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デジタル画像のディティールに関する疑問
- デジタル画像のディティールについて、解像度が低い場合、トリミングを経て印刷物に変えてから高解像度でスキャンすることで細部の情報を解像することができるのか疑問があります。
- 元画像よりもディティールが向上している例もありますが、手元の読み取りではボケた画像になるだけで解像できません。読み取り方の方法やルーペの使用についても知りたいです。
- デジタル画像のディティールに関して詳しい方に回答をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
若干余談 #4さんが提示されている二枚の絵を単純に見比べてると、実は左側のモザイク状の絵の方が細かい情報を持っています。 モザイク範囲内で色や明るさが一定で、エッジのところで色や明るさが急に変わる、というのを忠実に再現しようとすると、非常に高い画素数が必要です。 逆に右側の絵は、少ない画素数で撮影したデータからでも適切に補完することで、再現が可能です。
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- mitoneko
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錯覚というのが、一番の答えでしょうか。 錯覚と言うより、だまされているといった方が近いかも。 からくりは、今回の写真は、プラムのハイライトと書いてありますね。このような自然界の物体の面は、基本的に、くっきりとしたラインで構成されていることは少ないです。グラデーションといった感じで、徐々に色が変わります。 こういう場合は、色の変わり目は、最初からぼけているんです。ぼけているのをいかにも「正しく」ぼけているように補正するなら、簡単です。色の階調が飛んでいるところを補完して埋めてあげるだけです。 例えば、グラフ用紙に、点がいくつか書いてある。この点をなめらかに(自然に)結んでください。と言う。これが、補完です。(理系の実験では必須の作業です。何せ、実験結果は、点でしか測定できませんから。)自然界の実験結果である場合は、この補完はある程度正しい答えを推測することが出来る一つの技術です。 でも、人為的なデータの場合は、こんな事をしても正しいと推測できる答えは出てきません。もしかしたら、点と点の間にとんでもない山や谷や崖があるかもしれません。それは、作った人が人為的に作っているのですから、そんなものがあるかないかは作った人の性格の曲がり具合にかかっています(笑) 看板の文字やナンバーの文字は、まさに文字通り人為的な物体です。このようなものには境目に階調の明らかな階段があります。このような境目があるものに関しては、補完は通用しません。実験の例に戻ると、点と点の間に特異点がある場合は補完してはいけません。看板やナンバーの文字の境界がこの特異点となります。 特異点を補完するとどうなるか。ただでさえぼけているものが、もっとぼけるだけです。どんどん見にくくなります。 補完した結果、推測と実際が合ってあれば、解像度が一見上がったように見える。けど、間違っていれば、当然、間違った絵になります。結果は、大概ぼやけます。もちろん、正解に対する予備知識があれば、正しいと思われるように補完することが出来ます。(実験の例なら、補完する際に、二つの数値の関係が比例だと知っていれば、直線で補完しますよね。)レタッチでも、そうとわかっていれば、それなりの補正方法をとります。最初から解らない形を再現することは出来ないと言うことです。
- hokyu
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>プリントのスキャンではモザイクレベルよりは解像されているように見えますよね?(すみません、素人目にはそう見えるんです…。) いえいえおかしく無いですよ。私の目から見ても「モザイクレベルよりは解像されているように見えます」よ。 あくまでも「そのように見える」だけであって実際に解像してるとは露ほども思いませんケドw >これを別の例に当てはめれば、実際のデジタルデータでは潰れてしまって読めない看板等の文字も、プリントをして拡大するなり方法を取れば読めるようになる事があるのか、という事をお聞きしたかったのです。 ソレの答えはコレね↓ 「実際に自分でもやってみたのですが、手元にあったL版の読み取りでは粒子の解像どころかボケた画像が広がるだけで何が何やらという感じです。」 >しかし、素人ながらに、実際のデータよりも細部の解像感が上がるというのは俄かに信じられなかったので、専門家の方にお聞きしたのです。 専門家の意見は専門家に聞くしかないが、実際の「解像度」ではなくて「解像感」だったら場合によっては元データを越えることはあり得るでしょう。…つーか、質問者様が感じたことがまさにソレでしょ?元データより解像する道理は無いのにあたかも解像しているかの如く見える。それが「解像感」というマボロシです。 そもそも論的に言わせてもらえば「解像度」とか「解像感」とかの言葉の定義を明確にしないと会話が噛みあわない訳なんだが、質問者様はそこらへんどう使い分けてます?もしかして「解像度」と「解像感」が同一のものだという前提で話してますか?少なくとも私としては「解像感」と表記されたらそれはごくごく感覚的な表現であって実際の「解像度」とは別物だと捉えてしまうのですが。 質問の趣旨から外れて申し訳ないが、写真を愛好する者として一言言わせてくれ。 「解像度なんてのは写真を構成する要素のほんの一つに過ぎない」 のだと。 まぁそりゃボケボケブレブレの写真よりかはビシッと写ってた方が気持ち良いケドさ、どんだけビシッと写ってても心の入って無い写真はツマランぞ?(逆に言えばレンズ付きフィルムで撮った写真だって、そのカットに掛け替えない思い出がこもっているのなら誰に遠慮することなく引き伸ばして飾って楽しんで良いんですよ。) 質問者様には是非ともその写真を撮った瞬間の気持ちを思い出して貰いたいものだと心より願います。まさか解像度テストを目的として写真撮ってた訳じゃーあるまいよ。
- 18OSX
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- approx
- ベストアンサー率46% (95/205)
素人考えですが・・・ プリントの方は、実際に解像しているわけではなく、元データに 中間部分をドライバ上で補完するため滑らかに見え、見かけ上解像 しているように見えるだけだと思います。 下の絵図の場合、ナナメ線をデジタル化すると(2)のようになりますが (厳密には違います、あくまでイメージ)、印刷はドットの集まり のため、(3)の様にプリントされます。ところがそれではまばらになり すぎるために、ドライバ側で(4)の用に中間部分を補完して実際の プリントを行います。 元のデータは一緒ですが、ドライバによる中間域の補完と目の錯覚が、 実際以上の解像度に見えさせているのではないかと思います。 以上、こんな感じの仕組みなっているのではないかと思います。
- foobar
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デジタル画像が四角のモザイクが集まったものに見えるのは、拡大する際に適切な画像処理がされていないからです。 拡大する際に適切に(元のデータに含まれていない情報が画像に含まれないように)処理すると、(細部は見えないけれど)滑らかな画像になります。 ですが、もともとのデータに含まれていない細部の情報は画像内に無いので、いくら拡大しても細部が再現されることはありません。 プリントした画像を拡大観察しても同じで、元の画像データに含まれていない細部の情報はプリントには現れません。(プリントする際にできるノイズは見えますが。)
- draft4
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ところでURL見ましたが、元画像ありましたか? だから、どのような解像をしてるのかが判らないので、何とも言えないですよ (^_^; 家庭用のインクジェットプリンターの解像度は一般的に150~200dpiと言われています(メーカーが公表していません)それでプリントするのですが、各社、ハイライトとシャドーの取り扱いはドライバーソフトのバージョンによってプリント時の解像の度合いが違いますから (^_^; 後、プリンターの機能とか(家庭用インクジェットプリンターは1ピクセル=1色で表す事ができないし)で変わりますし。 (家庭用のプリンターで1ピクセル=1色を表現できるのはアルプス社のMDプリンターだけ) ですから、元画像が示されていないですから、想像だけで何も言えないし、アドバイスもできません。
補足
すみません、私の質問の仕方が悪かったようです。 URLの様に、モニタ上デジタルデータでは、完全なモザイクとなっているものが、 プリントのスキャンではモザイクレベルよりは解像されているように見えますよね?(すみません、素人目にはそう見えるんです…。) これを別の例に当てはめれば、実際のデジタルデータでは潰れてしまって読めない看板等の文字も、プリントをして拡大するなり方法を取れば読めるようになる事があるのか、という事をお聞きしたかったのです。 しかし、素人ながらに、実際のデータよりも細部の解像感が上がるというのは 俄かに信じられなかったので、専門家の方にお聞きしたのです。 これは記事の内容自体を私が誤解しているのでしょうか?