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アメリカ人の精神病について質問です。
アメリカ人の精神病について質問です。 アメリカ人の友達が「自分は何でもすぐに飽きてしまって、何事も長続きしない。だから一度すっごくやりたい!と思ったことでも、少しでもストレスを感じたりしたら嫌になってやめてしまう。それは病気だから病院に行っている。」と言っていました。 それってただの性格でいう「飽き性」とか「優柔不断」とか「ストレスに弱い」とかそういうレベルじゃないの?って思いました。 アメリカでは、ちょっとしたことでも精神病と考えるみたいで、日本ほど深い意味は無いみたいです。 でもよく知りません。 詳しい人、教えてください。
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アメリカは精神医学大国ですが、日本は医療先進国なのに恥ずかしいくらい、この分野が遅れています。精神の病気・患者に対する差別や偏見が昔から根強く、世間からはなるべく隠そうとし、根性で治せとかいう精神論もいまだに健在です。 ここ20年ほどで、うつ病の新薬が次々に開発され、そのせいで、うつ病の患者数が増加した(ようやく病院に行けた、カミングアウトできた)と分析されているくらいです。 厳密に言うと、環境や性格、悩みなどから来る心の不調は、ほとんどが精神病ではなく、神経症や気分障害、ストレス疾患なのですが、日本人は何でもかんでも精神病と考えてしまうようで、精神科やメンタルクリニックへ行くことに抵抗感のある人が多いですね。 アメリカでは、身体の不調と同じく、心の不調は医師やカウンセラーにかかることがごく普通で、多くの人が「心のかかりつけ医」を持っています。 そのお友達も、そういう意味で「病気」と言ったのであって、質問者様のおっしゃるように、それほど深刻なものではないのかも知れません。 でも、人間の身体は精神と肉体からできていますし、ほとんどの病気にストレスが何らかの形で影響しているのは事実だと思いますから、心の不調も、もっと気軽に専門医に相談できるようになると良いと思うのですが・・・
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- ひげ。(@higeihge)
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初めまして。 参考程度に失礼致します。 #1様の素晴らしい回答がありましたので、違う意見ですが。 例えば、アメリカの犯罪の年間総数を見れば… 10年前のデータですが、5分に1件、10分に1件、20分に1件。 左から、窃盗、レイプ、殺人、等の分刻みで凶悪な事件が多発しています。 他にも、差別や虐待等、様々で人口の5分の1とまで人口で心の病を抱えているとのデータもありました。 有名なテロの『9・11』の事件もそうですね。 例えば、PTSDの治療には40年以上から取り組んでいます。 それほど、アメリカでは精神治療が進んでいます。 一方、日本ではあまり注目される事もなく、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件等で、 ようやく、マスメディアで心のケアにスポットが当たるようになりました。 別の例ですが、事件があれば注目される『精神鑑定』での責任能力の有無。 それが、精神障害者に対する差別意識を生むような重圧にもなっているのです。 ニュースを見ても、納得のいくような解説をされている方はあまり見かけません。 精神障害者が悪と言われるようなコメントも見受けられます。 事件等に巻き込まれた事例だけではなく、『障害者雇用』にも日本はまだまだ遅れをとっています。 アメリカでは、1990年には『障害者に対する差別禁止法』が制定されていました。 精神障害、知的障害、身体障害。 どれをとってみても、日本は偏見や差別意識が未だ根付いています。 この不況の中、まだまだこれから心の病を抱える方は増えていくでしょうね。。。
お礼
回答ありがとうございます。 アメリカに比べたら本当にかなり遅れてるんですね。 これだったら、私の友達が精神的に病気だからーって普通に言ってくるのが理解できます。。。
お礼
なるほど!アメリカが精神病に深刻すぎるんじゃなくて、日本が遅れているっていうのもあるんですね。 向こうは”心の病”は普通なんですね。 ありがとうございました。