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「妻の膝の痛みにヒアルロンサン使用は是か非か」
「妻の膝の痛みにヒアルロンサン使用は是か非か」 県内の名医、2医院にMRI受診しましたが、膝の半月板に少し 傷が有るとの事です、一方の医院では、安静にする様に、方や 片方の医院ではヒアルロンサン注射と、飲み薬の 痛み止め、炎症剤、他に漢方薬を頂きました 確かに痛みは有りますが、前者の保存療法又は、後者の 薬療法のどちらの治療法が適当か詳しい方教えて下さい。
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当たり前ですが、半月板の損傷は時間がかかっても無理をしなければ体の治癒力で自然に修復します。痛みが和らぐまで、しばらくはできるだ安静にしておくことはそれを応援することになります。 生活がありますのでそうも言っておれない事も多いかと思いますが、どうしてもという時は固定サポーターの使用もやむを得ないでしょう。 また、薬物は使わないにこしたことはありません。しかし耐えられないほどの痛みがあれば、使用もやむを得ないのですが漫然とは使わないことです。 「痛み」は体自らが血管を拡張して血流を増やし壊れた組織に必要な酸素や栄養を送り込んで修復しようとするときに発生するものです。例えば切り傷ですが、はじめは痛みを伴いますが何もしなくとも次第に傷が自然に塞がって元通りになりますね。一度は経験されてると思いますが、同じことです。 この「痛み」を理解しておいてください。体が必死で治そうとしてるからこその「痛み」です。当然ですが組織の破壊の程度に応じて治癒力も違いますので、「痛み」の度合いも違います。 治癒にともなう「痛み」ですので無闇に漫然と薬で「痛み」を抑えることは治癒力を落としてしまうことになります。 治療の基本は温めて血流を良くすることです。血液を送り込まないと壊れた組織は修復できません。
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- o120441222
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私は後者に一票です。はっきりいって前者は保存療法とは言いません。 よく言うなら経過観察、悪く言えば放置です。これでは治るものも治 らなくなると思います。 膝の関節には元々水があります。関節炎を起こしたときに皆さんよく 「水がたまった」 といいますよね?あれは普段もあるもので、炎症が 起こったときに過剰に増えるので “溜まった” と表現しています。 ヒアルロン酸とは水の成分の一部です。炎症が起こった水は非常にサラ サラして軟骨を保護する機能が落ちています。ですからこの状態で膝を 使うと、軟骨の磨耗が進みます。注射はこの水の異状を、水と同じ成分 であるヒアルロン酸で補います。成分が正常に近づくことにより、抗炎 症効果、軟骨の保護など狙います。 軟骨や半月板は血管で栄養されていませんので、努めて血行よくする効果 はそれほどありません。先ほどいった水で栄養されています。ですから注 射で水の環境を整える効果のほうが、大きいと思います。しっかり痛みを 取ることに専念しましょう。病院の治療は勿論ですが、ご自分では三つの ことを注意してください。 激痛時にお風呂で温めない 激痛時にマッサージはしない アルコールは控える です。これらは炎症悪化させます。 加温、冷却にとらわれず、保温に努めてください。 ですから放置することにメリットはなく、必要以上の安静は、筋力が落 ち、骨が弱くなり変形してくる、軟骨の減りは驚異的です。痛みが全く 取れない。全然歩けなくなる。将来的には人工関節置換術が必要になる などデメリットしかないです。 歩けなくなれば行動範囲は狭まり、趣味、旅行、生活行動にも支障が出 てきます。家族の負担も増えるでしょう。 何を恐れているのか分かりませんが、痛みを耐えるメリットは一つもあ りません。今しっかり治療すれば短期に治ります。放っておけば置くほ ど治りは悪くなります。痛みが我慢できなくなって治療をはじめた時に は、軟骨は減り、膝の動きも悪く、治療に要する時間も薬も多くを要す でしょう。最悪、治らないで現状維持が精一杯かもしれません。(そう いう患者さんを山ほど見ています)減ってしまった軟骨は絶対に再生し ません。しっかり痛みに対処することは、治療上一番大切なことです。 もう一度、本人、医師と良く相談して治療を進めてください。 お大事にしてください。
お礼
有難うございました、無知な私です、何処の誰に相談して良いやらと思っていました 早速予約していた医院で来週からヒアルロンサン注射を施します、有難う御座いました。
お礼
大変有難うございました、色々迷いましたが albert8さんの言われた通り薬物を使用しない 保存療法を試みて見ます、重ねて御礼申し上げます 有難うございました。