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正四面体と球 (東京大)
(問題) 正四角錐Vに対し、その底面上に中心を持ち、そのすべての辺と接する球がある。底面の1辺の長さをaとするとき、Vの高さを求めよ。 (東京大) (解) Vの頂点をP、底面をABCDとし、対角線ACとBDの交点をOとする。 球の中心は底面上にあり、正方形ABCDのすべての辺と接するから、球の中心はOで、半径はa/2である。 次に、平面PACによる切り口を考えると、球が辺PAと接するから 辺ADが球と接する点をM、辺PAが球と接する点をNとすると、△AOMと△AONは合同である。 よって∠PAO=45° Vの高さはPO=AO=(√2/2)a これは参考書に載っていた東大の入試問題です。 解けずに回答を見たところ、「Vの頂点をP~半径はa/2である。」のところまでは理解できたのですが、それ以降が分かりません。 なぜ球が辺PAと接するから△AOMと△AONは合同? なぜ∠PAO=45°? なぜVの高さはPO=AO=(√2/2)a? 詳しい解説をお願いします。
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回答No.1
△AOMと△AONで、 OM=ON(球の半径) AO=AO ∠AMO=∠ANO=90° よって、直角三角形の斜辺と他の1辺が等しいので合同です。 次に、OM=AM=a/2なので、△AOMは直角二等辺三角形 よって、∠OAM=45°=∠OAN(∠PAO) そして、∠AON=45°=∠PON、しかも∠PNO=90° なので、△PNOも直角二等辺三角形です。 よって、AO=PO=(√2/2)a (1:1:√2から)です。