ですか・・・。何だかやりきれないですね。