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ピアノ・大地讃頌がうまくなりたい!
- 中学生の私が卒業式で大地讃頌を弾くために、ライバルと競い合うことになりました。ピアノ教室で特訓し、負けたくない気持ちで頑張ります!
- 私はピアノの先生から厳しい指導を受けているので、自信はありますが、ライバルも熱心に練習しているので不安です。ピアノの先生にコツやアドバイスを聞きたいです。
- 以前、兄も卒業式で大地讃頌を弾いたことがあります。私も兄と一緒に演奏したいと思っています。
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それはそれは、大変ですね。 「うまく聞こえるコツ」を知りたいとのことですが、それはさておき。 大地讃頌はとても有名な曲ですが、一つの曲集の中の一曲であることを知っていますか? 佐藤眞さん作曲の、”混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」”の最後の曲です。もともとは、ピアノ伴奏でなく、合唱とオーケストラのために書かれた曲なんですよ! この曲を良く弾きたいのであれば、まず全曲を通して、オーケストラ版のCDを聴いてみてください。きっと、イメージが変わります(^^) 「面倒くさい」、そう思ったかな? でもね、うまく弾きたいなら、聴くだけ聴いてごらん。 中学生で、このオーケストラのイメージでこの曲を弾ける人はなかなかいません。逆にいうと、そういう風に弾ければ、先生方はびっくりします。 CDは公立図書館に所蔵している可能性が高いです、無料で借りられるので、検索してみてください。 うまく聞こえるコツ、それは、曲をよく理解することです。 どんな曲かな、 どういうことが言いたいのかな、 どうしてこの曲が、この中で最後の曲になったのかな 理解するには、色んなことを想像することが、とっても大切ですよ。 それから、歌う人が気持ちよく歌えるように、これも忘れてはいけませんよ。うるさく、邪魔をしては台無しです。 間奏の部分は、音が多くて大変ですが、メロディーのある、小指の方をすごく意識して、綺麗につなげるように弾いてください。 和音を全部同じ大きさの音で弾く意味はありません。バランスを大切に。音の役割を考えて。 とにかく勝ち負けばかりにとらわれないこと! 何よりこの曲集は、「勝ち負け」にこだわって争いばかり、大切なものを忘れた人間の愚かさを問いかけていますよ。 うわべだけ整えることができたとしても、本当に美しいものはそれを越えていきます。 ライバルのSちゃんが、本当にこの曲を理解して、豊かに美しく弾いてきたら太刀打ちできません。 応援してます、頑張ってね!
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- 丸井 ふたば(@baieru)
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1番さんの良回答に付け足しします。 混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」のウィキペディアの記述は以下のとおりです。 こちらには作者のインタビューが載っているページにリンクがつながっています。 曲も聴くことが出来ます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E3%81%AE%E6%AD%8C 曲についての記述以外に作詞家、大木 惇夫さんの歌詞について知識を持つことが大切です。 すでに述べられているようにこの曲は7つの楽章によって形成されてます。 第一楽章: 農夫と土 第二楽章: 祖国の土 第三楽章: 死の灰 第四楽章: もぐらもち 第五楽章: 天地の怒り 第六楽章: 地上の祈り 第七楽章: 大地讃頌 耕して 種を撒(ま)く土 人みなのいのちの糧(かて)を 創り出す土 耕して 種を撒く者 農夫らの 楽しみの種子(たね) 悲しみの種子 ともかくも種子がいのちだ 朝星(あさぼし)を見て 野良に出る 働いて 額に汗して 夕星(ゆうぼし)を見て 帰るのだ 種子をはぐくむ 土こそは 種子をまく者の 夢だ望みだ そして祈りだ 花さき実る 毎年の約束の 不思議さよ ああ 大地 踏んでみて 寝転んでみて たしかな 大地 ああ まして祖国の土の尊さ 大空の星を仰いで 高く仰いで 歩け歩け しかし 溝には はまるまい 山河(やまかわ)よ さくらの菊の 花咲く丘よ 顔上げて 堂々と 踏みしめて この土を踏みしめて この土を護ろうよ 祖国の土を 世界は絶えて 滅ぶかと 生きとし生けるもの皆の 悲しみの極まるところ 死の灰の 恐れは続く 文明の不安よ 科学の恥辱よ 人知の愚かさよ ヒロシマの また長崎の 地の下に泣く いけにえの 霊を偲べば 日月は 雲におおわれ 心は 冥府(よみ)の路をさまよう もぐら もぐら 土にもぐって日のめも見ない もぐら もぐら それでもおまえは幸せだとさ もぐら もぐら 地の下の穴の暮らしが やすらかだとさ もぐら もぐら 火の槍におびえる者は 死の灰を おそれる者は もぐらの真似をするそうな なるほどな 土から出て来て土にと帰る もぐらもぐら どのみちそれが人間か わっはっは わっはっは もぐら もぐら 笑ってやれよ人間を もぐら 雷だ いなづまだ 嵐だ 雨だ 洪水(おおみず)だ 土手が崩れる 崖が砕ける 橋が流れる 樹も垣(かき)も 根こそぎにされる 濁流が家を呑む 人をさらう 地の上に 山脈(やまなみ)があり 地の上に 重みがある 地の下に 燃える火があり 地の下に 怒りがある 地の上に 絶えずかぶさる 人間悪よ 地の上のなげきは深い 長い年月(としつき) 火の山の爆発だ 地震だ 火事だ 溶岩が流れる 尾根が崩れる 落ちる なだれる 火の海だ 修羅の巷(ちまた)だ 逃げまどう人の すさまじい叫び うめき のけぞる ころがる 煙突が倒れる 時計台が崩れる 荒れ狂う町 美しい山河(やまかわ)を見て 美しい花を見て 大地の心を信じよう 恩寵(おんちょう)を 自然に享(う)けて 感謝しよう ああ 戦争の狂気をば 鎮(しず)めたまえ 剣の乱れ 爆弾の恐れを さけたまえ 天意にそむく 動乱をおさめたまえ ああ 戦争の狂気をば鎮(しず)めたまえ 地の上に 花咲く限り よろこんで日ごと営(いとな)み 悲しみも耐えて生きよう ああ 栄光よ ああ 地の上に平和あれ 母なる大地の ふところに われら人の子の 喜びはある 大地を愛せよ 大地に生きる 人の子ら その立つ土に感謝せよ 平和な大地を 静かな大地を 大地をほめよ たたえよ土を 恩寵の豊かな 豊かな大地 われら人の子の 大地をほめよ 讃えよ 土を 母なる大地を 讃えよ ほめよ 讃えよ土を 母なる大地を ああ 讃えよ大地を ああ 何が言いたいのか!!それは曲を左右する大きな違いです。 「青い車」と言った時に、「青い」を強調したいのか「車」を強調したいのかは作曲家にとって非常に需要なことです。 作詞者、作曲者がこの曲についていろいろと答えてくれているのでよく読んで、十分理解して演奏してください。 するとピアノの表現記号以外にある隠された表現方法が見えると思います。 参考文献 http://bunbun.boo.jp/okera/tato/tuchi_uta.htm
お礼
ありがとうございます! 何が言いたいのか、深く考えてみたいと思います。 頑張ります!
お礼
はぃ、ありがとうございます!!! 図書館でさっそくCD聞いてみますね! CD聞くという手は考えてませんでした。。 確かに、曲を深く考えたりイメージすることは 大事だと思いました☆! 絶対負けられないので、頑張ります!! ありがとうございました^^