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口蹄疫って殺処分しかないのですか?
口蹄疫って殺処分しかないのですか? 最近ニュースになっている口蹄疫ですが素人の考えですと ワクチンなどで治療できないのかと思ってしまいます。 口蹄疫にかかった肉は食べられないとしても種牛などは治療 して元気な子牛を生んでくれればと思います。 例えばすべての種牛を救うのは無理としても優れている種牛のみ 治療するとか出来ないのでしょうか? 詳しい方に教えていただけると助かります。
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残念ながら、殺処分しかありません。 感染ウシや豚を生かしておくとウイルスを増やしていることになります。直ちに殺処分して感染源を絶つことが大事です。感染してからのワクチンは無意味です。 口蹄疫の感染力は強く、空気感染により100km、海中では250km離れていても感染するといわれています。宮崎県でも結構、離れた地域での感染が見られています。インフルエンザウイルスのような1~2mの飛沫感染とは異なります。また症状が出る前から、ウイルスの排泄が起こるので感染動物は一日も早く処分することが大切です。 一日も早く感染拡大を抑える対策を強力に実行しないと、理論上は、感染が全国に拡大することが懸念されます。民主党政権になり政治主導が効をを奏しているのか否か分かりませんが、行政上の命令系統が乱れると感染拡大を防ぐことが難しいように思われます。中国、韓国にも口蹄疫は発生しています。
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- potachie
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治療のを時間を取るとその時間で感染が広がるということなのでは。 人間の伝染病の場合でもかつては離島などに隔離して死ぬまで出さないという制度がありました。この制度は治療法が確立した後でもつい最近まで続いていました。人ですら伝染病については、非人道的な方法でも社会のために止む無しという判断なので、仕方がない面が強いのではないでしょうか。
- sfkawauso
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ワクチンとは無毒化(個体の体内に侵入しても病気を発症しない状態)した細菌やウィルスのことです。それを健康な個体に注入し,前もってその個体の免疫系に抗原として認識させ,無毒ではないワクチンと同じ細菌やウィルスが体内に侵入した場合,その個体の免疫系による速やかな排除(病気の発症前に排除されるのでしょうね)を目的とします。 要は治療のための手段ではなく,新たな感染の予防のための手段です。 (ちなみにタミフルは体内でインフルエンザウィルスが増殖するのを阻害するそうです) おそらく殺処分は細菌に感染した牛や豚を殺すことによって,細菌の根絶,というより細菌の根絶はほとんど不可能でしょうから,細菌の増殖を阻害することが目的だと思います。ウィルスが増殖すれば,新たな感染のリスクが高まるでしょうから。
9.治療法 (1)なし。 (2)発生した場合は,家畜伝染病予防法に基づき,まん延防止のため家畜の所 有者によると殺の対象とされている。 http://ss.niah.affrc.go.jp/disease/FMD/kouteieki.html
- fedotov
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幼獣の致死率は50%。 偶蹄類にとって最も感染力の強い最悪の伝染病。 仏国の口蹄疫ウイルスが200Km離れた英国の一帯 まで風に乗って感染したという報告書があります。 治癒するまでにどれだけ感染を広げてしまうことか。 ワクチン接種すると、症状が出なくなるだけです。 菌を持っていても判らなくなって、感染を広げます。 また、ワクチン接種した家畜は口蹄疫の抗体が出るので、 食品に使えなくなってしまいます。 そして、口蹄疫の抗体が出る国の肉は輸出できないので、 ワクチン接種した動物が生きている限り輸出できない。
- jacta
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最終手段として、ワクチンを使うことも考えないといけない状況に追い込まれつつあるようです。 ワクチンを打つと、その牛や豚は陽性反応が出ますので、感染したのかどうか判別できなくなります。 結果としてすべて殺処分するしかなくなるわけですが、地域内の家畜を全滅させてでも感染の拡大を食い止めざるを得ないということです。