まず、LANケーブルが通信速度を決めるものではありません。
通信速度を決めているものは、NIC(Network Interface Cade)と通信機器つまりHUBだったり、ルータの性能で通信速度は決まります。
ご指摘のカテゴリー5とは、イーサネットだったら100Mbpsの通信をするためのケーブル規格を規定した世界標準規格です。
ご指摘の配線チェッカーは、その標準規格をクリアしたケーブルであるかを測定する計測器のことを言っているのだとおもいます。
測定基準は、多岐に渡り代表的なものをここに紹介します。
(1)ケーブルのアサイン方法(MAP):つまりLANケーブルは全部で8本の線で構成されその線がどのようにNIC及び通信機器に接続されるかを規定するもの。
(2)ケーブル長:イーサネットではケーブルの長さを100m以内と規定しており、それより長くないかを測定するもの。
(3)減衰:送信元から送信先にメタル線を伝わって信号を伝送するのですが、その時に信号レベルが何dB(デシベル)弱くなっているかを測定するもの。
(4)インピーダンス:つまりそのメタル線が何Ω(オーム)のインピーダンス特性かを測定する(イーサネットだったら100±20Ω以内)。
(5)NEXT(近端クロストーク):これがLANケーブル測定の最も重要時で送信線と受信線間で信号の漏れがどれ位あるかを測定する(漏話)等々の測定項目があります。
以上記したような測定結果の標準規格をクリアしていれば、カテゴリー5だったら100Mbpsの通信をLAN機器メーカは保証し、保証した通信速度が得られると言うことになります。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。いろいろと参考になりました。ただ、LANケーブルが通信速度を決めるものでわないことは分かっていますが、モジュラージャックなり、ジャックなりとの接続方法で速度が変わらないか心配したのですが。例えば、ツイストされているより線をほどいて接続すれば、少しでも、10Mも出なくなってしまうと思うのですが。あまり細かいことは、気にしないほうがよいのでしょうか。