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自覚症状の強い心室性期外収縮 (基礎疾患として弁膜症あり)
現在37歳、5年前に糖尿病・2年前に高血圧症と診断され、定期的に通院しています。現在、糖尿病については食事と運動のみでコントロールできており、高血圧についてはニューロタン50mgを1日1回、服用しております。 昨年の初めくらいから、その受診のたびに不整脈も指摘されるようになり、心電図も何度か取りましたが、特に自覚症状もなかったので「心配のない不整脈でしょうね」で終わっていました。 昨年の初夏くらいから、糖尿病の運動療法として続けているサイクリングの最中に胸の詰まり感を覚えるようになりました。最初は帰宅する頃には忘れてしまう程度でしたが、晩秋くらいから非常に辛い程度になってきました。同時に、1日中、なんともいえない気だるさを感じるようになり、サイクリングで少し長い距離を走行したり少し重い荷物をリュックで背負って走ったりすると、帰宅後しばらくしてから寝るまで、非常に苦しいほどの胸の詰まり感または激しい倦怠感を感じるようになりました。 糖尿病で通院している病院(内分泌科)で循環器科に廻して貰ったところ、ホルター心電図と心エコーを受けました。所見は「単源性心室性期外収縮が8800回、2段脈や3段脈が1700回」+「いずれも軽度の、僧帽弁と肺動脈弁の閉鎖不全症」+「胸部X線は正常、心エコーでは左心室肥大」。そして「定期的な経過観察」との処置。 そこで質問です。 *そもそも、胸の詰まり感は期外収縮の2段脈や3段脈を強く自覚したためと解釈して良いものでしょうか。 *そしてそれは、過度の運動で心臓に負担がかかり、弁膜症があるために期外収縮を誘発している、と解釈して良いのでしょうか。 *また全身の倦怠感等は、そういったサイクルにより心不全の症状が始まっているためだからか、あるいは降圧薬の副作用なのでしょうか。 *(補足)僧帽弁閉鎖不全症って、いずれは必ず進行し、手術が必要になってくるって、本当ですか? また、早期に進行させないためには余りに過度な運動等を控えた方が良いのでしょうか? 自覚症状が強すぎて困っているにも関わらず、どうも(見て貰った)循環器科医となかなか会話が噛み合わず、(今ここで質問させていただたような問いに対する)説明なし+聞きだせず、だったため、ここで質問させていただきました。 なお念のため、もしご回答がいただけるようでしたら、それらを参考に勉強させていただき、予備知識を得た上で、少し遠方の、心臓病専門の単科病院(循環器内科+心臓血管外科)に行って最高に詳しく見て頂こうかなと考えています。
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男性であれば、37歳でもあまり冠動脈CTによる被曝は女性ほど問題にならないので、冠動脈CTを施行してもいいかとは思いますが、施行時に期外収縮が頻発するようだと、とんでもない画像になりますから、期外収縮の精査としてはあまりお勧めできません。 帰宅後眠るまで続く倦怠感を心不全とすれば、慢性心不全の悪化なので体重増加を伴うのが普通ですが、体重増加がなければ倦怠感を心不全が原因とは考えにくいものがあります。倦怠感は他に原因を求めた方がいいかと思います。そもそも心不全を循環器科が見逃す事はまずありません。 >過度の運動で心臓に負担がかかり、弁膜症があるために期外収縮を誘発 ホルター心電図で心拍数の増加とともに期外収縮の増加があったのならそういう解釈もできますが、ホルター心電図で何もいわれなかったのなら、おそらく安静時のほうが期外収縮が多かったのだろうと想像します。 ただ、ホルター心電図の間に運動時の胸のつまり感がなかったのなら狭心症の否定はできていないので、トレッドミルのような負荷心電図でSpO2を測定しながら負荷をかけて運動中の胸のつまり感を誘発し、この時に心電図に虚血性変化がでたり、SpO2の低下がないか、また、負荷で期外収縮が頻発するようになるのかをチェックしてもらえばいいかと思います。 ただ、安静時に多いようだと右室流出路などの心筋の異常興奮を考えやすいです(心電図をみないと分かりませんが) なお、心血管事故はHbA1cもさることながら食後高血糖の関与も無視できませんが、肥満がないようなので食後高血糖は考える必要はなさそうです。また、尿ケトンがでていれば倦怠感の原因となるかと思いましたが、倦怠感の原因は糖尿病以外に探した方がよさそうと思われます。
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- USB99
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>サイクリングで少し長い距離を走行 早足が困難であれば、エルゴメーターで負荷がいいかと思います。
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ありがとうございます。 そうでした、その検査でした、咄嗟には検査名が思い出せませんでした(失笑)。設置している病院が少なく、受けられるところが限られているのは残念ですね。
- ebisu2002
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#1です > 先天性の股関節亜脱臼があり でしたら腎臓機能が悪くなければ冠動脈CT検査がよろしいでしょう 先回の循環器医に相談し、その病院で行っていないようでしたら近隣を紹介してもらってください なお倦怠感等について念のため甲状腺機能(FT3やTSH)の血液検査の値を確認してもらってください
お礼
補足のご回答、ありがとうございました。 いわゆる、心臓血管系の観点からの検査ですね。実はここに質問させていただいてから、その視点を見逃していたことに気付きました。ぜひ考慮して、次の診察を考えてみようと思います。 PS,甲状腺機能については、まだ自覚症状を強く感じる前(夏ごろ)に(糖尿病の)主治医が普段の血液検査の中で(さり気なく)追加項目として調べておいてくれたことがありました。そのときの結果は正常でした。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
性別は? 身長、体重、特に最近の体重の増加は? ホルター検査中の症状の有無は? HbA1c、食後2時間後血糖、尿ケトンは?
お礼
ご回答、ありがとうござます。 質問本文で抜けている点のお尋ねですね。記載漏れしてしまいました、申し訳ありません。 *性別 : 男性 *身長174cm、体重70~71kg。 最近1年間の増減は、67kg(最少)⇒76kg(最大)⇒70~71kg(現在)。 因みに糖尿病診断時(5年前)は112kg、人生最大時は120kg(30歳)。 *ホルター検査中の自覚症状は、強い倦怠感だけでした(2時間ほど) *食後2時間ではなく、空腹時の血糖値を計ることが多いのですが… (発症時)A1c=12,2%、夕食直前の随時血糖値=313。 尿ケトン体=(+)。 (現 在)A1c=5.0~5.3%、随時血糖値=80~90。 尿ケトン体=(-)。 これくらいのデータで宜しかったでしょうか。
- ebisu2002
- ベストアンサー率59% (1878/3157)
> 現在37歳、5年前に糖尿病・2年前に高血圧症と診断 5年前以前も検査をしていて糖尿病はなかったのか、検査をしていなくてそれ以前からあったのかもしれないのかはいかがでしょう 境界域程度の糖尿病でも動脈硬化の原因になります > サイクリングの最中に胸の詰まり感を覚える > 胸の詰まり感は期外収縮の2段脈や3段脈を強く自覚したためと解釈して良いものでしょうか。 症状の持続時間が長すぎるように感じるものの、むしろまず考えなければならないのは基礎疾患からも狭心症でしょう トレッドミル運動負荷試験が必要ですし、それが陰性でも冠動脈CTも行うのがいいように感じます http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec03/ch033/ch033b.html 倦怠感については不明で、心臓そのものの関与は低いかと思います > 僧帽弁閉鎖不全症って、いずれは必ず進行し、手術が必要になってくるって、本当ですか? 心エコー検査で軽度の僧帽弁逆流はよく見られる所見です 肺動脈弁に至ってはよく見れば9割の方に観察されますので病的なものではありません 当面気にすることはありませんが、 僧帽弁逆流が僧帽弁逸脱によるものと言われた場合は、悪化した虫歯などから細菌が血中に入った場合に菌が弁に住み着く原因になることが時にありますので、口内衛生に配慮し、歯科受診の際には僧帽弁逸脱のことを歯科医に伝えてください
お礼
ご回答、ありがとうございました。 *糖尿病を診断された際は、それ以前に検査は全く受けていませんでした。ただ、その半年ほど前から、1時間ほどの軽い外出でも尋常でないほどの喉の渇きや倦怠感を感じていました。そして家族が排尿後の異臭に気付き、受診を薦められて病院に行った、という次第です。 その際のA1cは12,2%、夕食直前の随時血糖値が313でした。そのため薬物療法と節制に努め、半年ほどで共に正常値になり、現在、A1cは5.0~5.3%、随時血糖値も80~90で落ち着いています。薬も、飲まなくて良くなりましたし、喉の渇きや(そのころ感じていた)倦怠感といった症状は消えました。 そのため、緊急に狭心症の疑いは持ちませんでしたが、降圧薬を飲んでいても下の血圧が90~ 100と少し高めなので、動脈硬化は進んでいるのかもしれませんね。 *運動負荷試験は受けていませんので、受けてみる必要はありそうですね。実は循環器を受診した際にも薦められたのですが、実は先天性の股関節亜脱臼があり、踏み台昇降タイプではなく自転車こぎタイプの負荷試験を頼んでみたところ、今この病院には無いから省略しましょうか、となりました。 *僧帽弁閉鎖不全症の原因は、ご指摘の通り、私の場合は逸脱によるものだそうです。なるほど、では取り急ぎ気にはしないようにしますが、歯科治療の際は注意します。 では、以上の点を踏まえ、もう一度、抜けている点の検査を中心に、再受診をしてみようと思います。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 こうして色々とご教授いただていると、少しずつですが、まだまだ、精査すべき点(受けてみるべき検査等)があることが分かってきました。それらを総合しての判断になるのですね。取り敢えずは、まだ受けていない心臓血管系のチェックと運動負荷試験を考慮して、次の受診を考えてみようと思います。 なお、倦怠感については、いま服用中の降圧薬「ニューロタン」の薬効情報に“比較的出やすい副作用(の1つ)”として記載がありました。なので次回の糖尿病検査の受診日などに、処方している(糖尿病の)主治医に確認してみます。(あと、倦怠感を訴える代表的な疾患として考えられる甲状腺機能異常については、少し前に甲状腺ホルモンの検査をして、正常でした。)