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金魚が松かさ病になった!対処法と現状まとめ
- 飼っている金魚が松かさ病になってしまいました。現在の対処法と金魚の様子、対処法の効果についてまとめました。
- 松かさ病に感染した金魚の体が腫れ上がり、鱗が逆立ち、目が膨らんでいます。対処法として、同じ水槽で飼い、水温を温かめに保ち、塩を入れるなどの対処を行っています。
- 現在のところ、他の金魚は松かさ病に感染していません。感染した金魚は、対処法により少し元気になっていますが、体の腫れや鱗の逆立ちは続いています。
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マツカサ病は運動性エロモナス菌が肝機能障害を引き起こし、ウロコの根元の鱗嚢に水が溜まる真面目な病気。 原因 ・餌の与えすぎによる肥満。(親父の成人病と一緒) ・餌の与えすぎによる飼育水の富栄養化、飼育環境の悪化。 運動性エロモナス菌について。 常在菌であり、全ての水槽に存在する弱毒性で感染力の弱い菌。 ・最活性化温度は27~28℃。 ・塩分濃度は4%まで繁殖可能。(海水の塩分濃度は3.3~3.5%) 治療方針 =金魚に元気がある場合= 1・水替えにより飼育水の清水化。(飼育水中のエロモナス菌を減少させる) 2・絶食。(ダイエット) 3・25℃前後への高水温。(金魚の活性化により免疫力の強化) このまま一週間の様子見。(水替えは、3日毎に飼育水の1/3。急激な水温変化に注意する。) 以上で改善すれば、本水槽へ復帰可能。 =金魚に元気が無い場合= 1・水替えにより飼育水の清水化。(飼育水中のエロモナス菌を減少させる) 2・絶食。(ダイエット) 3・20℃前後への高水温。(金魚の活性化によりダイエットの効果増大) 4・0.5%の塩水浴。(金魚の肝臓と腎臓の負担を減らす目的) このまま一週間の様子見。(水替えは、3日毎に0.5%塩水にて飼育水の1/3量を換水。急激な水温変化に注意する。) 以上で改善傾向が見られれば、本水槽へ復帰可能。 一週間後、効果が認められない場合は第二ステップ。 薬浴の開始。 使用薬剤は次の2剤が効果的。 ・グリーンFゴールド顆粒またはエルバージュ。 http://exoticafrica.jp/53_519.html http://www.rakuten.co.jp/takedadrug/964063/964483/ 5・隔離水槽にて規定量の薬浴。(使用薬剤は、濾過バクテリアと水草に被害が出るため本水槽では使えません) 6・0.5%の薬浴。 7・グリーンFゴールド顆粒またはエルバージュを「規定量~2倍量の薬水」を充分に染み込ませた餌を普段の半分量程度の投与。 このまま一週間の様子見。(3日毎に隔離水槽水1/2量を薬塩水の換水。急激な水温変化に注意する。) 以上で改善すれば、本水槽へ復帰可能。 今後の対策。 餌の量や回数の見直し。(例えば、週に一度程度の絶食日を設けるなど。。。) 低脂肪の餌などへ、種類の見直し。 定期的な水替え頻度や換水量をチェック、濾過器や低床の清掃などにより、清水化を目指す。
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- x530
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No.1です。 > 絶食をしても、金魚が弱ったり死んでしまったり、 ・高等生物の生命活動で尤もエネルギーを消費するのは体温維持です。 体温を(ほとんど)持たない、変温動物である金魚(魚類)は、超エコな生物です。 金魚の成魚ならば、3週間以上絶食しても問題ありません。 今回のような、免疫力や体力を失った場合でも10日以上は絶食に耐えるハズです。 (ただし、1.5cm以下の幼魚の場合、2週間の絶食は無理。) > 抵抗力がなくなって他の病気を引き起こす場合はないのでしょうか? ・残念ながら良くあります。 防止策は、飼育水中に存在する悪玉菌を減少させること。 3日毎にマメに水替えを行い、水中の有機物を減らす努力、清水化する事が重要です。 ただ、急激な温度変化と水質変化は嫌うため、新しい水は2~3時間を掛けて、少しずつ、ユックリ投入します。
お礼
詳しく回答して下さって、本当にありがとうございます。 とても参考になりました; 松かさ病は内臓にも病気の原因があるという事は聞いていたので やっぱり治療は難しいかなと思ったのですが… 少し、安心しました。 様子を見ながら、金魚にできるかぎり尽くしてみようと思います。 ありがとうございました。
- x530
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No.1です。 > まだ、治る可能性はありますか? ・内蔵疾患ですから、マツカサ病を発症して数日ならば、治癒する可能性は高い病気です。 発症日は分かりませんが、写真の状態ならば、諦めるのはマダ早い。 治療と云っても、基本的に清水でのダイエット(絶食)だけですし。。。 ただ、慢性化すると救命率は、あまり高くありません。
補足
補足質問への回答、ありがとうございます(_ _) 絶食をしても、金魚が弱ったり死んでしまったり、 抵抗力がなくなって他の病気を引き起こす場合はないのでしょうか? 何度もすみませんが…心配なんですよね…; でも、諦めるのはマダ早いというお言葉をいただいて少し安心しました
補足
ご丁寧な回答ありがとうございます。 まだ、治る可能性はありますか?