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柘植の枝が徐々に枯れる病気?害虫?の対策を教えてください。
庭の樹齢約30年の柘植の枝が枝先から少しずつ枯れていき、2年めにその枝がダメとなり、他の枝も順次枯れ、5年程度で一本の木が枯れてしまいました。今年になって、この枝枯れが他の3本の柘植にも広がり、全滅するのではないかと困っています。可能性のある原因と、有効と思われる対策をご存知の方は教えていただけないでしょうか?よろしくお願い致します。
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庭の樹齢約30年の柘植の枝が枝先から少しずつ枯れていき、2年めにその枝がダメとなり、他の枝も順次枯れ、5年程度で一本の木が枯れてしまいました。今年になって、この枝枯れが他の3本の柘植にも広がり、全滅するのではないかと困っています。可能性のある原因と、有効と思われる対策をご存知の方は教えていただけないでしょうか?よろしくお願い致します。
補足
大変広範にわたって、いろいろお教えいただきまして有難うございます。紹介いただいたサイトも見せていただきました。 質問の際、もう少し詳しく状況を説明すれば良かったと反省しながら、補足させていただきます。 (1)土壌:上層約0.8m-1mはいわゆるクロポカでその下は関東ローム層、畑や木々を育てるのには理想的な土壌です。適度な保水性がありながら、大雨が降ってもサーッと染み込んでしまい、水はけも良い土地です。 (2)日当たり:殆どの柘植の木は日当たりの良い位置にあり、風通しも全く問題ありません。むしろ他の木(つつじ、石楠花などの低木)の日当たりのお邪魔虫です。また、大きく7-8mに伸びた白蓮や、スモモの木の陰になってしまった3本の柘植は、日陰特有のみずみずしい緑色をしていますが、元気で枝葉が伸び、病気の兆候は全くありません。 (3)水分の過不足:(1)で書いたように水の過不足は考えられません。庭の他の木々、果樹(桃、すもも、柿、りんごなど)、草花、キッチンガーデンの野菜類など、夏でも殆ど散水は不要です。 (4)土壌のPH:庭の中でも場所により、また、季節によって変動しますが、今は、キッチンガーデン以外はほんの少し酸性(PH5.5-6.5)になっているようですが、柘植の木で問題となるような酸性化はしてないと思います。 (5)木の根本周りの状況:姫高麗芝に囲まれた木、西洋芝で囲まれた木、クロポカの柔らかな土の花壇に囲まれた木などがありますが、どの状況でも問題が発生している柘植と元気な柘植があり、関係無さそうです。 (6)害虫の可能性に対しては、スミチオン(最大500倍液まで)、オルトラン粒剤(根から吸収)などを試していますが、効き目は無いようです。薬剤が効きにくいカイガラムシはいません。芯食い虫は、目の敵のように探していますが、柘植では見付かりません。 (7)草花、樹木の活性液として販売されている、木酢液、竹酢液も試してみましたが、当然の事ながら病気が治るというわけにはいきませんでした。 (8)殺菌剤:ダイセン類を使ってみた事がありますが、木・葉にかけただけではダメでした。根の殺菌はやっていません。 (9)根の問題ですが、踏み固め、乾燥、排水の問題は全く有りません。 しかし、これだけ木の地上部で手を打ってもダメなので、根が徐々にやられて行く可能性に注目し始めました。この対策として、根をかじる可能性のある虫(例えばコガネムシの幼虫など)の防除用の粒剤を撒いてみました。結果が出るのは秋以降でしょう。(そんなに深く浸透するのか疑問?) また、土中の根を腐らす菌類の可能性を調べるため、一度根を掘り出してみる荒療治をやってみようと思いますが、土の中の有害な菌類だけを殺す薬がありましたらお教えいただけないでしょうか?(殆どの薬が土壌中で無毒化されてしまうか、有用・必要な菌まで殺してしまう可能性がある) 以上のような状況で行き詰まっている状況です。どうぞよろしく。