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打高投低といわれるようになったのはいつごろからでしょう?
最近は5~6点でも安心できない点差というくらい打高投低といわれる近代野球ですが、いつごろからこういわれるようになったのでしょうか? またストライクゾーンが大きくなったり、広い球場ができたりしてるのはその理由からなのでしょうか。 教えてください。
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打高投低 私が野球を見始めた、30年くらい前のスポーツ紙には、 「3安打完封。二塁も踏ませず!」という見出しは珍しくありませんでした。 プロ野球が始まった頃の記録を見ると、今のサッカーのような 得点経過ですよね。 50年代のラビットボールと呼ばれる飛ぶボールや竹バット、 60~70年代の、ー合成樹脂を注入し,飛距離が10m違うと呼ばれたー圧縮バットなど、 今では禁止されている用具による、打高投低時代もありましたが、 やはり、バッティングマシーンの普及により、バッティング練習時間が10倍以上に伸び、 打者の技術が向上したことが大きいと思います。 広岡達郎氏によると、「私の新人時代には、ベテラン選手がバッティングピッチャーを独占するため、 バッティング練習無しで試合に出たことも多かった。」そうですよ。 最近のホームラン増加は、飛ぶボールの使用が大きいのでは? 横浜は、今季から使用ボールを、飛ばないと言われるメーカー製から、 M社製の飛ぶボールに変え、ホームラン数が急増、現在チーム本塁打No1です。 (期待されていたとは言え)ルーキー村田選手や、 イチロータイプと思われた古木選手の本塁打量産、 ウッズ選手の特大場外ホームランは、このことと無縁ではないでしょう。 巨人時代の松井選手の特大アーチもM社のボールでした。 余談ですが、メジャーの使用球は、少し大いだけでなく、縫い目が出っ張っているそうです。 このため、変化球が鋭く変化するため、カットボールやツーシームなど、 日本では十分対応できていたボールが、松井を苦しめているそうです。 球場の広さ 以前、甲子園球場は外野フェンスの手前にラッキーゾーンを作り、 外野を狭くしていました。 これは昭和初期、来日したベーブルースが甲子園球場を見て 「体が小さく非力な日本人には、広すぎる」と感想をのべたためだと言われています。 (一度廃止したのですが、ホームランが激減し、試合がつまらなくなったとして復活、 完全撤去は最近でしたね。) その後、各地に作られた球場も、甲子園に倣って公認ルールより狭い、 違反球場として作られました。 (実際は、用地代を節約するためだったのでしょうが・・・) 最近の球場が広くなったのは、日本もお金持ちになったので、 ルールに違反しない立派な球場を作ろうということでしょう。 ストライクゾーン ストライクゾーンも、大きくなったのではなく、ルール通りになったのです。 やはり「体が小さく非力なのでボールが飛ばない」として、 日本のストライクゾーンは、ルールより狭く設定されていました。 プロ選手が日本代表になるようになり、国際基準に合わせるということもありますが、 こちらは、ボール球を減らすことで、打高投低改善を改善し、 試合時間を短縮する(巨人戦をTV中継時間内に納めるため?)、ことが主目的です。
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- kenwebber
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最近中日の山田監督のインタビュー本を読んだところ、この点にも触れてました。 投手は自分の体だけを使ってボールを投げるので、進歩にも限度がある。 対して打者はバットという道具を使っているので、道具の改良も加わって投手より進歩が早い。 結果として昔より打高投低になってきているとのことでした。 球場が広くなっているのは確かにこの影響かもしれませんね。 ストライクゾーンの方は、試合時間短縮の為だったと記憶してますが。
お礼
なるほどそういうもんなんですかね。 元巨人の堀内が野手は多少からだに故障があってもごまかせるけど、投手はごまかしはきかないし、全力で投げないと抑えられないといっていたのを覚えています。 やはり投手のほうが厳しいことが多いのかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。
- grtt
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巨人のピッチャーがバンバン打たれるようになってからではないですか?いい投手が巨人に一極集中したにもかかわらず防御率はだめなんで・・。 ほとんどの球団は打低投高だと思いますよ!巨人にどんどんとられてるんで(笑)
お礼
確かに最近の巨人は7~9回の失点があまりにも多くて、5点差あっても全然安心できないですよね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
なるほどいろいろとわかりました。 打者がレベルアップしているんですね。 とてもわかりやすい解説ありがとうございました。