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大学院生のただ働きについて
- 大学院生のただ働きについて。大学院生が公的な場での執筆活動に対して適切な対応を求める
- 大学院生の執筆活動における問題点とは。ノーギャラでの執筆や無記名の文章に対する疑問
- 出版社や新聞社での原稿依頼に対する経験や意見。今後の執筆機会に参考にするための情報
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質問文を読んだ限りではwonderful-daysさんとOBの方との間での 個人的な人間関係の問題なんじゃないかな?と少し思いました。 学生であっても、何かしらの原稿を書く場合は 教官の指導に基づく学習の一環であるか、自分の成果になるか、 対価として報酬を受けるか(原稿料ではなく粗品かもしれませんが)、 あるいはボランティアとして然るべき感謝をされるのが普通です。 あと、例外としては学会誌のお手伝いなんかが挙げられますか、 学会誌はある程度は持ちつ持たれつで、そのための原稿を用意するのも 学会によってはみんなが分担して果たす義務の様なところもあります。 しかし、「会社のほうからはお礼などの連絡もありませんでした。 原稿だけのせておいて完全無視という感じです。」というのは 普通の大人の社会ではちょっとあり得ないことです。 あり得るとすれば、例えば出版社が原稿を書ける人がおらず、 困っていたところの件のOBの方が安請け合いして、それを wonderful-daysさんに丸投げしたとかそんなところでしょう。 あるいは「後輩で書けるヤツがいるから」とか言ったかもしれません。 その場合、OBが出版社の関係者ならばその人がお礼を言うべきことですし、 出版社はOBにお礼をすれば義理は果たしたと認識するかもしれません。 この手の仕事は、次からはまず原稿料があるのか聞くことでしょうね。 「原稿料はないんだけど・・・」って言われたら、 「まあ先輩の頼みだし私の名前が載るなら全然構いませんよ。」 と後で言いにくいことは先回りして言うのがいいかと思います。 ちゃんと言わなければいいようにこき使われるだけなので。 それで「報酬も出ないけど名前も載らない」とまで言われたら、 さすがにそこまで暇じゃないので、暇そうなひとをあたってください と一笑に付したらいいかと思います。
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- hukuponlog
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大学の教員です。 全くの推測ですが、たぶん#1さんの意見が正しいと思います。時々あるんですよ、出版社から頼まれて、自分は書かないで丸投げする先輩。一般に出版社自体はその辺はきちんとしていますから、これまた推測ですが、原稿料かどうかは別(つまり必ずしも金でもらえるとは限らない)として、その先輩との間ではそれなりの話は付いていると思いますよ。 >協力者等としても名前を載せていただけなかったからです。 >もちろんノーギャラでした。 >さらに、会社のほうからはお礼などの連絡もありませんでした。 つまりこの話は、あなたと出版社の間の話ではなくて、あなたとそのOBとの間の話だろうと思います。いずれにしても大学が関わる話ではないですから学務云々は無関係です。 ただ、研究に関わる原稿なんて、ノーギャラか持ち出しが当たり前だということはご承知ですね? 私も専門書を3冊単著で出していますし、所属学会が記念出版で出した本でも分担執筆していますが、前者は持ち出し(原稿料はもらいましたが、その半分は自分の本の買い取り料)、後者はノーギャラの上に著作権まで放棄しています(笑)。 まぁ、業績になりますから文句は言いませんが…。 そこで難しいのは、今回のあなたの仕事=パンフレットの原稿程度が業績としてカウントできるかどうか、という点です。たぶん駄目でしょう。仮に名前が載ったとしても「だから何?」という話です。 だとすると、むしろ、今回の原稿は、OBに恩を売る機会でもあったし、出版社とつながりを作るきっかけだったと前向きに考えた方が良いと思います。そうやってチャンスを貯めておけば、次は「あいつに書かせよう」と業績にカウントできる仕事に携わる機会もあるはずです。 良い悪いは別にして、あなたがこれから進もうとする業界はとても狭く、人とのつながりが大事な世界です。そのOBにクレームを付けることは簡単ですし、出版社に問い合わせをすることも可能です。しかし、アカデミックの本流を歩みたいなら、それがあなたの将来にとって良いこととは思いません。
お礼
現職の大学教員の方からのご意見として大変参考になりました。ありがとうございました。 細かい事情があって詳しくは言えないのですが、丸投げというとやや語弊があり、どちらかといえば分担に近い形です。表現が不正確で申し訳ありません。 >研究に関わる原稿なんて、ノーギャラか持ち出しが当たり前だということはご承知ですね? これについてはもちろん理解しています。研究云々というよりは、むしろ「外部(商業的な組織)からの依頼→(専門知識を持った者としての)執筆」(=自分の研究を発表することが目的ではない)というプロセスに関して、今後どのような立場をとるのがよいのか、ということを知っておきたいと考えてのことでした。 私自身はあまり気にしていなかったのですが、大学教員をしている親戚と雑談をしているときにたまたまこの話が出て、ちょっと考えたほうがいいのではと指摘されたのです。 >今回のあなたの仕事=パンフレットの原稿程度が業績としてカウントできるかどうか、という点です。たぶん駄目でしょう。仮に名前が載ったとしても「だから何?」という話です なるほど、正直言ってそれはそうかもしれないと自覚してはいます。 先輩方のなかにはどんなに細かいことでもカウントできるものはしたほうがよい、という考えの方もかなりいらっしゃるようだったので、実際のところどうなのか(どの程度意味があるのか)、現場の方のご意見をうかがいたいところでした。 クレームなど波風をたてるようなことはしないほうがいいですね。 OBの方(かなりいろいろなコネクションを持っている方です)には、「よい機会を与えていただけてありがとうございます。これからもよろしく」という感じでお伝えしています。 いいのか悪いのかよくわかりませんが。 ありがとうございました。
- B-juggler
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こんばんは これは言った方がいい。アカデミックハラスメントの一つです。 これはダメです。 極端に言えば、裁判所もって行っても、いいくらいの話です。 ちょっと私の話を書いておきます。 私は、電気工学の論文を盗用された格好です。代筆ではなくて・・。 自分の論文だったはずなのに、いつの間にか、発表が早い博士論文として 発表された。学部生の論文なのに>< 共著者の一人で入れてくれれば 書かなくてよかったのに>< 2通書きました。 そういうのもあって、電気工学から数学に行きました。 今は非常勤の講師です。 まぁ、こういう変な奴もいます。 本題に戻ると、裁判所と言うわけには、さすがに行かないと思いますが、 #私もそうだった。他の教授や同級生にも迷惑かかったし。 ゼミの教授に言ったり、OBさんに言われたりしても、ちょっとにらまれると言うか、 「こいつは使いにくいなぁ」と思われると思う。 #本当はそんなことやったらダメだけど>< 学務か、学生課に相談してみるといいかもしれない。 大学で一番力持っているのは、実は学務だったりしますからね♪ ゼミの教授に直接言えるほどの信頼関係があれば、一番いいけど。 #私のは、教授ぐるみ研究室ぐるみだったので。 こういうのはよくやらせられるけど、一番ダメなことです。 ここに大学名など書いていいくらいの「失態」だよ。 #あなたが誰かがばれてはいけないけど。 まず、将来あなたがやらせないこと(教授になるのならね ^^) 私みたいに、たまにこうやって公表すること。 #それが悪いことだとちゃんと言うこと。 これらは少し先の話。 今後書くときは、学務か学生課に一言言っておくとか、教授にちゃんと相談しておくとか、 原稿料はどうなってます? ってちゃんと聞いておいたほうがいいと思う。 いいように「使われてしまう」から、どっかで言っておかないと。 と、思うよ。 こういうのがいやだから、私フリーなんだ。学閥に入らない。ゼミを持たない。 私それで、十二指腸とかやっちゃったからね・・・。 体に気をつけて、自分が損をしないように。 悪しき慣例にならないようにね。 長々ごめん m(_ _)m
お礼
こんにちは、ご自身の体験にもとづいた回答ありがとうございました。 論文の盗用は原稿うんぬん以前に研究者としてそもそも信じがたいことですね。 しかも学部の論文を博士課程の人が、とは…ひどいことがあるものです。 大変な経験をなさいましたね。 私ははずかしながら商業的な媒体にものを書くという経験がまだほとんどなく、書くなら「書かせていただく」という姿勢でつねに下手に出てしまいます。 そのため今回は内部のコネクションをうまく利用されてしまったようです。 「悪しき慣例にならないように」気をつけていきたいと思います。ありがとうございます。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございました。 今回は初めから条件があまり良くないことはOBの方から知らされており、書き手としての経験を積むぐらいのつもりでお引き受けしたので、ある程度自己責任かなと思っています。 ですが、やはりこの対応は一般には非常識なのですね。 >例えば出版社が原稿を書ける人がおらず、困っていたところの件のOBの方が安請け合いして、それを wonderful-daysさんに丸投げしたとかそんなところでしょう。 まさにそんな感じです。 OBの方もこれはまずいと思ったようであとから会社の人にかけあってくれたみたいなのですが、それでも結局名前は載りませんでした。こちらも経験が浅いためあまり強く言えませんでした。ちなみにOBの方自身(彼も原稿を書いたようです)のお名前は協力者として謝辞のところに載っていました。 会社のほうはおそらく、教授クラスの人やプロフェッショナルなライターなどに依頼すると謝礼が高くつくため、個人的なコネを利用して院生を使ったのだと思います。 社員が書くべきところを、時間がなく外の人間に書かせたというのが表に出るとまずいのかもしれません。 次回からは条件などに注意して引き受けようと思います。 いい勉強になりました、ありがとうございます。