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エベレストは遺体だらけ?
遭難者のご遺体が、やむをえず放置されていることを知りました。 質問1 そこらじゅうに、ということはないとは思いますが、 かなりの数なのでしょうか? あちこちに? ところどころに? ほんの少し? 質問2 海抜5、6千メートルくらいなら、 慣れさえすれば、低地に近い生活ができるようにも思えます。 ご遺体が地に還らないのは、 低温と低酸素が原因だとは思いますが、 やはり、8千メートルを超えると環境が大違いなのでしょうか?
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死亡直後でない限り、ルート上の目につくところに遺体はほとんどありません。単独なら別ですが、仲間が人目につかないところに移したり、谷に落としたり、クレバスに落としたり、または埋めたりしますので、先に述べた通り、死亡直後でない限り今はめったに遺体には出くわしません。見えないところにはゴロゴロしていますが・・・。まぁ埋めたのが出てきたりするかもしれませんが、出会わない確率の方が高いですね。
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- ultraCS
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有名なのは「そこに山があるから(Because it is there.)」で有名なジョージ・マロリーの遺体ですね。75年後に発見されましたが、運び降ろすことはできず、現地で埋葬されました。マロリーの遺体発見は大きなエポックで、テレビでも放映されましたから、見た方は多いと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC 遺体が土に帰らないのは低温と、遺体を食べる鳥や動物がいないことが原因です。アンデスなどでは食われてしまいます。 これは南極も同様で、南極では病原体が生きていられないので空気感染の病気(風邪など)にかからないそうですよ。
お礼
>遺体が土に帰らないのは低温と、 >遺体を食べる鳥や動物がいないことが原因です。 鳥や動物までには発想が至りませんでした。 >南極では病原体が生きていられないので >空気感染の病気(風邪など)にかからないそうですよ。 えー! そうなんですか! これまた新たな情報、ありがとうございます! 万年雪があるところでは、ほぼ確実にご遺体が保存されそうですね。 また、マロリー氏のご遺体の周辺に氷雪がなかったことから察して、 万年雪がなくても、低温下であれば、ある程度風化はしても、 やはり保存されてしまうのでしょう。 マロリー氏のカメラ。いつの日か発見されると思っています。 (わたしの素人予想では、マロリー氏はピーク未制覇だと思います)
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標高では一概に言えないです。 ネパールのような緯度が高い地域(赤道に近い)だと6000メートル以上じゃないと万年雪は有りませんが。 ニュージーランドのマウントクックは4000m以下なのに万年雪や氷河が有ります。
お礼
>標高では一概に言えないです。 考えてみれば、おっしゃる通りですね。 たとえば、キリマンジェロとマッキンリー。 標高は同等ですが、単純に比較することはできませんね。 ネパール。あまり低緯度だという認識がなかったのですが、 地図を開いてみたら、どちらかといえば赤道に近いのですね。 新たな発見です! ありがとうございます。
標高の高さというよりも、気温の低さというほうが正しい表現なのかもしれません。訂正します。 詳しい話は知りませんが、氷点下になると、バクテリアは繁殖しにくくなります。
お礼
>訂正します。 いえいえ、 kentapontaさんは「高い山はとても気温が低い」と書かれており、 これは地理による差こそあれ、正しいことで、誤りではありません。 「標高にしてどれくらいなのでしょう?」 というわたしの質問が的外れだったのです。 ありがとうございます。
そうですね。たくさんの死体があると聞いています。 死体を地上に持ち運ぶことは、時間もかかりますし、危険な行為ですから。おいていくしかないんです。 高い山はとても気温が低いです。すると、死体を分解するバクテリア的なものが存在できなくなるんです。また、死体が氷付けになるから外気に触れることがなくなるからです。(氷付けのマンモスってありますよね?)
お礼
>高い山はとても気温が低いです。 >すると、死体を分解するバクテリア的なものが存在できなくなるんです。 >また、死体が氷付けになるから外気に触れることがなくなるからです。 わたし自身が体感した最高点は、およそ5200メートルです。 植生の違いこそあれ、 生活環境は低地とそれほど変わらない気がしました。 (水の沸点が低いので、料理に難はありましたが) 5000メートル付近でも、 ヤク(牛)がのどかに散歩をしていて、ブリブリと脱糞していました。 近辺が糞だらけではなかったところからして、 あれらの糞は自然分解されているはずです。 有機物が無機物に自然分解される限界は、 標高にしてどれくらいなのでしょう?
野口健さん曰く「たくさんある」そうです。 300人くらいだとか。 山頂よりちょっと下とのこと。 また、氷山なので50年前のとかもそのまま埋まってるとかなんとか。 要は氷漬けの状態ですし 微生物が生きられない環境では、腐ったり分解されることもないので…。 あと、エベレストだったか、どこの山だったか 蓑虫みたいに崖にぶら下がったままの遺体とか これが有名な●●さんです、なんて遺体もあったりするそうです。 これは何の本で読んだか忘れましたが…。
お礼
>300人くらいだとか。 えー! そんなにたくさん! >山頂よりちょっと下とのこと。 面積にしたら、それほど広い範囲ではないですよね。 そこに数百体も…… 次にエべレストの写真を目にしたときには、 今までとは違った気持ちで見てしまいそうです。 欧州アルプスで発見された「アイスマン」---- Ötzi the Iceman was found in the Schnalstal glacier in the Ötztal Alps in 1991 by two German Tourists. Ötzi the Iceman was said to be preserved in ice, in the Alps for 5,300 years!. The body of Ötzi the Iceman was very well preserved, this was because it was mostly covered with ice. ----これは以前からを知っていたので、 氷中の遺体が保存されてしまうことには頷けますが、 地表にあるものまで保存されているとは意外でした。 (少し検索して調べて見ました。 限られた画像しか確認できませんでしたが、 半ばミイラ化したものが多いようですね)
登山ルートには、随所に遭難者の遺体が凍結放置されている。また、遭難死の7割は下山時に発生している。その死亡率は5%前後とされている。
お礼
>随所に遭難者の遺体が凍結放置されている。 「随所」ですか! >遭難死の7割は下山時に発生している。 素人考えでは、 装備が軽くなった分、動きやすくなるようにも思えますが、 きっと想像を絶する疲労なのでしょうね。
お礼
とても説得力のあるご回答ありがとうございます。 国内外でトレッキングの経験はあるのですが、 クライミングの経験はないので、 エベレスト山頂付近ともなれば、わたしには未知の世界です。 皆さま方のご回答その他を頼りとするしかないのですが、 おそらくは…… ・視野に入らないものも含めれば、遺体は相当数存在する。 ・一般的なルートを採る限り、視野に入るものはそれほど多くはない。 (もしくは全く目につかない。) ただし、季節・機会には左右される。 ・シェルパの方々など補助者(ポーター)のものは放置されやすく、 被補助者のものは放置されにくい。 ……こんなところなのかなと思いました。 ありがとうございます。