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食物連鎖による有毒物質濃縮について
食物連鎖による有毒物質濃縮について 食物連鎖の頂点にいる、我々人間や 哺乳類、や猛禽類などが食物連鎖の 下部にいる動植物の環境による 有毒物質を吸収することによって、 その食物連鎖の上位になればなるほど、 その有毒物質が濃縮される現象の 解決策はあるのでしょうか? 是非、教えて下さい。
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生物濃縮がされやすいものは、次のように分類できます。 1)農薬のように、水より油に溶けるもの 2)水銀のように、体内の特定成分と結合するもの 3)ストロンチウムのように、体内の成分と似ているもの 2)は、環境汚染物質ですから、監視や規制が強化されているので、心配はないでしょう。 3)は、放射性物質は危険ですが、大気圏の核実験とか、原子力発電所の事故以外は、危惧する必要はありません。 >解決策はあるのでしょうか? ありませんが、対策はあります。 1)は、日本は規制・監視が厳しいシッカリした国ですが、かすかな不安があり、日常的に注意が必要かもしれません。 まず、日本の製品を優先し、規制や監視がユルイ国の産物は避けましょう。 次に、これらの物質は、肝臓や腎臓に蓄積します。肉や魚は、筋肉ですので、心配はまず不要ですが、ホルモン好きは、その回数に注意。月に一回なら、私は心配しません。それれでも、レバー(肝臓)やマメ(腎臓)の食べすぎには、要チェック。体内のものは酵素によって代謝(=分解)されるので、食べる間隔を空けることが有効です。 栄養素としては、酵素は体内で合成されますが、酵素の原料はたんぱく質です。ですから、タンバクの不足した食事では、分解する酵素が十分に合成できず、農薬の解毒も不十分という報告はあります。だからといって、タンバクの取り過ぎは、無駄です。摂り過ぎか「痛風」を招くこともありますので。 ビタミンについても、CやEは、有効という報告はあります。不足していると体に悪いのですが、普通の量で十分です。「デトックス」なんぞで過剰に摂っても、無駄でしょう。不足すると代謝がうまくいかず毒性が懸念されますが、過剰にとっても効果は無く、むしろ毒性がでるものもある(ビタミンAやセレン)ので、宣伝に騙されないようにしてください。 毒、というのは状態で、なぜ毒になるのかは、分かっていない場合が多いのです。たとえば、水銀は水俣病を引き起こしますが、どのようになって発症するか、その過程・機構は不明です。この分野は、遅れていますので、解決策、というのは「無理」。水俣病二限らず、毒物によって後遺症に苦しんでいるのは、どのように発症するのかが不明、というのが大きいと考えています。
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- root_16
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カルシウムに似た有害物質なら骨に 油に良く溶ける性質がある有害物質なら内臓に たまる傾向がありますので、 有効な解決策としては その部位を食べないことではないでしょうか。
お礼
参考になりました。どうも、有難う。
- 植松 一三(@jf2kgu)
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これは自然界では、20年ぐらい前に、青森付近で起きていますね≪古いことなので場所は定かではありませんが≫ 海中のプランクトンが毒性を持ってしまい、アサリなどの貝類が、蓄積してしまい、貝毒になって一時食品衛生法で規制されたことが有りました こう考えると、狂牛病もこの一種かも知れませんね 勿論食べ物でしたら、発見され次第、食品衛生法で規制されます その前だと、原因がわかるまで、大変でほとんど食中毒で片づけられるのがほとんどと思います
お礼
そんな事例もあるのですね。よく分かりました。 どうも、有難う。
お礼
大変、勉強になりました。どうも、有難う。