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車の経年によるパワーやトルクの落ちるのはどれくらいですか?
車の経年によるパワーやトルクの落ちるのはどれくらいですか? それと、2000ccターボで280馬力と3500ccNAで280馬力だと10年乗ったらどちらのほうが、 パワーの落ちが多きいのでしょうか?
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基本の車体が同じで、エンジンが異なるという前提で書いてみます。 実際にはそのクルマの使用の仕方とメンテナンスの手の行き届き方によると思います。 ターボエンジンはオイルの温度管理や、マップ書き換えなどによる空燃比の追い込みの完成度の低さによって、エンジンの劣化が早まります。 ブースがかからないような使い方をすれば寿命は長くなるでしょうが、果たしてそこに意味があるのかが疑問になってきてしまいます。 逆にNAの大排気量エンジンの場合、低速トルク重視で使用するか、能力を常に引き出す様な使い方をするかで変わってきてしまうでしょう。 ただ、補器類が少ないNAエンジンの方が、ターボよりはメンテナンス的にも安価でしょうし(タービンのOHとか必要ありませんし)、ちょっと高性能なエンジンオイルを奢ってあげる事で寿命を延ばす事は可能でしょう。 性能を長時間維持するという面では、圧倒的にNAでしょう。 私はNAで2000CCのクルマを36万キロ(新車購入で15年間)乗りましたが、出力が落ちたと感じたのは25万キロ過ぎたあたりでした。圧縮落ちが原因で、OHで修理可能でそた。これはそこそこのメンテナンスでの結果ですので、高性能オイルを最初から使用していたら結果が違ったかも知れません。 逆に、中古車市場などに目を向けると、ターボエンジンで10万キロを越えている車両は敬遠してしまう方が多いのではないでしょうか。それだけ管理を徹底していないと性能を高いところで維持できないからだと思います。 また、MT車の場合は、どちらのエンジンでもクラッチのつなぎ方でクランク系へのダメージをいくらでも軽減することができる反面、練習が必須です。 ちなみに、親戚が乗っていたチェイサー(100系)ツアラーVは7年間、11万キロでサヨナラでした。 今はNAに乗っています。 私が所有していた1300CCのターボは12万キロでブローしました。中古車でしたが。新車登録時から10年です。 最近のエンジンは希薄燃焼系で高効率化を図っているのと、緻密な空燃比設定の上でコントロールされているみたいなので、10年くらい普通に乗っているのであれば、それ程大差無いと思いますし、メンテナンスをしっかりしていればパワー落ちなどもかなり少なく、長く乗れるのではないでしょうか。ただし条件はノーマルでの使用でです。
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新車の時点で、カタログスペックが280馬力でも、300馬力近く出ているものや、せいぜい200馬力くらいのものまで車種により様々です。 最近は、タイヤを外して、ダイノパックで測定すると、そこそこの馬力が出ているのに、実際に走行すると、お粗末なシャシー性能で直ぐにトラクションコントロールが介入して、どう見てもスペック相応の加速をしてくれない車が多いです。 経年変化を気にするより、新車の時点で、既に大きく差が付いています。