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否定命題

M,Nを空でない実数の部分集合とする。 命題「Mに属するどんな数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」 の否定命題を述べよ。 答え 「Nに属するすべてのyに対してx<yを満たすxがMに存在する」 自分の回答は 「Mに属さないあるxをとっても、¬(x≧yとなるyがNに存在する)」 ¬(x≧yとなるyがNに存在する)は、 (Nに属さない全てのyはx<yを満たす)に等しい。 よって答えは、 「Mに属さないあるxをとっても、Nに属さない全てのyはx<yを満たす」 となりました。 どこが間違っているのか、どなたか教えてください。

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回答No.3

No1です。 >「Mに属する」の部分は「Mに属さない」と否定されることはないのでしょうか? なるほど ひっかかっているのは、そこですか。 命題の指し示している範囲(その命題が何について述べているか)まで否定しちゃ駄目です。 >命題Aと命題Bの間に真偽の関係性がないから命題Bは命題Aの否定命題でないことは、あきらかということですか? はい、そうです。 とある命題と、その命題を否定した命題とでは、必ず「一方が正しく、他方が誤り」という関係が成り立ちます。 とある命題の否定命題を作成する第一歩としては、命題全体を括弧でくくって、「~」ではない、とする(言及している範囲はそのままで、結論だけ否定する)と一番簡単だと思います。が、とある命題の否定がわからなければ、その命題が「間違っている」というのには、どういう証拠があればいいか、と考えたらよいかもしれませんね。 命題「とある集団全体について、何々であった」を否定するなら、「『とある集団全体について、何々であった』、ではない」として、「とある集団の少なくとも一つについて、何々ではなかった」となるのです。 >もしそうだとしたら、命題Aと命題Bの関係性をすぐに判断する方法はありますか? 「命題Bが成立したら(正しいならば)、『命題A』が間違っている、という証拠になりますか?」と考えれば、関連性は判りますが、かえってややこしくならないかな? 簡単な命題で、否定命題を考えましょうか。 命題「A君の身長は160cmを超えている」の否定は命題「A君の身長は160cmを超えている」ではない、つまり「A君の身長は160cmを超えていない」つまり「A君の身長は160cm以下である」、なのです。 「A君の身長が160cm以下である」という証拠を突きつければ、命題「A君の身長は160cmを超えている」は間違い、と断言できますが、B君やC君の身長が何cmであれ、命題「A君の身長は160cmを超えている」が正しいかどうかには関係ないですよね? 命題「2年桜組の国語のテストの成績は、全員50点以上であった」が間違いなら、「2年桜組の国語のテストの成績は、少なくとも一人が50未満であった」ということですよね?

その他の回答 (2)

noname#108210
noname#108210
回答No.2

「Mに属するどんな数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」 ∀x∈M,∃y∈N [x≧y] の否定ですから, ∃x∈M,∀y∈N [x<y] となります。 >どこが間違っているのか、どなたか教えてください。 たぶん,「∈」のところまで否定していませんか?

sfsf4
質問者

補足

>たぶん,「∈」のところまで否定していませんか? はい、否定してます。 どこまで、否定すべきかわからないのです。 「∈」は否定するのではと思いました。 よく、この手の問題は否定の範囲がわからなくて。

回答No.1

命題B「Mに属さないある数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」が正しかろうが間違っていようが、命題A「Mに属するどんな数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」の真偽には関係ないのです。 命題Aの全体を否定してくださいな^^; 命題Aの否定は、「Mに属するどんな数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」ではない、なので、 「Mに属するとある数xに対して、x≧yとなるyがNに存在しない」 つまり、「Mに属するとある数xについては、Nに属するすべてのyに対してx<yを満たす」となるので、言い換えて 「Nに属するすべてのyに対してx<yを満たすxがMに存在する」 となります。

sfsf4
質問者

補足

>命題B「Mに属さないある数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」が正しかろうが間違っていようが、命題A「Mに属するどんな数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」の真偽には関係ないのです。 これは、どういうことでしょうか? もう少し、詳しくお願いします。 命題Aと命題Bの間に真偽の関係性がないから命題Bは命題Aの否定命題でないことは、あきらかということですか? もしそうだとしたら、命題Aと命題Bの関係性をすぐに判断する方法はありますか? また、「Mに属する」の部分は「Mに属さない」と否定されることはないのでしょうか?