国の借金に関するマスコミの報道はおかしいと思う
2014年4月28日、マスコミが財政制度等審議会の発表として国の借金についてしつこく報じた。例えばNHKは次のように言っています。
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現行の制度のままでは2060年度の国と地方を合わせた債務残高は今の6倍を超える8157兆円に膨らむとしています。
この場合、GDP=国内総生産に対する債務残高の比率は、現在の1.6倍の397%にまで達することになり、財政危機の発生を防ぐためにも、債務残高の比率を速やかに下げていくことが不可欠だとしています。
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しかし、財政制度等審議会が発表した論文にはどこにもそのようなことは書いてありません。驚いて財務省主計局の担当者に聞いてみたら、マスコミを集めた会場で質問が出たことに答えた内容を報道したようだ。報道の内容はこの論文には書いてないとのこと。要するにマスコミは肝心の論文は全く読んでないし理解する能力もない。事前に「国の借金が大変だから財政健全化(増税)が必要」という記事を書きたかったからそれに都合のよい数字を財務省から出させ、それを記事にしたようです。このような記事はマスコミによるねつ造というべきではありませんか。
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