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中国の戦力が急激に高まっているみたいですが…
中国の戦力が急激に高まっているみたいですが… 今の時点で日本と同じくらいらしいですね これから中国が逆転していく可能性が高いという事ですが もしそうなったら外交的圧力を早速かけてくるんでしょうか? さすがに戦争にはならないとは思いますが それから戦力が同じと聞きましたがこれは核兵器とかも考慮してですよね? 核兵器0の日本が核兵器を持つ国と同じ戦力ってとんでもなく凄い気がするんですがそうでもないんでしょうか? 更にアメリカとの同盟も考慮されての戦力?
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基本事項として、中国は「一党独裁国家」です。 政権交代はなく、軍は「人民解放軍」で、国軍ではなく共産党軍の性格を持っています。 この背景のため、一党独裁=軍の支持が不可欠です。(天安門事件のように、軍の支持があって初めて、一党独裁が可能となります。) 軍は、強大な力を持つ官僚機構(武官で形成される)ですから、予算削減には最大の抵抗を示します。 急激な経済成長を示す中国では、国家予算も激増しており、国家予算の伸び以下に防衛費を抑えると、軍が政権に対して強固に反発して、独裁体制の基盤が揺らぎますから、防衛費は外交戦略に関係なく膨れ上がる体質です。 民主化運動が激化すると、タイで見られるようにゼネストなどの内政混乱が起きます。中国では民主化によって内政混乱が起きると、40以上を数える少数民族の自治権拡大の動きも顕在化し、経済成長が止まりますから、軍の力で民主化が抑えきれなくなる時期が来るまで、一党独裁を続け、経済拡大を目指す体質です。 つまり、その間は軍事予算の拡大が続きます。 2000年頃まで、石油輸出国であった中国は、現在すでに日本と同程度の石油輸入国となってしまい、経済拡大に従って更に石油需要が激増しています。 自他共に認める貿易立国である日本と比較しても、中国経済の貿易依存度は更に高く、輸出額の75%以上をアメリカ・日本・EUに頼っています。このように、超貿易立国である上に資源と市場を海外に依存し、なおかつ独裁体制を維持して、民主主義諸国と別路線の外交政策を取る以上、日本のように海上の安全を、特に石油輸入ルート(ペルシャ湾~インド洋~南シナ海)のシーレーン防衛をアメリカに依存するわけにはいきません。 必然的に増加していく防衛予算を、領土・領海内防衛から、シーレーン防衛に投入していくことになります。 尚、核兵器はあまりにも破壊力が大きく、通常戦力の何十倍もあります。通常兵器と性格が異なるため、あなたが質問している戦力比較としては使用されていません。 核戦力を考慮すると、日本VS中国では、何十年も前から中国側が圧倒的に強い状況ですから、既に外交的圧力はかかりっぱなしの状況です。通常戦力が日本の2~3倍に増えたところで、中国の戦力は日本の数十倍という大勢に影響はありません。 現在の中国の経済は、日本の資本と技術、及びアメリカの輸入で支えられています。ですから、日本と全面戦争になると中国経済が崩壊します。(偶発的、小競り合いが起こる可能性はありますが、拡大はしません。) 戦争にならないというあなたの見方は正しいでしょう。 日本及び世界の対中投資 http://www.jcipo.org/toukei/toukei2.html 日本貿易振興機構の貿易統計 中国の輸出額 http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/stat_02/ 中国の輸入額 http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/stat_04/
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- oshinabe
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核戦力を加味して考えれば自衛隊は中国軍にはかないません。艦船、航空機の性能差や稼働率、練度を考慮すれば防衛できるだろう、程度の差だと言う人もいます。当然、米軍は含みません。あくまで通常戦力のみの比較でしょうね。現状でアメリカに勝てる国というのは存在しません。全面核戦争で引き分けに持ち込めるのがロシア、中国程度でしょう。 プーチンが大統領になって以降、急激に息を吹き返したロシア軍。中国に刺激されて海、空軍の拡張を図っている韓国。ご指摘の中国にいつもの北朝鮮。周辺国が積極的な軍拡を行っている中、前回の防衛大綱改正により自衛隊は逆に縮小されました。 これらの国が力をつけ、逆に自衛隊や日米同盟が弱まれば戦争にならないとは言い切れません。現状においてその可能性は低いでしょうが、将来に渡って今の状況が続くとは限りませんからね。 領土や資源開発で揉め事が続いている限り、低いなりに可能性は常にあると思ってもいいかも知れません。
- 2011年 2月変更(@wwbc)
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中国軍は、「国土防衛・陸戦型」の戦力から、「海洋進出・海外覇権奪取」の戦力へと、質的転換がされている途上です。 つまり、膨大な陸戦要員を擁し広大な内陸型国土を利して、敵の地上進攻に転戦反撃して国土防衛をするとの戦略から、、近代海洋戦力(巡洋艦・潜水艦・空母)を拡大し、航空・ミサイル戦力を背景として中国周辺海域(南シナ海・東シナ海・西太平洋)の覇権を確保しその周辺陸土を中国化するとの戦略に転換済みであり、更にその線上にて戦力育成中であります。 中国軍 (中国政府ではなく) の対日最終目標は、日本殲滅(日本人皆殺し)です。 そして中国の右翼思想家の対日戦略は、西日本の中国領化です。 また、中国国家としての対日公式目標は、冒頭に述べた中国軍戦力転換に正確に呼応する、沖縄列島とその周辺海域の中国編入、西太平洋の覇権をアメリカに割譲させて自国の物とする、というもの。並びに南シナ海の完全中国化(これはほぼ完成)。 ここに台湾の中国従属化計画も関係してきますね。 中国の日本に対する武力(の威嚇)を伴った外交圧力は、中国戦力の質・量の程度に関わらず、以前から重々ありましたよ。 尖閣諸島西方海域の中国覇権は、このような武力的外交圧力によって完成されました。日本は中国の武力(の威嚇)によりその海域に対する国家権利を失った・・・という事です。 中国軍劣勢、日本側は米軍の参加もあり軍事力で圧倒。こういう過去の時代でも、中国の武力圧力が有効に働いた。 当時の中国vs日米の軍事力比は、1対100くらいのもんでしたかねえ。 この戦術的海洋覇権奪取に携わった中国人、腹抱えて笑ってますがな。 > さすがに戦争にはならないとは思いますが なぜ? 日米が逃げるからですか? 日米が逃げれば中国は前に出てきますよ。 おっと・・・ 今後の日本は米軍の力をさほどは期待できなくなっていくんでしたっけか。 戦争を前提とした駆け引き。それが覇権を決定付け、国家間の上下が定義されます。上になった国は下になった国より経済的にも利益を得、国際的発言力も高くなり、多くの国から賞賛される国家となります。 これがこれまでの歴史の現実です。 それから、中国と日本の戦力が同じくらい? と言っても、戦力には質も有れば量もあり、性格もあるので単純比較も難しいですね。 例えば中国は数隻の中型空母を建造予定か建造中かデマ中ですが、中国はそれを「張子の虎」にするつもりであり、実質的な戦力としていかほどの物になるかは、甚だ疑問です。 その空母を日米は簡単に撃沈可能ですが、撃沈すれば戦争になる… その戦争に君らは耐え切れるのか? www www と・・・ 中国人。 戦争したくないんだろうから、オラが空母を攻撃するなよ? 攻撃出来ないんだろうからオラが空母はグィグィっと太平洋の西側半分まで出て行くぜーwww 西太平洋の海洋覇権は中国軍のもんよ! ザマ見ろ日米!! と。 こういうまるで餓鬼の脅し合いのような個々の戦術要素の積み重ねで、覇権というものが決定付けられていきます。 これに対応する為には、実際に戦争する覚悟と、実際の戦争を実行する武力がないとなりません。それが日本に無い為にそれが有る米国を頼って日本近海の日本所属海洋域が守られているのであります。 これからの戦争とは、実際に戦争を行う戦争なのではなく、戦争する覚悟と戦争する武力を持ちつつ、出来るだけ戦争を控えつつ相手と渡り合う・・・という、それが大国同士の戦争です。
- lv4u
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>>もしそうなったら外交的圧力を早速かけてくるんでしょうか? 当然そうなります。 >>さすがに戦争にはならないとは思いますが いまの民主党政権では、戦う前に中国に降伏して、日本を中国にさしだすことを選ぶ可能性が大です。というか、民主党は、日本を中国の植民地にすることを目指して政治をやっているといえるでしょうね。つまり、戦争にはならないかもしれないが、敗北と同様の結末になると。 >>それから戦力が同じと聞きましたがこれは核兵器とかも考慮してですよね? それは、考慮されてないでしょう。中国は、日本の大都市のほとんどに核ミサイルの照準を合わせたままにしています。そして、中国のミサイルは精度が低いため、少々ずれても目標を破壊できるように、破壊力の大きい水爆を弾頭にしているそうです。核兵器を考慮すれば、もう日本はもう負けています。 それから、ちょっと前までは、中国のミサイルは、米国の首都まで届かないということで、「日本が核攻撃されたら米国が報復攻撃をする」というのが期待できました。が、中国の新型大陸間弾道弾は、米国の首都を射程に入れたので、米国の「核の傘」に穴がちょっと空いたって感じらしいです。 >>核兵器0の日本が核兵器を持つ国と同じ戦力ってとんでもなく凄い気がするんですがそうでもないんでしょうか? 「通常兵器に限れば」ということでしょう。ちなみに、通常兵器に限っても、日本の自衛隊は「専守防衛」という制限の元で、攻撃用兵器とみなされる武器・弾薬を持っていないようです。なので、本当に戦いになったとき「役立たず」という可能性も考えられます。また、日本は武器の改良をあまりやらないようですが、中国は研究・開発と実践配備での検証を続けており、GDPと同様に、技術でも日本を追い越すのも、そんなに遠くないかもしれません。 そして、中国は、空母も建造していますので、これが完成し、空母艦隊として就航すれば、日本のシーレーンは危うくなるでしょう。