こんにちは~。
私は、ずっと着付け習っています。
難しいのは、やはり正装、礼装としての着付けではないでしょうか?重たい着物と帯をビシィ~としわ1つなく着るのは大変ですよね。しわを防ぎ、着崩れることなくするには、体の凸凹をフラットにするわけです。普段着は、ただ単に着慣れてないからですよ。
それと、一番に思うのは、
昔、着物が普段着だった頃の、写真を見ると、すっごくいい加減な着方です。私か読んでいる雑誌「美しいキモノ」などでも、時々、昔の人の写真が出てますが、すっご~く、ズルズルの着付けでビックリです。「今日、初めて着付教室に来た超初心者よりへたそ!」のレベルです。帯板なんてないし、帯の上ににドドンと胸がのっているし…。衿もとなんて十人十色、胸元のしわはあって当然で、帯揚げは、なんじゃこりゃの結び方です。このレベルなら誰でもできるし、もともと着付けって、そういうものだったと思います。
キモノが、普段着としてなくなり、自分で着れない人に対して、礼装を着付けたり、着付け教室をしたり、商売としてするようになってから、着付けが難しくなったのだと思います。着付け30分で4000円からのお金を取るのは、やはり、プロとして、素人とは一線を画す技術が無くてはいけないでしょ。しわ無く、キッチリ、崩れなく、帯も、普通のお太鼓や、ふくらすずめでは商売にならないので、どんどん複雑かしていくわけです。 難しいのは、そのレベルのことではないですか?
昔レベルなら、一日でマスターできるし、道具も要らないです。
今は、着付け自体が商品というか、お金のかかるものなので、難しい物になっているのではないでしょうか?
お礼
なるほど!服といっても、着物の場合は、人間が中心ではなく、着物が中心、ということですね。動作の美しさ、日本人独特の考え方かもしれません。ありがとうございました。