まず、一歳児にガムはダメです。歯も十分に生えそろっておらずまだ、飲み込む危険性があると同時に、キシリトールは消化が悪い甘味料であるため、もし誤って飲み込めばお子さんによっては下痢や腹痛の原因になります。もしキシリトールガムを使うのであれば、3~4歳からが妥当。(ガムを噛む目安はだいたい幼稚園以上ぐらい-個人差あり-)ちなみに、キシリトールをどうしてもという場合は、グミや飴でキシリトール配合がありますのでそれを使った方が良いです。
<豆知識>
キシリトールは天然甘味料で実際に消化できればエネルギー料は通常のグラニュー糖の数倍のエネルギーがある高カロリー食品と言われます。人間はほとんどその糖を吸収できないため、エネルギーとして吸収できない以上低カロリーとなる。その代わり大人でも食べ過ぎれば、下痢になる。まあ、大人ではよほど大量に食べないと下痢にはならないでしょうが・・・個人差がありますのでないとは言えない。
歯に良いといわれるのは、人間と同じで虫歯菌の代表であるミュータンス菌がそれを分解できないためと、自浄能力(唾液の分泌)が促され、結果的に虫歯菌が住みにくい環境になる手助けをする。
本題です。
Q/もう虫歯の多い子になってしまうのですか?
A/それは、これからの対応次第でしょう。既に十分に気を付けているなら基本は今まで通りで良いでしょう。ただそれに加え歯科医による検査が1~3月に一度入れば、徐々に改善していくでしょう。歯科医が定期的に診ることで、磨き方の指導も受けられますし、定期検診で早期に治療もできます。
後は、子供のうちに歯を鍛えることでしょう。咀嚼力を鍛えることが大事。まだちょっと早いかな。2~3歳ぐらいからよく噛んで食べるものを意図的に与えると、唾液の分泌が活発になり、虫歯が減ります。
3~4歳頃からは、フッ素入りなどの歯磨き粉を使って歯磨きをし、歯磨きをしっかり時間をかけて行い。2~3回口をゆすぐ程度にしておけば、さらに効果的。
ちなみに、1~3歳までの間は、歯磨き粉は使わない方が良いです。磨かなくてもすっきり感があり逆効果になりますからね。
とまあ、これぐらいでしょう。まだ心配は無用です。
むしろ、1歳半で心配なしは怖いのですよ。この時期に大丈夫と知ると逆に安心して、虫歯にいつしかなり、3歳検診ぐらいで気づいたら虫歯ということも・・・虫歯菌の母子感染を防ぐという安易な対処をしていると特にこういうことになりやすいですからね。(既に別のルートなどから感染しているのに気づかない場合など)
それに、虫歯菌がたくさんいても、虫歯にならない人は元々虫歯菌を持たない人よりたくさんいますからね。それと乳歯は永久歯より虫歯になりやすく脆いので、それまでは虫歯になることも多い。永久歯に生え替わる頃なでが本当の勝負。それまでに、お子さんの歯磨きを習慣づけのが大事。(ただし、子供が一人でうまく磨けるようになるのは、9歳以上と言われます)永久歯で虫歯ができるようだとなりやすい子ですね。
お礼
レスありがとうございます。 お礼が、遅くなってすみません。 キシリトールの件ありがとうございました。 もう少し大きくなったら、試そうと思います。 細かく教えていただいて、とても参考になりました~!! これからの対応しだいですね!頑張ります。 小児歯科を探して、早速行ってみようと思います。 今回++危険でショックでしたが、自分で娘は、 虫歯菌がいないだろうと思っていたところがあったので 今回ひっかかって良かったと思います。 朝ミルクを飲んで寝てしまうのと、出先で口移しで あげられた事があるのと、歯を磨ききれてなかったのかも しれません。 永久歯に生え替わる頃までが、本当の勝負ですね! 頑張ります。 私自身も、娘にうつさないように、歯科検診をしっかり 半年毎くらいに、今迄通り通おうと思います。 本当に、ありがとうございましたm(_ _)m